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Posted by ブクログ
スマトラでの大地震。
ものすごい財産を持った女性が、そのショックでPTSDに。
4年ものあいだ、面倒をみてきた弟が
岬美由紀に、カウンセリングを依頼。
ところが、弟の欲深さを知った美由紀は・・・。
その弟は、メフィストコンサルティングのダビデに依頼してしまう・・・。
日本に戻った美由紀は、嵯峨の患者の「ボタン恐怖症」の女性。順子を
交互にみることになり。
その女性の症状のきっかけは、無差別殺人を目撃したことだったため、
執拗にマスコミが追いかけてくる。
軽井沢へ療養がてら美由紀は、連れ出し、そこでマスコミの対応をすることで
順子は、自分の責任を果たしたいという思いからも開放されることになる。
ところが、美由紀のいるところに事件あり。
順子に近付いてきた男性。
学生の部活の顧問の知り合いだったと声をかけてきたが・・・
実は、ジェニファーの手下。
それを知った美由紀は、やはりおとなしくは出来ないと、
順子のためにも、無差別殺人を犯した犯人を捜すことを始めてしまう。。。
しかし、この新シリーズ、
最後の最後で、ダビデだの、ジェニファーだのが、
美由紀と直接対決をついにすることになるんだね。
なんか現実感がなくて、不思議な感じなんだけど・・
「物語」として読むには、小説なんだから、別にいいのかなー
現実感がなくても。
この世界観は独特なので。。
Posted by ブクログ
スマトラ島地震で記憶を失ったインドネシア人女性の記憶回復にカウンセラーとして訪れた岬美由紀が、その女性富豪の莫大な隠し財産を巡って暗躍するメフィスト・コンサルティング、ダビデと対決。。。から始まって、メフィスト・コンサルティング傘下、マインド・シークコーポレーションのジェニファー・レインが、過去の失敗を帳消しにしようと、ノン・クオリアと手を組んで。。。
なんかもう、話があっち(ダビデの過去や)へいったり、こっち(ジェニファー・レインの過去とか)へいったりしているので、お話の本筋(これも良く見えません)に没入できませんで、そうなると心理戦も、ハイテク機器も、少し高みの見物になってしまいます。すると、没入できていれば面白かったお話も、あきれた「とんでもネタ」の様相を呈してきているような、、、そろそろ「マンネリ」ということでしょうかね。
(2008/10/23)
Posted by ブクログ
松岡圭祐による千里眼新シリーズ第9弾の上巻。
本作では久しぶりにダビデが本領を発揮し、世の中を大きく動かす様がまざまざと描かれる。それはインドネシア大津波で精神を病んだ女性を正気に戻して欲しいという弟の依頼を叶えるためにアフリカで核爆発を起こさせるほどの実力を持っている。そのアフリカでも、ボタン恐怖症に陥った娘を治して欲しいという独裁者の依頼を受け、一週間でそれを解決して見せる。その手法は冷酷でもあり、人の命と引き換えに利益を得るメフィストコンサルティングの大黒柱として揺るぎない地位を得ていることを改めて読者に実感させる。
その対比のように、同じ特別顧問であってもジェニファー・レインは雑で詰めの甘い人物として描かれ、美由紀の手によってその存在が白日の元にさらされる。
メフィストコンサルティングにノン・クオリアが絡み、物語の先が気になる。相変わらずのテンポの良さでページを繰る手を休ませない。美由紀とダビデがこののちどのように絡んでくるのかも興味を引く要素の一つだ。
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