榎田ユウリのレビュー一覧

  • カブキブ! 1

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    歌舞伎が好きだから、高校に入って歌舞伎部を創る。
    その夢に向かって頑張る少年の青春…もの?w

    よくぞここまで、そんな人材が集まっていたな、と。
    話に出てくる歌舞伎の内容は、わりと有名どころで
    ぼんやりと知っているものばかり。
    ここまで熱く語れる、夢中になれるものがあるのは
    非常によろしい事です。

    何故こんな所にいる、と突っ込みたい歌舞伎役者の若様。
    彼の言う事もごもっともですが、大人が子供に
    己の価値観だけを押し付けているようにも見えます。
    青春ものなので、多分これもフラグ?w

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    2017年03月06日
  • 死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    ストーリーや展開は斬新だと思われますが、
    私の場合は如何せんキャラの魅力に馴染めない…
    高梨さんと天童さんのコンビはかなり好きだったのですが
    喜多山さんやくるみちゃんのお話がどうしても…
    まぁ、それもすべてこの1冊だけのようなので、
    まずは1巻目を手に取らねば。

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    2016年10月07日
  • 死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)

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    死神から残念なお知らせ〜の第二弾。

    一作目の続きとしてあの作品の主人公の梶先生を読みたかったけど、今作は今作の主人公が居ます。
    人生にも出来事そのものにも終着してない男。バスの事故で居合わせた3人と共にすでに死んでるのに、つい今までの習慣で生活してしまってる。
    他のみんなは執着したり、今までの自分の生活を考え直したりしてるのに、この主人公・高梨=ゾンは仕方ないと思っている。死人じゃないのに関わることになってしまった医師・天堂はそんな主人公や他のメンバーの見届け人のようで。


    こういう作品を読むと生きるとは?死ぬとは?というのを否応に考えさせられる。
    一作目より衝撃は少なくって、今作の方が私

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    2016年09月03日
  • 妖奇庵夜話 人魚を喰らう者

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    シリーズ3作目。今回は「人魚」で…。脇坂君成長してんな…ウロさんも今回出番多くて嬉しい。新たな登場人物が増え、明かされる洗足先生と青目の関係…続きが気になる。

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    2016年06月18日
  • ここで死神から残念なお知らせです。(新潮文庫nex)

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    短編オムニバス。
    主人公の目の前に現れた奇妙な死神と一緒に、「死んだのに死んだ事に気付いていない」人々を案内していく。
    死神との組合せは珍しくもないが、おたくで引きこもりの主人公のキャラがリアルで、会話の掛け合いがとにかく面白い。
    淡々としているようで暖かいお話だった。

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    2016年05月02日
  • カブキブ! 3

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    やっと蛯原と黒悟が近づき始める3巻。
    自分を見つめなおし、カブキブに助力することに決めた蛯原が今後どうなっていくのか気になります。そして少しずつ、それぞれの過去が明らかに。
    新たな新入生の予感に続きが楽しみ!!

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    2016年03月15日
  • カブキブ! 2

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    カブキブが動き出した2巻!
    みんなが楽しめる歌舞伎を試行錯誤するメンバーたちと、プロの世界で生きる蛯原の心理描写がなんとも言えずやきもきしてしまう!
    黒悟も蛯原も阿久津も同じ歳で、子どもと大人の真ん中なところがまた辛い。それを見守る大人たちもまた複雑……。
    そしてここで終わるのかーって!!!ラスト。続きが気になりすぎるので、2巻と3巻は連続して読むことをおすすめします。

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    2016年03月15日
  • 宮廷神官物語 渇きの王都は雨を待つ

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    待ちに待った休みの日に、友人の家に遊びに行く。
    だけのはずが、誘拐されて違う場所に。

    怪しげに画策する、別の妃登場な上に
    正体不明の手先も登場。
    とはいえ、考えるに…という感じではありますが。
    しかし、周囲敵ばかり、というこの現実に
    彼らはどう対応していけばいいのか。
    最後には、身分高き人っぽいのも出てきています。
    これは…もしもあちらだったら
    驚きを通り越してすごい、になりますが。

    一番上がいないうちに! と思うのは
    神官も王宮も同じ事。
    利害一致の人達がせっせと頑張っています。
    これをどうかわして、どう潰して行くのか。
    まったくもって、油断ならない日常です。

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    2016年02月04日
  • 妖奇庵夜話 魔女の鳥籠

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    母と娘の依存関係を元に青目は事件を起こす。洗足伊織に挑むかのように。今回は洗足先生体調悪く、最後には妖琦庵に侵入される事態になる。守るべきもの、愛する物、洗足先生の戦いが始まるのかな?

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    2016年02月04日
  • 宮廷神官物語 少年は学舎を翔ける

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    王都にとどまる事になった少年の身分は、神官見習い。
    しかしそこにいたのは、身分に凝り固まった少年達。

    素晴らしいほどに選民思考にあふれています。
    分かりやす過ぎです…。
    最後の方に母親に甘やかされてな背景が語られますが
    これもまた分かりやすく反発心。
    年頃ですから、で終わりそうな話ではあります。
    とはいえ、はたき倒しても罪悪感がでなさそうな
    有難い(?)悪役ではありますw

    さくっと昔の話が出て、そこの重要事物も登場。
    レギュラーがふえるのか、次に何かしてくれるのか。
    男装の麗人、無駄に女官がきゃ~きゃ~言っても
    大丈夫な存在!

