あらすじ
「御指を、いただきたく存じます」
洗足伊織(せんぞくいおり)のもとに現れた老婦人は、
妖人《鬼指(おにゆび)》と名乗る。
刃を手に、指をくれと迫りながらも、彼女はひどく怯えていた。
他にも《シシン》、《天邪鬼》と、存在しないはずの妖人たちが伊織に近づく。
青目の関わりを察した伊織は、
家令・夷(えびす)にある指示を下す。
一方、刑事の脇坂(わきさか)は『麒麟の光』事件の真相を追う。
そこには正体不明の《鵺(ぬえ)》の気配が潜み……。
本当に悪い奴は、誰なのか。
妖人探偵小説第8弾。
感情タグBEST3
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初回特典の描き下ろしショートコミックペーパーが挟まってた✨つらい展開になっていくので、ほっこりさせてもらいました☺️マメくんかわゆい
不気味で正体のわからない鵺と正体はわかっているけれど不穏な存在の青目。先生の神経が焼き切れそうです!脇坂くんが…!(泣)
本筋とは関係ないけど、白菜の「名もなき家事」のくだりなんかを読むと、榎田ユウリは女性なんだなあ、それも主に家事を担うような立場なのかな?と連想させられる。
ポン酢生卵で白菜ミルフィーユ鍋、やってみよう〜
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本作に特有の幕間に挟まれる誰の回想か分からないシーンも相まって《鵺》の存在がより不気味になっているように見える。
青目も《鵺》も結局家族に執着するんだなあと思った。
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わ、脇坂ぁー!!
こんな終わり方されたら居ても立ってもいられないんですけど?!大丈夫なのかー!!涙
これはもう妖琦庵の出禁は音速で解除でしょう、先生!!
脇坂ぁー!!涙
さて、そろそろ落ち着こうと思います。
ラスト辺りは連続で読んだ方が良いとみんみんさんにご助言頂いたのですが、本作を読んでまさしくその通りだと思いました。
今回は事件が起こりません。いや、起こるには起こるのですが今までとは様子が違い、薄気味悪い影が洗足先生の周りに纏わりついて来るように…。
先ずは街中で理性を失った男が鉈を振り回して洗足に襲いかかる。勿論、夷がこれを撃退するのですが、男は「リセイの、ツミを知るッ、シシンだ!」と不可解な言葉を残して逃げてしまいます。
次に今にも倒れそうな悲壮感溢れる老婦人が妖琦庵に尋ねて来ます。自身を『鬼指』の妖人だと名乗り、丁寧に洗足の指が欲しいと土下座。しかも指を貰えたなら自身の命を差し出しても良いとまで。
いくら土下座が素晴らしくてもはい、指チョンパ♪とあげる訳にはいかないので、丁重にお帰り頂く事に。
こちらは甲藤が颯爽と現れて解決してくれたのですが、イケメンにお姫様だっこされる老婦人…なんか…イイ…
もう1人『天邪鬼』の妖人と名乗る女子が登場します。パパ活でトラブルに巻き込まれ弁護士である小鳩さんの元に相談にやって来たのです。
飄々と今どきの女子大生を気取る️咲花。ですが小鳩はその行動が緊張の表れだと見抜きます。その時はパパ活で怖い目に遭って警察に突き出され、初めて弁護士と対面したからだと思っていたのですが…
そうか、そういう理由だったのか。
辛かったね、咲花ちゃん…。
今回は本当にギリギリを書くことが出来ない程に、今までの事件が集約して行きます。
これを書くのも危ない気がする。
『シシン』『鬼指』『天邪鬼』
この3つの妖人に隠された意図とは?
もう、面白いじゃないのー!(これしか言えない)
シリーズ物の醍醐味を味わってはいるのですが、ただ、どんどん洗足達家族の精神値が下がって行ってるのが心配です。
唯一明るい話題といえば脇坂と小鳩さんが良い感じになっている位ですね。
その脇坂も最後にあんな…脇坂ぁー!!
