榎田ユウリのレビュー一覧

  • 夏の塩 魚住くんシリーズI

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    最初は魚住くん周りの群像劇感が強かったが、途中から結構二人の感情が揺れ動き始めてよかった。

    久留米は……いつから恋愛感情になったんだろう
    まあそれは魚住くんもそうか……

    どっちも、一緒にいると心地がいい、ということから来てるのかな…

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    2026年10月06日
  • ここで死神から残念なお知らせです。(新潮文庫nex)

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    何となく死神というのは寡黙なイメージがあったが、びっくりするぐらい喋る死神だった。
    自分では死んでることに気が付かないってのは、ありそうだなと思った。
    いっとき流行った霊能力者とかも地縛霊のことそんなふうに言っていた気がするし。

    ただ、なんだか突然「死」を意識した人たちの行動というのがあまり腑に落ちなかったなと言う気持ち。
    もう少しセンシティブな話にならないと、どうしても胡散臭いという気持ちにしかならないし、「崩壊」の設定もなんだかあやふやでハテナな部分は多かった。

    多分死んだつもりで1歩を踏み出せば、色んなこと前向きに考えられるようになるよというような話なんだと感じたが、全体的にのめり込めない話だった。

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    2026年10月06日
  • 殺し屋がレジにいる

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    ネタバレ

    タイトルから予想したのは、レジのおばちゃんが殺し屋だった‥けど、違った。スーパーのレジのおばちゃんは、主人公の冴子。50代前半、身長174㎝、バツイチ子無し。
    ある日、ブルース・リーのようなジャージを着たおばあさんが、身のこなしも鮮やかに迷惑客を撃退するのを目撃する。モラ旦那に苦しめられている親友の朝美を助けるために、そのおばあさん-グロリア-に、弟子入りを志願。しかし、グロリアが働く老人ホームには怪しげな人物が何人もいて‥。

    前半は、冴子の家族、別れた元ダンナ、理不尽事なかれ主義のスーパーの店長、朝美のモラ旦那と、嫌なヤツがワンサカ出てくる。正直、読んでいてフラストレーションがたまった。え、今何を読んでるんだっけ?と考えてしまうほどに。
    金髪ベリーショートにした冴子がグロリアに弟子入りしてからも、雰囲気はあまり変わらない。冴子は処世術として「すみません」が口癖になっていて、グロリアに「元ダンナにちゃんと怒ってこい」と言われてしぶしぶ元ダンナに会いに行くも、先に謝られてしまったりと、なかなか思ったようにはいかない。
    それでも、老人ホームの掃除や、グロリアと仲間たちに精神的にも鍛えられた冴子は、皆の協力を得て、ダンナに軟禁状態にされていた朝美を助け出し、ダンナを暴力ではなく精神的にキッチリと追い込む。やーっときたスカッとシーン。
    そして、自分を蔑ろにしてきた家族にもキッパリと自分の意見をぶつける。冴子、頑張った!

    一段落したと思ったら、実は引退した殺し屋の隠れ里的な役割を担ってきた老人ホームが、組織の標的になってしまう。元情報屋だった入居者の孫(まだ中学生の女子)に助けを求められた冴子は、「子どもを危険な目に合わせられない」という至極真っ当な思いを胸に、命の危険がある現場に踏み込んでいく。ちょっと前まで普通のパートのおばちゃんだった冴子が!

    冴子の頑張りやグロリアたちの活躍で、組織の襲撃をしのぎきり、ひとまずは平穏な日々が戻ってくる。
    とにかく口が悪いグロリアにはイマイチ共感出来なかったけど、過去をチラ見せしてくれて、そのくだりはまあ、良かった。

    いちばん、この人コワイなと思ったのが、老人ホームの責任者。最初は爽やかイケメンとして登場して、冴子にも親切だったけど、元殺し屋を匿うために老人ホームを作ったくらいの変わり者であり‥グロリアが大好きな枯れ専であり‥実は横暴な父親を殺した過去もあり‥。グロリアの殺しの場面を目撃してしまった冴子を、グロリアたちが生かしている事を不思議がり、「僕だったら殺すのに」と、あっけらかんと言えてしまう‥怖っ!

