あらすじ
妖怪のDNAを持つ人、妖人。妖人茶道家の洗足伊織は、明晰な頭脳で妖人にまつわる事件解決に一役買っている。そして妖人「人魚」の登録のある女性が誘拐されたことから、今回も警視庁に協力を要請され……。
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Posted by ブクログ
青目がエロすぎる!!
(のっけから失礼、そんな事言ってる場合じゃないシーンでしたが、あれはエロい…あれ?そう思うの私だけ…?)
シリーズ3作目。今回は人魚です。人魚と言えば肉を食べると不老不死になると言う伝説がありますが、本作の人魚さんはお身体が弱い。海から離れると可哀想な位にお身体の不調が。
今回、Y対が洗足たちと挑むのは誘拐事件です。『人魚』の妖人登録がされていた婚活に勤しむ女子、水希が誘拐されます。ですが身代金は要求してこず、謎の気持ち悪いメールが来るだけ。
不老不死を手に入れる為に彼女を食らうつもりなのか?
急ぎ解決を求められるY対ですが、実はこの誘拐事件には深くて悲しい事実が…。
今回は妖琦庵でのほっこりシーンが少なめな事もあり、より切なくなりました。
ちくわぶについて言い争っている洗足と夷に癒された…。
事件の捜査の為に脇坂と夷が婚活パーティーに潜入するのですが、ここでの夷のモテっぷりも笑いましたが、重要な人物2人と出会います。
水希と一緒に婚活にせいを出していた40手前の加南と『犬神』の妖人である甲藤です。
甲藤は中々のクズですが何故か憎めず、是非とも今後も活躍して欲しい所。
加南が脇坂を気に入り、それを利用して水希の情報を引き出します。
これはあまり言えないのですが、この加南が初め怖かったのです。榎田さんは女性なので、女性特有の繊細な悩みにはお詳しいとは思うのですが、それにしても表現方法が上手い…。
彼女は途中、脇坂へのメールだけの登場になりますが、このメールがじわじわと来る。
もしや、もしや…と途中から少し背筋が寒くなりましたが、最後は非常に悲しくなりました。
脇坂よ、受け止めてくれてありがとう…
そして脇坂の刑事としての成長っぷりが凄い…!
珍しく鱗田と洗足がペアで動き、脇坂が活躍する場面があるのですが、私は嬉しいよ…
君は本当に、やればできる子…。その調子で頑張って!でも天然なまんまでいて!!
毎回、脇坂以外の一人称の場面は非常に重要なので注意して読むようにしているのですが、今回のは特にミステリーとして良く出来ていました。
それも踏まえて、今回の第3巻は今後の展開において非常に重要な巻なのではないかと。
先に読まれているひまわりめろん師匠のレビューを拝見していると、恐らく青目と洗足の攻防も含めた妖人の悲哀というものがより深く描かれてくると思うのです。
今回のラストで明かされる衝撃の事実もそうですし、鶏が先か、卵が先か…という因果性のジレンマも出てきます。
これは本当に今後の物語の動きが楽しみで仕方がありません。
でも切なくなりそうな予感。
しかし最後は本当に驚いたなあ…。「うぇ?!」ってお得意の変な声が出ました。
そうくるとは微塵も思っていなかった。
それにしてもエロかったなあ…。そっちが気になって裏で起こっている大変な事を一瞬忘れてしまったなあ…
榎田さん凄いなあ…(一体、何に感心しているのか)
Posted by ブクログ
やはりこの著者は文章を巧みに扱い、物語を創る
回想やレコーダーへの録音
脇坂以外が一人称で話が進んでいるときは重要ポイントだから気が抜けない
いつになく物語のスピード感があり、すんでのところで伊織が青目の犠牲にならずにすんだり、伊織と鱗田の行動の裏で、脇坂や夷が事件に対峙していたり、緊迫感があった
珍しく伊織と鱗田コンビで動き、脇坂が活躍するのも新たな一面だった
被害者の孫たちも祖父が過去起こした事件が引き金となっていることを知り、関係性は以前のままではいられないだろうな、と
青目の手引きがすべてうまくいけばいいと思わないけれど、洋はうかばれたのだろうかと考えてしまう
今回はおでんのちくわぶで言い争う伊織と夷が微笑ましい
脇坂やマメのほんわかした会話が少ない今作だったので、1番の和やかな場面だったかと
青目が事件を起こすのは伊織を巻き込むため、、、青目の執着が怖い
伊織は家族と穏やかに暮らしたいだけなのに、引き摺り出される
いわば脇坂や鱗田も利用されてると言っていい
前作が家族愛ある話だっただけに、今回の読後感はモヤモヤが残る終わり方だった
Posted by ブクログ
妖人…人魚の回
洗足と青目との関係が脇坂に語られました。
安定の面白さ♪今回も脇坂頑張ってましたよ!