    今回は、心が不安定だと無理、という
    出てくるヒントが出てきま

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    2016年02月02日
  • 宮廷神官物語 選ばれし瞳の少年

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    王命を受けて探していた少年に、やっと会えた。
    と思ったら、護衛の人間から命を狙われた。

    そして慌てて逃げる御一行。
    途中で参加する子虎が、想像するだけで可愛い!
    が、そこにほっこりしている暇もなく
    世間の仕組みを、いやがおうにも知って行く。
    身分とはこんなもの、と言ってしまえば終了。
    辛い現実、で終われば、それもそのまま。

    とはいえ、人の事を考えている場合ではない2名。
    御守袋から出てきたものにも驚きですが。
    という事は、おばあさんは分かっていた??

    肉、と喋ってしまいそうになっていたのを
    どうにか押しとどめているのに笑いましたw

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    2016年02月01日
  • カブキブ! 2

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    ガブキ部2巻!前巻のいいところからと、今回の文化祭でほぼ阿久津巻でしたね…彼の家族関係もこれから明かされるのかな。クロが好きな歌舞伎をわかってもらおうという努力は確かにだな…。蝦原も変わっていくのだろうか。そしてまたいいところで以下次巻!

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    2015年12月26日
  • 夏の塩 魚住くんシリーズI

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    最初の話は美しかった。 汗を舐めてしまう… なんだか詩的な甘美さがあった。
    が、しかし想いが進んでいくにつれて、ただのBL感というか、登場人物の現実味のなさが突きつけられた。 嫌いではないが、万人に受け入れられるような小説ではないなぁ、という印象。

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    2015年12月02日
  • カブキブ! 1

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    歌舞伎好きの高校生クロが、みんなとカブキをしていく話一作目(ざっくり説明)。カブキ部のみんなが個性豊かで、一作目だからかいいところで以下次続巻!早く続きを読みたいです。仲間が増えるのかな〜

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    2015年11月14日
  • 妖奇庵夜話 空蝉の少年

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    2作目から読んでしまった…最初から読まねば。結局誰が「件」よ?と振り回されてしまった。二口女さんは解決してよかったね。マメとテルがまた会えるといいな…

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    2015年11月06日
  • カブキブ! 4

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    うーん、なんだろう。渡子ちゃんのエピソードはいるのだろうか?
    みんながみんな明るく良い子ばかりだと、ゆくゆく話が膨らまないのかも知れなくなるけど渡子ちゃんはいるのだろうか?

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    2015年10月22日
  • カブキブ! 1

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    以前からおすすめされていた作品。
    歌舞伎について、日本の伝統芸能について、少しずつでも知っていきたいと思っていたので、良いとっかかりとなった。

    登場人物もよくある個性的タイプ。
    とくに浅葱先輩は設定が鹿島君な感じだったので(もうちょっとライトだが)そのまま鹿島君の顔と声が浮かんでいた。

    終わりに、「彼」が出てくるのだが、名前が出てこないのがちょっと可哀想。
    書かれなくても分かっていたけれど、最後にポンと出してあげるくらい良いのでは?と。
    いいところで次巻に続いてしまうので、二巻がまだ出ていない時に読んだ方はやきもきしただろうなぁ。

    四巻発売、おめでとうございます。
    今後、きっと皆と仲良く

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    2015年09月29日
  • 妖奇庵夜話 空蝉の少年

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    絶対繋がってるんだろうなぁと読み進めていったら、間違っちゃいなかったけど、予想外のところに着地しました。やっぱりホラーや推理物は予想外のとこに着地してナンボですよね。今回も面白かったです。

    青目の属性もようやく明かされて、今後が気になります。
    続刊も買ってきたので、はやく読まなきゃ。

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    2015年07月30日
  • 妖奇庵夜話 魔女の鳥籠

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    シリーズ4作目。今回は母と娘のお話。娘に依存、支配する母親と、逃れたいと思いながらも母親を捨てきれない娘。血が繋がってるからこそ難しいものかも知れない。
    事件としては、伊織さんの気をひくために事件を起こす青目という相変わらずの構図。でも、今回伊織さんと青目の過去についても語られ、いよいよ2人の直接対決が近そうな雰囲気。大切な家族に手を出された伊織さんがどう出るのか、続きが楽しみ。

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    2015年06月07日
  • 妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず

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    人間と見た目は変わらないが、「妖人」がいるという世界。
    警察は妖人に詳しい妖琦庵の亭主へ事件の協力を依頼する。

    妖怪の出てくる時代物かと思っていたら、現代物だった。そして妖怪ではなく妖人。
    片目を髪で隠した日本一有名な某妖怪少年と似た風貌の妖琦庵亭主がいいキャラしてる。安楽椅子探偵っぽいミステリー要素もある。
    装画:中村明日美子

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    2022年12月18日