    想像していた話とはだいぶ違っていたけど、まあまあ面白かった。冴子や朝美の境遇が、身につまされ過ぎて、私はこの手の話にあまりそういう事は求めていないので‥ちょっとマイナスだったかな。

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    2026年09月27日
  • 殺し屋がレジにいる

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    本の雑誌の書評で知って読んでみた。
    自己肯定感の低いオバさん主人公がカッコ良く成長していく話ではある。

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    2026年09月23日
  • 殺し屋がレジにいる

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    なんかレジはあまり関係なかったような??
    冴子の家族や朝美の夫など、冴子の周囲はあまりにもひどい人たちばかりでイライラした。
    冴子が強くなって彼らに立ち向かうのは爽快かもしれないけど、殺し屋のほうの話はよくわからない。
    何のためにどう動いているのか詳細はないし、昔の相棒との絆でいい話風にまとめてるけど、彼女たちも掃除屋も情報屋も、みんな殺しに関わってきたんだよね?
    ラストの山田グロリアの登場はお決まりな感じでエンタメだけど、裏社会同士の戦いだし、かっこいいとかはないかな。

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    2026年09月08日
  • 殺し屋がレジにいる

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    「殺し屋」と「レジ」というミスマッチな組み合わせに興味を持ち、手に取りました。

    お客様は神様だとよくおっしゃいますが、序盤から荒ぶる神様(いわゆるカスハラの方々)が登場し、主人公の冴子さんの存在を全否定してくる母親も現れ、さらにその母親の介護を押しつけようとする父親とお兄さんまでお出ましになるという、厄年でもなかなか見られないほどの不運の連続が押し寄せます(((꒪꒫꒪;)))ガタガタ…

    嫌だと思いつつも我慢する。
    相手に対して「怒る」ことをしない冴子さん。
    そんな彼女でしたが、親友を助けるために強くなろうと決意し、偶然知り合った殺し屋とその仲間たちに教えを請います。

    相手に対して怒鳴ったり、「うるせえ」の一言が言えるようになった時は、言われた方もポカーンとしておりましたが、読んでいたわたしもついポカーンとしてしまいました( ゚д゚)
    全身筋肉痛になるほどの〇〇と、泣きながら嘔吐するほどの〇〇訓練。
    それを行えば、52歳からでも内気な性格を変えられるんだなと驚きました(〇〇の内容は是非読んでみてください)。

    わたしも普段から全く怒らないタイプの人間で、理不尽に感じていることもありますが、わたしが怒鳴ったりして職場や家庭の雰囲気が悪い状態になるほうが嫌なので、今まで怒れるようになりたいと思ったことがありませんでした。

    そういう意味ではわたしにはあまりハマりませんでしたが、相手に怒れるようになりたい方、言いたいことが言えるようになりたい方がいましたら、ぜひ読んでみてほしい一冊でした(ただしパート先などで、荒ぶる神様に「うるせえ」と言う際は自己責任でお願いしますm(._.)m)。

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    2026年09月05日
  • 殺し屋がレジにいる

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    表紙のイメージからしてコミカルな感じかな?と思いながら読み始めました。
    口癖が「すみません」のスーパーのパート職冴子が自分の意見をきちんと言えるようになっていくのは爽快

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    2026年09月04日
  • カブキブ! 1

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    わくわくしております!面白くなりそうな予感がしまくっててわくわくしております!しかしシリーズものあるあるな「メンバーが出揃いました」な感じで終わっていて、終わっていすぎてちょっと残念。高校生が自分たちなりの歌舞伎を、部活として始めるお話。歌舞伎好きだけど、どこを楽しめばいい?言ってること聞き取れないしとか私もよく言われる事に、同じようなことを説得力をもって応えていく主人公がいい。これからは「これ読んでみて」と言ってみたい。(でも大抵歌舞伎難しいわからないという人は本もあまり読まない人が多い…)

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    2026年07月11日
  • 殺し屋がレジにいる

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    スーパーでパートで働く榊冴子が、DV夫に軟禁された親友・朝美を救おうと奮闘するリベンジアクション小説。

    72歳の殺し屋・山田グロリアに始まり、登場人物のキャラクターが魅力的。

    グロリアとささめママの会話の小気味よさ、DV夫へリベンジする痛快感、アクションシーンのハラハラ感、どれも楽しかった。

    なんといっても、最初は「すみません」が口癖だった冴子が、最後には見た目も中身もすごくカッコイイ!

    自分と大切な相手を守るには、精神的・肉体的な強さどちらも必要。
    それがある人はカッコよく見えるんだろう。

    エピローグもグッときたし、読後感のスッキリ感がたまらなく良かった。

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    2026年06月19日
  • 猫とメガネ2 ボーイミーツガールがややこしい

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    確かに、ボーイミーツガールがややっこしかった。

    まだまだ続きが読みたい。
    住人それぞれで1冊いけるよね?

