あらすじ
「御指を、いただきたく存じます」
洗足伊織(せんぞくいおり)のもとに現れた老婦人は、
妖人《鬼指(おにゆび)》と名乗る。
刃を手に、指をくれと迫りながらも、彼女はひどく怯えていた。
他にも《シシン》、《天邪鬼》と、存在しないはずの妖人たちが伊織に近づく。
青目の関わりを察した伊織は、
家令・夷(えびす)にある指示を下す。
一方、刑事の脇坂(わきさか)は『麒麟の光』事件の真相を追う。
そこには正体不明の《鵺(ぬえ)》の気配が潜み……。
本当に悪い奴は、誰なのか。
妖人探偵小説第8弾。
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Posted by ブクログ
本作に特有の幕間に挟まれる誰の回想か分からないシーンも相まって《鵺》の存在がより不気味になっているように見える。
青目も《鵺》も結局家族に執着するんだなあと思った。
Posted by ブクログ
発売してすぐ買ったのに、なぜか残り8分の1くらいを残して読めなくなってしまってしばらく放置していた謎。
ようやく読み切りました。
青目や鵺の存在に脅かされる日常やキャラクターたちに疲れてきたのかもしれない。。一息着く場所が欲しい。早く平和な生活が訪れて欲しいなぁ。。
できれば青目とは和解して欲しいけど、なんとなく鵺も青目も最終的には死んでしまいそう。
続きが気になるけど、ある程度元気がないと読めないかもしれない(笑)
Posted by ブクログ
2020/10/31
やばい、全然覚えてない。見失ってる。
と思ったけどコレ1冊飛ばしてるな。
まあその前も覚えてないんだけど。
シリーズが進むと話が暗くなりがちで嫌だなぁ。
脇坂クンがスイーツの話もせず、ウロさんとの世代間ギャップの笑いもなく。
青目も解決してないのに親父まで出てきたよ。
伊織のいつ死んでもいいねんみたいな言動も美しくないよ。
飛ばしたところ補おうか迷うなぁ。もういいかなぁ。