今回表紙に青目が…イケメン悪鬼(〃ω〃)
Posted by ブクログ
このシリーズの、
読み終わった後に心がズシリと重く暗くなる感じが好きです。
お願いだから伊織のささやかな幸せを奪わないでほしい。
伊織たちには幸せでいてほしいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
榎田さんの本面白いかも!作者買いしてみようかな〜〜
Posted by ブクログ
凄い終り方!!先が気になってしょうがない。人の心ってホントに弱い。誰かにちょっと押されたり、引かれたりしたらすぐにバランスを崩す。強い心を保てるのはきっと自分を信用して愛してくれる人がいるから。そんな人がいない事を考えたら・・・。
Posted by ブクログ
脇坂さんが刑事として大きく変化した感じがする
人魚だけど人魚じゃない
じゃあ水希さんはいったいなんの妖人だったのだろうか。
結局最後まで明かされないまま。
伊織さんは青目に指を持って行かれたのか爪先を囓られただけなのか・・
どちらにせよ夷さんが黙っていない気がするんだけど。
最後に伊織さんと青目さんの事実に衝撃と激しい萌えを感じました。
Posted by ブクログ
シリーズ第3弾です。
Audibleにて。
今回は人魚の話しです。
件→人魚‥。『虚構推理』じゃん笑
人魚の妖人短命なんですね〜。意外‥。
今まで読んだ小説に出てきた人魚?(人魚の肉を食べて人魚になった人)は不老不死だったから。
なんか切ないお話しです。
自分の中の悪意を増幅されられて、暗示にかけられて犯罪者になるの怖いです。
誰の中にも小さな悪意ってありますよね。
青目と先生の関係って、そうだったんだ‥。再読なのに忘れてました。
脇坂くんが吐いた血をかけられるところは覚えてたのに笑
Posted by ブクログ
イクサガミを読んでるうちに
第3巻も届きましたよー♪
表紙の彼が青目ですね( ̄+ー ̄)ワルソウナカオシテルワ
冒頭ブーケプルズからスタート
めっちゃ余談なんですけど
私結婚式場で働いてたんですが
ブーケプルズはなかなか難しいシロモノなのです
ブーケプルズとは
プルズに参加する人数分のリボンが用意されていて、その中の1本だけブーケとくっついています
名前を呼ばれた人が前に出てきてリボンを1本ずつ選び、
せーので引っ張り、ブーケを当てた人にプレゼントという結婚式でのイベントの一つなんですが
まず参加者が名指しで呼ばれる
いない人、拒否する人が出てくるとリボンの本数などでミスが起きがち
そして、、、結構リボン絡まる!!!!
ブーケトスでブーケが落ちちゃうのもアレですが、ブーケプルズもなかなかで
参加者の雰囲気次第でだいぶ変わってくるシロモノなのです
そういうことをお客様に一つ一つ説明しながら
当日の流れを考えていた日々を思い出しながら物語は始まりました(´∀`)
榎田さんのワードセンス、やはり好きです♡
あけおめウスラバカ!!爆笑!
(他の人もレビューで言っててやっぱ最高よねと再確認しました笑)
でもそんな脇坂の株はグングン上がっていきます!!
今回は人魚がテーマです
少し前に読んだ「骨を喰む真珠」を思い出します
老いは人にとって避けられないものだけど
それを止められるとなると
人を狂わせてしまうのだろうか、、、
若返るよりも、いい歳の取り方をしたいけどな(゚ω゚)
そして最後は
ぐわーーーー!
そういうことかーーーーー!でした
青目はなんで伊織の目を引きたくて悪いことしてるのか
伊織と青目に何があるのか、、、
謎が一つ明かされました
青目の理屈にひっぱられそうになる伊織が怖かった、、、
誰か伊織を助けてー!!!
だからこそ妖琦庵の空気がありがたい。
マメちゃんの存在に癒されるし
伊織と芳彦の喧嘩も微笑ましい
そして伊織の優しさに切なさすら感じてしまいます、、、
さて、3巻まで読んで
推しは芳彦で( ̄∇ ̄)
2番手は脇坂かな?
でも告白されて爆笑しちゃう女性陣の気持ちもわかっちゃうしなー
それ以上の魅力を小出しにしてくる感じなので、これからが期待!!(誰目線)
ここからはまた余談です
先日無事に下の子たちの運動会が終わりました\\\\٩( 'ω' )و ////
いやー二人とも頑張ってました!