途中、シシンだと名乗る木村を追う夷もまさかの人物とうっかり会ってしまいボロボロになるし、鬼指である老婦人の行方を探す役目を任命されたマメちゃんと護衛役の甲藤も危険な目に遭うし、おまけにマメちゃんが助かったのは良かったけどまた落ち込んで悲しんじゃうし…
せっかく洗足から大役を仰せつかって、甲藤も喜んでいたのに。
でもマメが甲藤に友達だと告げるシーンは本当に良かった。ここに来て泣けるじゃないか。
最後のあのシーンは始め、甲藤かと思ってたのにまさか、まさかの…脇坂ぁー!!(しつこい)
今回は復讐がキーワードです。
傷付いている相手は容易に洗脳しやすい。詐欺と同じです。心が弱っている時には言葉巧みに操られやすい。
そう言う人間を放っておけない洗足先生には辛い回となりました。それでも心を押し殺し、青目と自分は違うと毅然と言い切る洗足…誰か…
洗足も助けてあげてー!!(こればっか言ってる)
あと今回は青目の洗足に対する執着が並ならぬものである事を再確認するエピソードが出て来ます。
歪んだ愛情がおっかさんではなく、洗足に向かったのですね。
青目も手強かったですが、ラスボス鵺が強すぎて全く勝てる気がしません。
天才がその頭脳をどえらい方向に使ってくると、こうもやっかいになるのか。しかもまだ本気を出していないご様子です。
こんな人が全力を出して来たらスカウターが振り切れて爆発するんじゃないのか?!もう太刀打ちできるのは夜神月くらいじゃないの?!
と、錯綜する位にやばいですが、同じ位の頭脳を持った洗足と、鱗田たちの元気玉に期待するしかない!!
ドラゴンボールとデスノートのレビューじゃないってばよ!(知っている有名な漫画を根こそぎ出してみる)
ふざけてる場合ではないのです、次の最終巻が今から怖いです。
どんな対決になるのか?!青目と洗足は果たしてどのような結末を迎えるのか?!
心を強く持って挑みたいと思います。
脇坂、無事なんでしょうね?!起きたら「知らない、天井だ」とか言わないでしょうね?!(いや言っても良いけどさ)
さて、今回も最後のほっこりご褒美である中村さんの書き下ろし漫画は甲藤が登場。
予想の10倍はイケメンでビビりました。
そうかあ、あれが1Qさんかぁ…。
Posted by ブクログ
シリーズの中で一番暗く、救いがなく、重い。
「家族」がテーマの物語で、今回、「被害者家族」「加害者家族」が交錯し、複雑な気分にさせられる。
「被害者の家族」が「被害者」に対して心を痛めるのは当然だが、「加害者の家族」も「加害者」に対して心を痛める。
伊織が青目を見限れないのも、「家族」として受け入れて過ごした過去があるから。冷静に冷徹に振る舞っていても、どうしようのない悪人の青目を見捨てられないのは、伊織の情の深さ、優しさなんだろうと感じた。
マメや夷のように血が繋がらなくてもお互いを想い合える「家族」。血が繋がっていても、上手くいかない「血縁」。
私自身、血縁関係の多いため、どうしようもない屑の親族がいる。
もう、何年も会っていないし、家族の縁もあまり感じないが、悪さをせず平穏に過ごしてほしいと願う気持ちはある。
青目とは比にならないが、伊織の心情には及ばないが、「家族」と言うことを意識しながら読んだ一冊。
救いが少なかったが、2023年7月に続刊が発売で何やら事件があるものの、平穏が訪れていそう、と希望が持てるので、このまま「ラストシーン」へ、、、。
Posted by ブクログ
ラスボスとの最終決戦で
もうみんなボロボロ(u_u)
すっごいところで続く…
早く次巻出してくださいm(_ _)m
表紙は脇坂〜イケメンです\(//∇//)\
Posted by ブクログ
妖琦庵シリーズ8作目です
残り3冊で終わると思ってたら
次回が最終巻で、10冊目は番外編だっていうじゃないですか(´⊙ω⊙`)
危なかったー
心の準備ができぬままに完結するところでした笑
雪さん教えて下さりありがとうございました
もう残り3冊なので
全てまとめて取り寄せましたᕦ(ò_óˇ)ᕤ
思い切り楽しみたいと思います!
さて表紙をご覧ください
こ、これはもしや脇坂では!?
