榎田ユウリのレビュー一覧

  • ここで死神から残念なお知らせです。(新潮文庫nex)

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    短編オムニバス。
    主人公の目の前に現れた奇妙な死神と一緒に、「死んだのに死んだ事に気付いていない」人々を案内していく。
    死神との組合せは珍しくもないが、おたくで引きこもりの主人公のキャラがリアルで、会話の掛け合いがとにかく面白い。
    淡々としているようで暖かいお話だった。

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    2016年05月02日
  • カブキブ! 3

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    やっと蛯原と黒悟が近づき始める3巻。
    自分を見つめなおし、カブキブに助力することに決めた蛯原が今後どうなっていくのか気になります。そして少しずつ、それぞれの過去が明らかに。
    新たな新入生の予感に続きが楽しみ!!

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    2016年03月15日
  • カブキブ! 2

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    カブキブが動き出した2巻!
    みんなが楽しめる歌舞伎を試行錯誤するメンバーたちと、プロの世界で生きる蛯原の心理描写がなんとも言えずやきもきしてしまう!
    黒悟も蛯原も阿久津も同じ歳で、子どもと大人の真ん中なところがまた辛い。それを見守る大人たちもまた複雑……。
    そしてここで終わるのかーって!!!ラスト。続きが気になりすぎるので、2巻と3巻は連続して読むことをおすすめします。

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    2016年03月15日
  • 宮廷神官物語 渇きの王都は雨を待つ

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    待ちに待った休みの日に、友人の家に遊びに行く。
    だけのはずが、誘拐されて違う場所に。

    怪しげに画策する、別の妃登場な上に
    正体不明の手先も登場。
    とはいえ、考えるに…という感じではありますが。
    しかし、周囲敵ばかり、というこの現実に
    彼らはどう対応していけばいいのか。
    最後には、身分高き人っぽいのも出てきています。
    これは…もしもあちらだったら
    驚きを通り越してすごい、になりますが。

    一番上がいないうちに! と思うのは
    神官も王宮も同じ事。
    利害一致の人達がせっせと頑張っています。
    これをどうかわして、どう潰して行くのか。
    まったくもって、油断ならない日常です。

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    2016年02月04日
  • 妖奇庵夜話 魔女の鳥籠

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    母と娘の依存関係を元に青目は事件を起こす。洗足伊織に挑むかのように。今回は洗足先生体調悪く、最後には妖琦庵に侵入される事態になる。守るべきもの、愛する物、洗足先生の戦いが始まるのかな?

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    2016年02月04日
  • 宮廷神官物語 少年は学舎を翔ける

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    王都にとどまる事になった少年の身分は、神官見習い。
    しかしそこにいたのは、身分に凝り固まった少年達。

    素晴らしいほどに選民思考にあふれています。
    分かりやす過ぎです…。
    最後の方に母親に甘やかされてな背景が語られますが
    これもまた分かりやすく反発心。
    年頃ですから、で終わりそうな話ではあります。
    とはいえ、はたき倒しても罪悪感がでなさそうな
    有難い(?)悪役ではありますw

    さくっと昔の話が出て、そこの重要事物も登場。
    レギュラーがふえるのか、次に何かしてくれるのか。
    男装の麗人、無駄に女官がきゃ~きゃ~言っても
    大丈夫な存在!

    今回は、心が不安定だと無理、という
    出てくるヒントが出てきま

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    2016年02月02日
  • 宮廷神官物語 選ばれし瞳の少年

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    王命を受けて探していた少年に、やっと会えた。
    と思ったら、護衛の人間から命を狙われた。

    そして慌てて逃げる御一行。
    途中で参加する子虎が、想像するだけで可愛い!
    が、そこにほっこりしている暇もなく
    世間の仕組みを、いやがおうにも知って行く。
    身分とはこんなもの、と言ってしまえば終了。
    辛い現実、で終われば、それもそのまま。

    とはいえ、人の事を考えている場合ではない2名。
    御守袋から出てきたものにも驚きですが。
    という事は、おばあさんは分かっていた??

    肉、と喋ってしまいそうになっていたのを
    どうにか押しとどめているのに笑いましたw

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    2016年02月01日
  • カブキブ! 2

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    ガブキ部2巻!前巻のいいところからと、今回の文化祭でほぼ阿久津巻でしたね…彼の家族関係もこれから明かされるのかな。クロが好きな歌舞伎をわかってもらおうという努力は確かにだな…。蝦原も変わっていくのだろうか。そしてまたいいところで以下次巻!

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    2015年12月26日
  • 夏の塩 魚住くんシリーズI

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    最初の話は美しかった。 汗を舐めてしまう… なんだか詩的な甘美さがあった。
    が、しかし想いが進んでいくにつれて、ただのBL感というか、登場人物の現実味のなさが突きつけられた。 嫌いではないが、万人に受け入れられるような小説ではないなぁ、という印象。

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    2015年12月02日
  • カブキブ! 1

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    歌舞伎好きの高校生クロが、みんなとカブキをしていく話一作目(ざっくり説明)。カブキ部のみんなが個性豊かで、一作目だからかいいところで以下次続巻!早く続きを読みたいです。仲間が増えるのかな〜

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    2015年11月14日
  • 妖奇庵夜話 空蝉の少年

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    2作目から読んでしまった…最初から読まねば。結局誰が「件」よ?と振り回されてしまった。二口女さんは解決してよかったね。マメとテルがまた会えるといいな…

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    2015年11月06日
  • カブキブ! 4

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    うーん、なんだろう。渡子ちゃんのエピソードはいるのだろうか?
    みんながみんな明るく良い子ばかりだと、ゆくゆく話が膨らまないのかも知れなくなるけど渡子ちゃんはいるのだろうか?