かけっこに、玉入れに、体操に、
トランポリンに、フラッグに、、
たくさん練習したんだね。゚(゚´Д`゚)゚。
なんかこども園の運動会って泣けるんですよね。゚(゚´Д`゚)゚。
小さい子たちが一生懸命やってると思うとジーンと来てしまいます(TT)
今年も年長のリレーで泣きました
(自分の子どもは年長ではない)
感動をありがとう。゚(゚´Д`゚)゚。
そして来週も運動会!笑
次は小学校です!!!
毎年起こるのが
運動会の時、下の子たちから目が離せなくて競技を見てられない問題_:(´ཀ`」 ∠):
下はまだ3歳なのであっちこっち走り回って
見てないと池に落ちたり、
競技中のグラウンドに入ってったりするので
娘の競技をちゃんと見られないことが多いのです(-_-)
去年に比べたら少しはマシだといいなぁ_:(´ཀ`」 ∠):
とりあえず、娘もがんばれー・:*+.\(( °ω° ))/.:+
Posted by ブクログ
妖琦庵シリーズ第3弾♪
今回はその血肉を食べたら不老不死になれるという「人魚」に纏わる事件。
今回出てきた妖人は「人魚」と「あけおめウスラバカ」笑笑。
出だしからニマニマしちゃったよ〜(^ー^* )フフ♪
このシリーズ、ちょいちょい挟んでくる洗足家の日常がほんと和むんだなぁ。
とは言え、今回はそれはちょっと少なめでしっかり事件を追う内容だった。
そしてあけおめウスラバカな脇坂もめっちゃ活躍!
過去の事件も絡んだり、なかなかハラハラする展開で面白かった。
妖人が絡む事件には必ず青目の影がある。
というか伊織が絡みそうなところに青目ありって感じ。
なんでそんなに伊織に執着するのかと思ってたけど、ラストの伊織のひと言で分かったような、、
とにかく衝撃のひと言だった。
これからどんどん2人の謎が分かっていくのかな?
あ〜めっちゃ楽しみ!!
Posted by ブクログ
シリーズ第三弾
今回は人魚にまつわる事件
誘拐、そして過去の殺人、
とストーリーが絡み合ってゆく…
またしても妖怪絡みでありながら、
人間の嫉妬、妬み、若さへの渇望、など
ストーリーの中核はそんな人間のサガだったりする
わ〜
3作目となると
結局、キャラに愛着湧いてきちゃうし(笑)
うわうわ言ってるうちに次々に読んじゃうね
次行こ次!
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★4〜5の間くらい。
この本でウルトラマンさんと雪さんの呪いにかかったのだ。
とうとう人魚の話まで来た!
うわぁ、、、
これはいいわ。
1話、2話、3話、、、
どんどん良くなっていく。
私は読んだ本はすぐに忘れてしまう。多分酔っ払いだから?
だから短編が苦手だ。読んだそばから何も覚えていないことがしばしば(-。-;
シリーズものはそのキャラクターとずーーーっと一緒にいられるのが良い!
そしてこの本のキャラクター達の良さよ!
伊織はもちろん、管狐の夷芳彦、小豆とぎの弟子丸マメ、妖怪あけおめウスラバカの新米刑事の脇坂洋二、そしてベテラン刑事の鱗田仁助。
全員が好き!全部好き!!
妖怪あけおめウスラバカは笑ったなぁ(≧∇≦)
ひま師匠と一休さんの漫才くらい面白かった!
雪さんのレビューが相変わらず上手なので、詳細はそちらを読めば良いとして、私としては今回のキャラの中では、根本加南が気になった。39歳の結婚願望強めの看護師。
脇坂にメール攻撃。うわぁ、超メンヘラな女の子か!?
ちょうど今、娘が勤務する病院で、後輩の女の子3人が揉めているらしく、、、
揉めてる理由がそのうちの一人がモテる子で、多分嫉妬、、、
その嫉妬している女の子も写真を見る限りかなり可愛い。というか間違いなく美女。
自分が一番の世界だったのに、自分以外の女がモテること自体が許せなかったのか!?
そんな話を聞いていた時だったから、かなり興味深く読めた。
このシリーズ面白いなぁ。
漫画かアニメで頭から見たいなぁo(^▽^)o
3冊目から面白くなると何処かで読んだのだが、本当3冊目からめっちゃ面白い!
4冊目も購入しなくては!!
明後日から夏休みだし!