やっと脇坂さんがお目見えしました(//∇//)
あーこんな感じなんだなぁ(*゚▽゚*)
私の推しの芳彦はどんな姿なのか
結局分からずじまい。
雪さんのレビューで書き下ろし漫画がなんとらやってみかけたんですが
どこに載ってるんですか_:(´ཀ`」 ∠):
私違う本読んでるのかな、、、
そしてラスト目前ってことで
暗い。
作中は冬ということもあり
冷たくて暗い
終始不穏な空気が漂っています
もうこれ以上は無理なのよ、、、
みんなボロボロです
鵺の正体も明らかになりましたね
あー青目。゚(゚´Д`゚)゚。
過去の事件がいろいろ出てきましたが
細かい名前などはちょっとわからなくなってる-_-
自分の記憶力よ、、、、
そして終盤
事態は大きく動き出します
あーどうなっちゃうのよ:(;゙゚'ω゚'):
あー怖いけどラストまで見届けます!!!
Posted by ブクログ
シリーズ第8弾です。
audibleにて。
『シシン』『鬼指』『天邪鬼』と実際には存在しない妖人が伊織の周りに現れ、伊織の指や腕を奪おうとする。
小鳩ひろむが青目から聞いた麒麟の隣にいる鵺とは?
誰が1番悪いやつなのか?
洗足先生も脇坂くんも大変な事になってます。
次の巻は物語としては最終巻。楽しみのような、終わって欲しく無いような‥。
Posted by ブクログ
やっと入手できました。
雪さん、ひょっとして待っていて頂けましたか!?本当に申し訳ないですm(_ _)m
今回の表紙は、洗足先生が血の出た女性を抱えているし、何か只事ではないな、、、という感じ。
洗足さんの元に、指をくれという『鬼指』や『シシン』や『天邪鬼』等の存在しないはずの妖人が現れる。
鵺が現れてから、何だか急に気持ち悪い展開になってきた。鵺って何なんだよーーー。
鵺が誰なのか?
まぁ、何となく想像は出来ちゃうけど(⌒-⌒; )
終わり方もかなり緊張感が漂ってきたが、彼は大丈夫なのか!?
次の巻気になるなぁ。。。
今週は期末決算月で、休み時間も昼休みもなく、読める時間が酔っ払いの時間しかない。゚(゚´ω`゚)゚。
酔っ払いの時間に読んだ話は、悉く頭の中消えてしまう(ToT)
今朝起きて、昨日読んだところをもう覚えておらず朝食を食べながら再読。。。↑アホですね(-。-;
過去の事件もかなり忘れていたなぁ。
このシリーズは一気に全巻読んだ方が楽しめるのかも!?
本はシラフの時に読むのが一番ですね♪
Posted by ブクログ
はい、ラス前の『妖奇庵夜話』は鵺ってどんな奴?回です
リスナーの皆さんから寄せられた鵺に関する質問に伊織先生が答えていくっていうそんなお話し
清々しいくらい嘘!でもそんなに大きく外れてもいない
で、鵺どんな奴やねん?て話なんですが、めんどくさいので一言で片付けます
ラスボス
分かりやす!
いや、分かりやす!って大きい声でいうことで洗脳しようとしてるだけ!具体性なし
しっかーし!そんなことはもはやどうでもいいのです(逃げた)
一番大事なのは、ワッキーの恋なのですよ!ワッキーの恋が成就することなんですよ!
それさえ叶えば、鵺などどうでもいいのです(いやよくないだろ!)
どうか、幸せにしてあげて下さい
どうか、ワッキーを幸せにしてあげて下さい
それさえ叶えば、他は何人死のうが構いません(いやダメやろ!)
Posted by ブクログ
脇坂さ〜〜〜ん!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
伊織さ〜〜〜ん!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
「麒麟の隣に鵺がいる」
前回の事件の真犯人は、青目か?鵺か?
しかし、ここで登場する鵺って、誰やねん?
まぁ、真実は、この話しの中で、分かるし、ある程度、想像は付くと思うけど。
何か、凄い家庭環境やな…
伊織さんも…
弟は、青目で…
鵺は……………
これでは、一概に、青目を責めなくない気持ちも分からないではない。
でも、今まで、犯してきた事からも、もう分かり合えんのやろうな…
かなり、心の葛藤はあるにしても…
鵺とは、もうムリにしても。
色んな、犯罪絡みの小説読んでるけど、やっぱり、成長過程に、色々あると、やはり犯罪を犯す傾向が高いのかな?