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    2015年10月22日
  • カブキブ! 1

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    以前からおすすめされていた作品。
    歌舞伎について、日本の伝統芸能について、少しずつでも知っていきたいと思っていたので、良いとっかかりとなった。

    登場人物もよくある個性的タイプ。
    とくに浅葱先輩は設定が鹿島君な感じだったので(もうちょっとライトだが)そのまま鹿島君の顔と声が浮かんでいた。

    終わりに、「彼」が出てくるのだが、名前が出てこないのがちょっと可哀想。
    書かれなくても分かっていたけれど、最後にポンと出してあげるくらい良いのでは?と。
    いいところで次巻に続いてしまうので、二巻がまだ出ていない時に読んだ方はやきもきしただろうなぁ。

    四巻発売、おめでとうございます。
    今後、きっと皆と仲良く

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    2015年09月29日
  • 妖奇庵夜話 空蝉の少年

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    絶対繋がってるんだろうなぁと読み進めていったら、間違っちゃいなかったけど、予想外のところに着地しました。やっぱりホラーや推理物は予想外のとこに着地してナンボですよね。今回も面白かったです。

    青目の属性もようやく明かされて、今後が気になります。
    続刊も買ってきたので、はやく読まなきゃ。

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    2015年07月30日
  • 妖奇庵夜話 魔女の鳥籠

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    シリーズ4作目。今回は母と娘のお話。娘に依存、支配する母親と、逃れたいと思いながらも母親を捨てきれない娘。血が繋がってるからこそ難しいものかも知れない。
    事件としては、伊織さんの気をひくために事件を起こす青目という相変わらずの構図。でも、今回伊織さんと青目の過去についても語られ、いよいよ2人の直接対決が近そうな雰囲気。大切な家族に手を出された伊織さんがどう出るのか、続きが楽しみ。

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    2015年06月07日
  • 妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず

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    人間と見た目は変わらないが、「妖人」がいるという世界。
    警察は妖人に詳しい妖琦庵の亭主へ事件の協力を依頼する。

    妖怪の出てくる時代物かと思っていたら、現代物だった。そして妖怪ではなく妖人。
    片目を髪で隠した日本一有名な某妖怪少年と似た風貌の妖琦庵亭主がいいキャラしてる。安楽椅子探偵っぽいミステリー要素もある。
    装画:中村明日美子

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    2022年12月18日
  • 夏の塩 魚住くんシリーズI

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    半年ほど前に新聞で「大学生が薦める~」というような記事で題名、著者が載っていたので、購入してあったもの。
    読んでみてびっくり!
    こんな展開??
    驚きが大きくて、ぐいぐい読んでしまいました。
    予備知識がなかったので、まぁドキドキしました。

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    2015年04月25日
  • 過敏症 魚住くんシリーズIV

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    ハードカバー版を既読。ようやく、ひしと感じられるかたちで想いがつながった魚住と久留米。魚住の喜びや久留米の無頓着さが心地よく伝わってきて、精一杯を愛情として差し出すさまに胸が温かくなった。他の巻で垣間見えたサリームの家族への深い愛情にも切なくなったが、マリの歩いてきた道を構成する家族の部分もあまりにも切ない。実際にマリのような女性がいたとしても、彼女の気高さに仲良くなれるとはおもわない。それでもマリは「何言ってんの」と笑い飛ばして、ひとりで立って見せろと奮起させてくれそう。花粉が飛んでも、春はうつくしい。

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    2015年03月28日
  • メッセージ 魚住くんシリーズIII

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    内容を知っていても落涙を堪えることはむずかしい。たった一ヶ月の交流が10年の付き合いに勝ることが少なくないとわたしたちは知っているし、魚住とさちのが不器用なやり取りを交わすその姿に、細胞が流れる音を聴いたはずだ。帯に銘打たれた“シリーズ最大の衝撃”ということばには何の間違いもないが、この衝撃とやらを、読者は何度味わったことだろう。与えたかったさちの、拒絶された久留米、恐怖に負けそうになった魚住、しかと届くことばを放ったマリ、彼らを生かす料理を作り続けるサリーム。紙の上で彼らが生きていることが、衝撃だった。

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    2014年12月29日
  • プラスチックとふたつのキス 魚住くんシリーズII

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    ハードカバー版を既読。文庫版ではひとつひとつのお話をゆっくりと読めてうれしい。「迫りくるバター」がツボに入り、こんなセリフあったっけとおもってしまったのも、ハードカバーを一気読みしたせいだろう。魚住の、久留米がそこにいるだけで満たされるような雰囲気が好きで、意地を張りながらも魚住を気にかけている久留米の姿が愛おしい。「最後は死ぬの、おれたち」と悲観的になるでもなく、単なる事実として口にする魚住のこころだけは、まだ理解できないけれど。ただ、そんな彼の声が小春日和のような響きを持っていそうだとだけ、おもった。

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    2014年10月22日