(一休さんには内緒にしておいてください。)
旅行から帰ったら買いに行こう!o(^▽^)o
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人魚食べたら、不老不死になれる!
ほんまに不老不死って、ええんかな?確かに、未来で色んな事が実現するのは見たい気はするけど。
何か、良く映画であるけど、不老不死の人、あんまり幸せな人おらん気が…
ここで、登場する妖人の「人魚」は、食べてもあかんみたいやけど、そんな話あれば結び付けたくなる。
(でも、色っぽさは、「人魚」のそれと同じで、誘惑されちゃいそう〜!♡)
ここで起こる殺人なり、行方不明は、また別モンの理由やけど。
まぁ、殺されても仕方ない気もしないではなぁ!
(決して、犯罪を推奨する訳ではありません!)
今回は、新しい妖人「犬神」登場!
犬神と言えば、平井和正さんの「ウルフガイ」シリーズを思い浮かべてしまう〜!w
あれも良かった〜!w
「魔獣狩り」完読した後、読んでもらお!(^_^)v
最後に、伊織と青目の関係が明らかに!
そういう事やったんか!
まだまだ、目が離せません〜!w
一冊一冊、ミステリーとしては、完結するけど、昔からの因縁は、ずっと…
ええ感じや!
***************
今週は、何かあんまり観たい映画なかったので、Netflixで、
「ビバリーヒルズ・コップ: アクセル・フォーリー」
を視聴。
まぁ、これも、内容あるんか?って言われれば、そうある訳やない。
相変わらず、悪徳警官相手に、暴れまくります!
多分、悪徳警官倒さん方が、お金かからんぐらいに…
例は悪いかもしれんけど、万引き犯逮捕に、その店ごと燃やすような感じ。
あっ!スキッとは、充分します!
ちょっとエディ・マーフィさん、太り過ぎのような…
30年ぶりなんで、仕方ないかもしれんけど。他の人よりは、マシか。ケヴィン・ベーコさんの姿…ツラい…
パート3は、ラジー賞にノミネートされるほどの出来なんで、それよりは良いな。
しかし、娘さんおったっけ?って感じ。
(今まで、私生活は描かれんかったはず)
Posted by ブクログ
そうかそうかそうきたか
なら納得あの表紙も納得
というわけで妖奇庵夜話シリーズでございます
こっから文庫書き下ろしになったみたいで表紙のイラストもがらっと変わりました
前巻までは微妙にBL匂わせだったんですが、今回からは妖奇テイスト強めでかっちょいい!断然こっち
で、なんでこんなに大きく舵を切ったかといえば今作の衝撃のラストに関わってると思うんよね
たぶん編集さんだいぶ慌てたんじゃないかね
そっちか〜い!って
そっち行ったらこのイラストのテイストだとおかしくなってくるやないか〜い!
はい、中身
うん今回はミステリーとしての質が高かったと思う
「妖人」という設定に甘えてないところが良かった
「妖人」という設定を活かしたミステリーだった
そして青目ですよ
悪役、敵役、事件を裏で操る「鬼」ですよ
なんかね、モリアーティ教授っぽくね?
あれ?わいだけ?
うん、ちょっと次巻が楽しみになってきたぞい
ぞいぞい!
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『妖奇庵夜話』シリーズ。
今回は人魚の話。相変わらず、人の心の弱い部分に入り込んで言葉巧みに操るのがうまい。不穏な影がだんだん強くなっていく。
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面白かった。脇坂さんの刑事としての成長が感じられた。マメくんは相変わらずかわいい。
ただ青目が好きになれない。好きな悪役もたくさんいるけれど、粘着質というか、、裏で悪事に手を引く人はどうしても好きになれない。他の作品でも、悪役だけど過去に色々あったからとか言われてもあんまり納得できないタイプなので…。最後どうなるのか楽しみだけど、あんまり救いのない感じになればいい気もする。(ファンの方すみません)これからこの印象が覆るかもしれないけど。
青目、一巻ではそこまででもなかった(犯罪にならないギリギリを攻めてる感じだった)のにだんだん犯罪色が強くなってきたのは何故なんだろう。
Posted by ブクログ
妖人という人種を設定したことで人の業を上手く表現している作品だと思います
実は次の作品も読み終わるところなのですが、次の作品は更にいいものに仕上がっています
Posted by ブクログ
脇坂刑事がメインの話。