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    2026年06月17日
  • 殺し屋がレジにいる

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    ネタバレ

    前半の盛り上がりのないパートがちょっと長すぎるように感じた。一転して後半はスピード感もあって面白かった。前半途中でちょっとだれてきたので平均して星3。

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    2026年06月09日
  • 殺し屋がレジにいる

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    ネタバレ

    スーパーのパートで、「すみません」が口癖の冴子が、友人のために、様々な課題を乗り越え強くなっていく様子がとても気持ちいい。
    前半は少し飽きそうになり時間がかかったが、後半は一気読みだった。それに、元殺し屋のメンバーのキャラがとてもいい!またこのメンバーに会いたいな。とにかくスカッとする読後感がとても良かった。

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    2026年04月07日
  • カブキブ! 2

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    1巻より断然おもしろい!歌舞伎に行くから2巻も読んでみたけど、そういうことなかったら読まなかったかもなあ。1巻はほとんどクロ視点の独白がうるさく感じてましたが、今回は色々なキャラの視点で話が語られるようになり、ライトノベルなタッチも少し減った印象。阿久津と蛯原の心中や家庭事情が分かってきて、この相対する歌舞伎役者である2人への興味が尽きません。三人吉三と外郎売、阿久津、頭ん中が小四でもかっこいいよ!1巻同様いいところで終わるんですが、続編は夏発売とのことなので気長に待ってます。

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    2026年03月26日
  • カブキブ! 1

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    ネタバレ

    一人称で語られる文体もキャラクターのぶっ飛んだ個性も、なんていうかライトノベルな感じ。 とりあえず突然のオネエことばには若干ひいた。男装の麗人風の芳先輩の王子様っぷりはときめきましたけども。 あまりに軽い文体に続きはいいかなと思っていたんですが、終盤で中二くんがまさかの活躍。これは続きが気になります。蛯原のツンツンの行きつく先も気になるっちゃ気になるし。 久々に歌舞伎が観たくなってきた。困る。

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    2026年03月26日
  • 宮廷神官物語 ふたりの慧眼児

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    二人目の慧眼児が現れ、勝負に負けた天青は国から追放されることに。桜嵐が一緒に行くことになるとは思いませんでした。この作品唯一といって言い女性のメインキャラは男前で魅力的。曹鉄と良い仲になるのではと少しやきもきしてしまいますが、進展とかあるんでしょうか?あと2冊持っているので読んでいきます。

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    2026年03月24日
  • 宮廷神官物語 渇きの王都は雨を待つ

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    鶏冠と曹鉄の結び付きにニヤニヤしてしまう。雨乞いの儀式から鶏冠の病的なまでの優しさを、改めて感じました。民のための王か、王のための民か。物語がこれからどう動くのか楽しみです。

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    2026年03月24日
  • 宮廷神官物語 少年は学舎を翔ける

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    まとめ買いしちゃったから読み始めたけど、これもおもしろい。流し読みしようと思ってたのにじっくり読んでしまいました。天青を襲う学舎でのいじめ。いじめ首謀者の笙玲の普段の小物っぷりと、父親を前にしたときのビクビクしたギャップがたまらない。鶏冠の不器用な優しさも好み。鶏冠と曹鉄のささやかなやり取りがかわいいです。5巻くらいまで買ったので続きも読みます。

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    2026年03月24日
  • 宮廷神官物語 王子の証と世継の剣

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    ネタバレ

    持ってる巻はこれでラスト!王となるべく徴を持ち帰った藍晶だが、賢母は別の人物が王であると告白し。賢母と苑遊は敵か、味方か。藍晶の立場がぐらつき、これから曹鉄の立場がどのように変わっていくのか気になります。最後まで買ってしまおうか、迷い中です。

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    2026年03月24日
  • 宮廷神官物語 慧眼は主を試す

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    慧眼児として青き目に認められた天青は王子の殺人未遂の嫌疑を晴らしに向かうが。羽テの解放が案外あっさりしていて、そんなんでいいの?という感じ。結局、裏切り者は苑遊なんでしょうか?鶏冠の親しい人なんてそういないし、消去法で彼が一番怪しい気が。どうでもいいけど、「十二国記」「彩雲国物語」同様、キャラの漢字が難しくて読み方をすぐに忘れてしまってジレンマ。もうしつこいくらいに読み仮名をふってほしいと思うのは私だけなのか。みんな覚えるのか。中華系ファンタジーはキャラ名がかっこいい反面、読み方が難しいです。

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    2026年03月24日
  • 宮廷神官物語 書に吹くは白緑の風

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    ネタバレ

    wikiにある発売順に読んだのに、跡継ぎが誰に決まったかっていうネタバレを思いっきりくらってしまった。これは跡継ぎ問題が解決した後に読んだ方がよかったのか。少しだけショックです。とにもかくにも、短編集だからさくさくと読めて、新キャラの隷民の燕篤も穏やかな賢い少年で好感が持てました。鶏冠の女装はもうお約束なんですかね?嫌がっているわりにしょっちょう女装してるイメージ。跡継ぎは分かってしまいましたが続きも読みます。

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    2026年03月24日