何か、それ考えるとやり切れなくなるわ。
本人より、他の要因に大きく左右されるって。
確かに、そんな中でも、立派に成長していく人は、いるにしてもね。
あ〜あ〜!どうなるんやろ。
もう一度!
脇坂さ〜〜〜ん!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
伊織さ〜〜〜ん!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
これで、誰か、気になって、すぐ読むやろ!(^_^)v
Posted by ブクログ
[鬼指][シンシ][天邪鬼]と名乗る妖人が伊織の周りに現れる
彼等の目的とは?
前回からはより密接に話が繋がっていて今回もものすごく気になる所で終わってしまった
[鵺]の本当の目的が分からないので不気味
ラストに向かって行く感じで次も楽しみ
Posted by ブクログ
表紙デザインの割にはなんということはない、前巻までのでっけぇ事件と朧げに見えてきた結末に続く次巻との幕間の巻だな、と油断していた。そう、油断していたんですよ…
洗脳は怖いです。
続きがとても気になります。つくづく、洗脳というのは怖いです。知らず知らずのうちに、洗脳をする者に意図された行動をとってしまうのでしょう。この本を読んでいるといつもオウム真理教の事件を思い出します。
Posted by ブクログ
発売してすぐ買ったのに、なぜか残り8分の1くらいを残して読めなくなってしまってしばらく放置していた謎。
ようやく読み切りました。
青目や鵺の存在に脅かされる日常やキャラクターたちに疲れてきたのかもしれない。。一息着く場所が欲しい。早く平和な生活が訪れて欲しいなぁ。。
できれば青目とは和解して欲しいけど、なんとなく鵺も青目も最終的には死んでしまいそう。
続きが気になるけど、ある程度元気がないと読めないかもしれない(笑)
Posted by ブクログ
シリーズ8作目。
これまで凄惨な事件が起きても、どこかほのぼのとした雰囲気が漂っていたけれど、ここ数作、伊織や夷さんの焦りが、否応なく物語の緊迫感を増している。
そこには前作で浮かび上がった黒幕とも言える存在が大きい。今まで、何の罪悪感も持たず人を傷付ける青目との決着が終着点だと思っていたのに、更にその後ろで糸を引く鵺の存在が明らかになり、今作ではついに伊織と対峙する。
そろそろシリーズ終盤が近いのか、色々と動き出した物語。ラストの脇坂さんや夷さんの容体も気になるし、目が離せない。
Posted by ブクログ
可能性は確かにあったけど、最後の最後でいきなり新キャラ登場ですよ。この土壇場で。色々丸っと包み込むような新キャラが。
脇坂くんがライバル?差し置いてあの立ち位置に行くとは。。。
続きが気になります!
2024.9.29
154
Posted by ブクログ
伊織に回りに巻き起こる不可思議な事件。
裏で糸をつく鵺の存在。
一気にストーリーが加速しだした。
青目以上に不気味な鵺。
なぜ伊織の母・タリは彼と結ばれたのか?
青目の母とは?
もしかしたら、他にも異母兄弟がいるのか?
とりあえず次巻を読まなくては。
Posted by ブクログ
読み易いので一気読みをしたけれど、好きか?と言われると微妙な作品
主人公がヤンデレな弟(今回父)と、他の大事な物を天秤にかけて、でもでもだってと悩んでるうちに、事態が悪化してる所にイライラする
優しいと言えばそうなんだろうし、あの弟はアウトだよねー、じゃあ見捨てまーす!じゃ小説にならないと言うのは分かる、そこがハラハラして好きと言う人には刺さる展開なんだろうけど、私はダメかな
Posted by ブクログ
2020/10/31
やばい、全然覚えてない。見失ってる。
と思ったけどコレ1冊飛ばしてるな。
まあその前も覚えてないんだけど。
シリーズが進むと話が暗くなりがちで嫌だなぁ。
脇坂クンがスイーツの話もせず、ウロさんとの世代間ギャップの笑いもなく。
青目も解決してないのに親父まで出てきたよ。
伊織のいつ死んでもいいねんみたいな言動も美しくないよ。
飛ばしたところ補おうか迷うなぁ。もういいかなぁ。