今回は人魚を中心に2つの事件が絡まり合い1つの事件となっている。
結局のところ誰が悪いのか、と考えたら祖父が悪い。だからといって、復讐を認めるとこは出来ないのだから難しいところ。
Posted by ブクログ
人魚をめぐる物語。
人魚というか、<血>か。
どうして、日本の人魚はえぐいというか、…えぐいよな。
って、本質が妖怪だからか。西洋のものは、妖精かなんかで、その辺の差なのかもしれない。
依頼されたからというだけでなく、どんどん巻き込まれていく伊織は危険な目にあうのだが、それをどこか容認している雰囲気がある。
で、最後にその理由が明らかになるのだが、その出し方が上手い。
うむ。
ちょいちょいポエミーな表現が気になるときもあるのだが、ここでシメ、というか、暗転するというか、そういう一言を投げ込むのが上手い。
で、気が付くと、奈落にいるような感覚になる。
で、宿敵ともいえる青目のことが多少つまびらやかになってくるわけだが…。
いやなヤツなんだけど、恰好いいのよね。
困ったことに。
にしてもやっぱり愛は歪むと怖い。
Posted by ブクログ
どんどん惹き込まれていく。
シリーズを通しての『女の醜さ』がいい感じ。
脇坂くんのキャラクターが濃くなってきた。ウロさんとのコンビの安定感、そして妖琦庵に新しい仲間(自称)がきて賑やかに。
シリーズ全体の展開が読めないのが面白い。あと伊織と青目の関係が耽美を掠っていてたまらない。最後の発言で、目からウロコ(人魚だけに)。
今後どうなっていくのか、気になります。
Posted by ブクログ
妖キ庵シリーズ3作目。
今回は『人魚』でした。
所謂、伝説や昔話に出てくる「人魚」と、
妖人「人魚」は違うという件がちょっとややこしかったです。
そしてやっぱり、ちょっと切ない。
このシリーズは、同じ妖怪物を扱っていても、
ライトノベルと違ってワントーン暗めなのがいいです。
伊織さんの周囲もそうですし、
事件の関係者たちにしても、
垣間見える生活(人生)に思わず同情します。
最後の最後に伊織さんが爆弾発言をかましてくれました。
事件の顛末の余韻を吹き飛ばすインパクトでした。
妖人DNAも奥が深い・・・。
本編冒頭のお雑煮論争とか、
特典付録コミックペーパーのお汁粉論争とか、
ほっこり、ちょっと笑えます。
でも、夷さんのビジュアルは私のイメージと違ってたなぁ。
Posted by ブクログ
今回も面白かった。妖奇庵第3弾。
安心して「今回も面白い」と読めてうれしい限り。甲藤がうっとしいけど、新たなキャラとして定着するんだろうな。うーむ。
Posted by ブクログ
シリーズ第3弾。
今回は「人魚」。妖人の特性が辛い。
青目と伊織との関係が明かされるが、親子でも特性が引き継がれることも稀なのに、可能なのだろうか?
どういうカラクリが今後明かされていくだろう。
甲藤もなかなか憎めないキャラ。
今回はマメちゃんの出番が少なくて残念。
Posted by ブクログ
シリーズ三作目。今回は《人魚》の話。
犯人の犯行に及んだ動機に、やるせない気持ちでいっぱいになる。
巻末で明かされた洗足と青目の関係には驚愕した。
Posted by ブクログ
2019/6/3
このシリーズ忘れてた。
忘れてる間に同じような設定のを何冊か読んだけど、やっぱりこの人は文章が上手やなと改めて思った。
いつもおバカ扱いされてる脇坂君だけどホントにダメな訳ではないのね。
また続き読みましょう。
Posted by ブクログ
過去の悲しい事件と現在の事件が交差する。
これまでも含めて女の醜い部分がクローズアップされがちなのは、作家さんが女性だからかしらん。
昏い種は誰の心にもあって、それを見つけ育ててしまうるの青目。
伊織と青目の関係も少しずつ見え始め、続きがますます楽しみです。
Posted by ブクログ
年齢差のある婚活友達の女性二人のうち若い人魚が妙薬として誘拐され、残された側が脇坂に縋りストーカー化。導入部が不気味だけれどホラー的怖さには突入せずほっとした。お雑煮やちくわぶで言い合う伊織と夷、動じないマメの家族感にむずむず。伊織に執着する青目の秘密や伊織の眷属になりたい犬神等世界がより広がった。
Posted by ブクログ
人魚をめぐる事件。 人魚を食べると不老不死。アンチエイジングは興味ありますが、だからといって食べたくないな。
脇坂と夷のお見合いパーティ潜入捜査。夷さん素敵。新キャラ甲籐はちょっと苦手やな。空気よめよ、おいってなる。
そして、脇坂、今回大活躍です。
最後は衝撃的な発言で終わって、きになるぅ。