榎田ユウリのレビュー一覧

  • 宮廷神官物語 少年は学舎を翔ける

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    王都にとどまる事になった少年の身分は、神官見習い。
    しかしそこにいたのは、身分に凝り固まった少年達。

    素晴らしいほどに選民思考にあふれています。
    分かりやす過ぎです…。
    最後の方に母親に甘やかされてな背景が語られますが
    これもまた分かりやすく反発心。
    年頃ですから、で終わりそうな話ではあります。
    とはいえ、はたき倒しても罪悪感がでなさそうな
    有難い(?)悪役ではありますw

    さくっと昔の話が出て、そこの重要事物も登場。
    レギュラーがふえるのか、次に何かしてくれるのか。
    男装の麗人、無駄に女官がきゃ~きゃ~言っても
    大丈夫な存在!

    今回は、心が不安定だと無理、という
    出てくるヒントが出てきま

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    2016年02月02日
  • 宮廷神官物語 選ばれし瞳の少年

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    王命を受けて探していた少年に、やっと会えた。
    と思ったら、護衛の人間から命を狙われた。

    そして慌てて逃げる御一行。
    途中で参加する子虎が、想像するだけで可愛い!
    が、そこにほっこりしている暇もなく
    世間の仕組みを、いやがおうにも知って行く。
    身分とはこんなもの、と言ってしまえば終了。
    辛い現実、で終われば、それもそのまま。

    とはいえ、人の事を考えている場合ではない2名。
    御守袋から出てきたものにも驚きですが。
    という事は、おばあさんは分かっていた??

    肉、と喋ってしまいそうになっていたのを
    どうにか押しとどめているのに笑いましたw

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    2016年02月01日
  • カブキブ! 2

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    ガブキ部2巻!前巻のいいところからと、今回の文化祭でほぼ阿久津巻でしたね…彼の家族関係もこれから明かされるのかな。クロが好きな歌舞伎をわかってもらおうという努力は確かにだな…。蝦原も変わっていくのだろうか。そしてまたいいところで以下次巻!

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    2015年12月26日
  • 夏の塩 魚住くんシリーズI

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    最初の話は美しかった。 汗を舐めてしまう… なんだか詩的な甘美さがあった。
    が、しかし想いが進んでいくにつれて、ただのBL感というか、登場人物の現実味のなさが突きつけられた。 嫌いではないが、万人に受け入れられるような小説ではないなぁ、という印象。

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    2015年12月02日
  • カブキブ! 1

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    歌舞伎好きの高校生クロが、みんなとカブキをしていく話一作目(ざっくり説明)。カブキ部のみんなが個性豊かで、一作目だからかいいところで以下次続巻!早く続きを読みたいです。仲間が増えるのかな〜

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    2015年11月14日
  • 妖奇庵夜話 空蝉の少年

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    2作目から読んでしまった…最初から読まねば。結局誰が「件」よ?と振り回されてしまった。二口女さんは解決してよかったね。マメとテルがまた会えるといいな…

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    2015年11月06日
  • カブキブ! 4

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    うーん、なんだろう。渡子ちゃんのエピソードはいるのだろうか?
    みんながみんな明るく良い子ばかりだと、ゆくゆく話が膨らまないのかも知れなくなるけど渡子ちゃんはいるのだろうか?

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    2015年10月22日
  • カブキブ! 1

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    以前からおすすめされていた作品。
    歌舞伎について、日本の伝統芸能について、少しずつでも知っていきたいと思っていたので、良いとっかかりとなった。

    登場人物もよくある個性的タイプ。
    とくに浅葱先輩は設定が鹿島君な感じだったので(もうちょっとライトだが)そのまま鹿島君の顔と声が浮かんでいた。

    終わりに、「彼」が出てくるのだが、名前が出てこないのがちょっと可哀想。
    書かれなくても分かっていたけれど、最後にポンと出してあげるくらい良いのでは?と。
    いいところで次巻に続いてしまうので、二巻がまだ出ていない時に読んだ方はやきもきしただろうなぁ。

    四巻発売、おめでとうございます。
    今後、きっと皆と仲良く

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    2015年09月29日
  • 妖奇庵夜話 空蝉の少年

