【感想・ネタバレ】プラスチックとふたつのキス 魚住くんシリーズIIのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前半は魚住の過去につながるお話。まあまあ濃いというか重い話。

シフォンケーキをみんなで食べる話はなんてことない日常の1コマなのに、鼻の奥がつんとしてしまった。

個人的にこの巻では「彼女のwine,彼のbeer」が1番刺さった。ただのうざい女の子だと思ってごめん安藤さん。
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「だって、疲れるでしょ。無理してたら」
「疲れるけどね、確かに。自分では上手くやってるつもりだったのに」
「自分の思った通りにやんないと、だめだよ」
「だってさ、そんなことして最後どうなっちゃうか知ってる?」
「あのね、最後はね、」
「最後は死ぬの、おれたち」
(※ところどころ中略)
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いくつもの死を見てきた魚住の言葉には嘘がなくて、でも決して諭すとか説教じみた重みもなくて、ただただ、そうだよなあ…と思わせるのが不思議。

久留米も魚住も(周りの彼らも)お互いの気持ちに気づいてそうで気づいてなくて、いやでもほぼ分かってるじゃん!?みたいな状況だけど、魚住の性格を考えると進展は早そう。
課題(?)は久留米だけど、どうなるのか続きを早く読みたい。

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2023年09月13日

Posted by ブクログ

新展開の予感。脇役なのかなぁーと思っていたサリームが急に存在感ましてきた。それに2人もやっと自分を受け入れはじめたし。

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2019年07月28日

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ネタバレ

2巻!
もったいなくて読めない~~(塔があるんで・・)と思ってたけどカバンにこれしかなかったので
エキスポ待ってる間に読めてしまった^O^

超よかったな!なんだこれは!

バター飴のくだりがよすぎて3回も読み返してしまったwwww

魚住くんの生い立ちが不幸すぎて、重いテーマ扱ってるよなーーとは思うんだけど
いかんせんそういう描写にばかり目がいってしまう

会えるのが楽しみで具合が悪くなるとか
いっしょにごはん食べるだけでしあわせそうとか
はねた油をふいてあげるとか

どんだけ・・・!!!!!!

3巻はまだ買ってないけど我慢できなくて読んじゃいそうだからまだ買わない!!!
塔がせめて半分にならないとな~~

今日は久しぶりにガッツリ読書ができてしあわせ^^
面白い本ばかりだったのもよかったな~

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2016年08月06日

Posted by ブクログ

面白かった!

BLで、なかなかくっつかない二人というのはあんまり読んだことなかったかも。魚住くんが幸せそうにしていると、嬉しい。

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2016年01月23日

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主人公・魚住を含む登場人物が全て魅力的。こんな人達に恵まれて、魚住は幸せですね。だから、彼も人間らしくなって来た(笑)

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2015年07月07日

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ネタバレ

幸福に「なりたい」というのではなく、幸福を「みてみたい」と魚住くんが言うのが印象的。幸福になりたい、と思えるようになるのは、どういう時なのだろう。魚住くんがたくさんの感情を知っていく中に、久留米への恋心があるのではないかと思う。

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2015年01月05日

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あっという間に読み終わってしまった。
「夏の塩 魚住くんシリーズ」の続編。
前回は主人公の二人の関係が恋愛変わっていく様子が分かりやすかったしなんだかほんわかした印象を受けたのだが、今回の話は打って変わって最初の話からなんだか重め。
貴士はなんだか良く分からない奴だった。なんで今更魚住の前に現れて兄について聞かせたり話させたりしたのだろうか。
魚住と久留米のくっつきそうでくっつかない距離感がまた堪らなくそわそわさせる。
はぁ。続きが読みたい。

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2014年10月04日

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ネタバレ

早くくっついちゃいなよ!って思うけど、このもだもだした感じが却って読んでてドキドキする!!
濱田先生と魚住のキスシーンがエロい(笑)

3巻はまさかのクリスマス発売(笑)、3か月楽しみに待ってます!!

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2014年09月29日

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うっ、バター飴・・・子供の頃、よそ様から頂くお土産と何故か言えば「バター飴」だったので嫌っていたんだけど、無性に食べたくなった。
そんなにうまかったっけ!?

魚住くんシリーズは、いろいろ感情を揺さぶるのもが詰まっている・・・ような気がする(笑)。

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2014年09月25日

匿名

購入済み

男とか女だとか性別じゃなくて、人としてどうあるべきかが大事だと思いました。

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2023年09月17日

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感想:
虐待については一巻ではあまり取り上げなかったなと思った。恋愛というよりも、今回は心の傷についてをテーマに持ってきていたのかなと思う。あと、2000年に発行されたっていうのが衝撃。普遍に人気。

おすすめ・キーワード:
恋愛、トラウマ、虐待

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2023年06月20日

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ゆっくりとお互いを意識始める2人。焦れったい〜笑
魚住くんには久留米しかいない! 久留米、魚住くんを包み込んであげて笑

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2016年06月01日

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感情が顔に出ない不幸な過去をもつ美少年の魚住くんと久留米の物語2作目。 前作で魚住くんを意識しだした久留米だが、今作でのめぼしい進展はなく。 ただ、魚住くんの感情や表情は豊かになってきているし、自覚も出てきた。 今作では久留米の同僚るみ子と魚住くんに兄を殺されたという日下部貴史の2人の新キャラが登場。 どちらもそれぞれに闇と問題を抱えるキャラクターだが、憎むだけの対象ではない。 先を読みたくなるけし、展開的には大変なこともあるのに、まったりと心温まる作品。

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2016年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すぐさま2巻を読む。
シフォンケーキの章がとても良い。
自分の誕生日がはっきり分からないなんて悲しい部分もあるけれど、「みんなでシフォンケーキを食べるのがなんかいい」と思った魚住に嬉しくなった。

久留米と魚住の距離感をもどかしく思うけれど、もっとモダモダしていてほしい…!とも思ったり。

魚住はまだまだ暗い過去を抱えているんだろうな。この先どうなるんだろう。
早く続きを読みたい。

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2023年09月24日

Posted by ブクログ

ハードカバー版を既読。文庫版ではひとつひとつのお話をゆっくりと読めてうれしい。「迫りくるバター」がツボに入り、こんなセリフあったっけとおもってしまったのも、ハードカバーを一気読みしたせいだろう。魚住の、久留米がそこにいるだけで満たされるような雰囲気が好きで、意地を張りながらも魚住を気にかけている久留米の姿が愛おしい。「最後は死ぬの、おれたち」と悲観的になるでもなく、単なる事実として口にする魚住のこころだけは、まだ理解できないけれど。ただ、そんな彼の声が小春日和のような響きを持っていそうだとだけ、おもった。

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2014年10月22日

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