榎田ユウリのレビュー一覧
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カブキブ!全7巻 開演の第一巻
高校1年男子クロは、歌舞伎が大好
進学した高校で歌舞伎部を創ろう!と友人の男子トンボと活動を始める
とりあえず同好会創設を目指しメンバー5人を勧誘
演劇部のヅカ的スター女子
日本舞踊の名取の女子力高め男子
コスプレ衣装の女神
まずは三人を口説き同好会設立
ここに本物の梨園の子息と梨園の隠し子が加わわるかな
期待していた歌舞伎豆知識もあり
今回の演目は「三人吉三」
お嬢吉三、お坊吉三、和尚吉三の三つ巴
三人とも事情を抱えた盗賊
お嬢吉三は女装男子でお坊吉三との恋もあり
大金と宝刀をめぐって、最後は三人差し違え
書下ろしとのことだけど、いかにも途中な感じで1巻 -
Posted by ブクログ
榎田ユウリさん初読みです。2000年に本作でデビュー、主にライトノベルで活躍、榎田尤利名義でも活動、BL作品多数などと紹介されています。本書を手にしたのは、BLよりタイトルに惹かれてです、連日猛暑だけに‥。
榎田さんには人気シリーズが多くあり、本作は「魚住くん」シリーズ(現在5作品)の第1作です。かつて「耽美」などと呼ばれ、BLの呼称がなかった時代の作品で、伝説的な価値があるとのことです。
物語は、不思議な美貌の魅力により、男女問わず虜にしてしまう魚住と、その周辺人物たちの群像劇です。魚住には重い過去の背景があり、味覚障害や栄養失調などの他、感情表現が上手くできず、何事にも無頓着な態 -
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死 ― 誰にでも訪れるが、誰もがその訪れを自覚して迎えるとは限らない。そして自分が死んだことに気づかないでいる者は、肉体が崩れ去るまでルーティンどおりの行動をとるという。
そんな「生ける屍」状態の者を放置しておくと日常社会に支障を来たしてしまう。そこで登場するのが死神だ。
死んだことを説明して納得させ、死を受け入れる契約書にサインさせる。そんな奇妙な営業活動を明るくこなす死神を描くオカルトファンタジー。
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うたた寝から目覚めた俺はノロノロと起き上がった。そのまま洗面所に行き顔を洗う。今朝はなぜか水の冷たさをさほど感じない。まだ2月とは言え、どうやら今日は -
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現代の東京にて 若き武士×英国ジェントルマン
榎田さん、デビュー20周年記念作品
単行本の装画は、萩尾望都さん
文庫本の装画は、丹地陽子さん
どちらも素敵
萩尾さんが平成ぽくって、丹地さんが令和っぽいかも
現代の武士と言っても、地域社会への貢献といった高度ボランティア活動的納得の設定
ただし、主人公の武士くんは生粋の武士気質
そこへ英国から金髪碧眼美貌のジェントルマンがやてきて同居生活が始まる
設定に捻りがあるけれど、ストーリーは現在の社会問題を柔らかく描いています
時折、武士語と英語を掛け合わせたようなハイソなギャグがひかります
二人の優しさが溢れてます
ラストはユウリさんらしく、ほんのりブ -
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ネタバレ40歳。公認会計士。理性的。高圧的。
全然良いところがない、はずなのにどうしてか嫌いになれない。たぶん、杏樹のことを一途にただ好きだったのが感じられたからだと思う。子供のまま大人になった不器用な人間。可哀想な人。
最後に杏樹と対面するシーンが苦しくて仕方なかった。
「好きという気持ちが曇ってしまった」というやるせなさに胸が痛くて、涙が止まらなかった。
全体を通じてりっちゃんがようやく大人になろうとしていく姿が見られたけれど、遺言や貸金庫、神鳴の日記のあたりのストーリーもちゃんと面白くて好きだった。
信じられないほど読みやすくするする入ってくる文章に驚き。