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    絶対繋がってるんだろうなぁと読み進めていったら、間違っちゃいなかったけど、予想外のところに着地しました。やっぱりホラーや推理物は予想外のとこに着地してナンボですよね。今回も面白かったです。

    青目の属性もようやく明かされて、今後が気になります。
    続刊も買ってきたので、はやく読まなきゃ。

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    2015年07月30日
  • 妖奇庵夜話 魔女の鳥籠

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    シリーズ4作目。今回は母と娘のお話。娘に依存、支配する母親と、逃れたいと思いながらも母親を捨てきれない娘。血が繋がってるからこそ難しいものかも知れない。
    事件としては、伊織さんの気をひくために事件を起こす青目という相変わらずの構図。でも、今回伊織さんと青目の過去についても語られ、いよいよ2人の直接対決が近そうな雰囲気。大切な家族に手を出された伊織さんがどう出るのか、続きが楽しみ。

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    2015年06月07日
  • 妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず

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    人間と見た目は変わらないが、「妖人」がいるという世界。
    警察は妖人に詳しい妖琦庵の亭主へ事件の協力を依頼する。

    妖怪の出てくる時代物かと思っていたら、現代物だった。そして妖怪ではなく妖人。
    片目を髪で隠した日本一有名な某妖怪少年と似た風貌の妖琦庵亭主がいいキャラしてる。安楽椅子探偵っぽいミステリー要素もある。
    装画:中村明日美子

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    2022年12月18日
  • 夏の塩 魚住くんシリーズI

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    半年ほど前に新聞で「大学生が薦める~」というような記事で題名、著者が載っていたので、購入してあったもの。
    読んでみてびっくり!
    こんな展開??
    驚きが大きくて、ぐいぐい読んでしまいました。
    予備知識がなかったので、まぁドキドキしました。

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    2015年04月25日
  • 過敏症 魚住くんシリーズIV

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    ハードカバー版を既読。ようやく、ひしと感じられるかたちで想いがつながった魚住と久留米。魚住の喜びや久留米の無頓着さが心地よく伝わってきて、精一杯を愛情として差し出すさまに胸が温かくなった。他の巻で垣間見えたサリームの家族への深い愛情にも切なくなったが、マリの歩いてきた道を構成する家族の部分もあまりにも切ない。実際にマリのような女性がいたとしても、彼女の気高さに仲良くなれるとはおもわない。それでもマリは「何言ってんの」と笑い飛ばして、ひとりで立って見せろと奮起させてくれそう。花粉が飛んでも、春はうつくしい。

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    2015年03月28日
  • メッセージ 魚住くんシリーズIII

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    内容を知っていても落涙を堪えることはむずかしい。たった一ヶ月の交流が10年の付き合いに勝ることが少なくないとわたしたちは知っているし、魚住とさちのが不器用なやり取りを交わすその姿に、細胞が流れる音を聴いたはずだ。帯に銘打たれた“シリーズ最大の衝撃”ということばには何の間違いもないが、この衝撃とやらを、読者は何度味わったことだろう。与えたかったさちの、拒絶された久留米、恐怖に負けそうになった魚住、しかと届くことばを放ったマリ、彼らを生かす料理を作り続けるサリーム。紙の上で彼らが生きていることが、衝撃だった。

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    2014年12月29日
  • プラスチックとふたつのキス 魚住くんシリーズII

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    ハードカバー版を既読。文庫版ではひとつひとつのお話をゆっくりと読めてうれしい。「迫りくるバター」がツボに入り、こんなセリフあったっけとおもってしまったのも、ハードカバーを一気読みしたせいだろう。魚住の、久留米がそこにいるだけで満たされるような雰囲気が好きで、意地を張りながらも魚住を気にかけている久留米の姿が愛おしい。「最後は死ぬの、おれたち」と悲観的になるでもなく、単なる事実として口にする魚住のこころだけは、まだ理解できないけれど。ただ、そんな彼の声が小春日和のような響きを持っていそうだとだけ、おもった。

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    2014年10月22日
  • 妖奇庵夜話 空蝉の少年

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    自分は<件>だと名乗る占い師達。
    彼らが果たして妖人なのか語りなのかを判別するため
    妖琦庵の主と出かける事に。

    大量に食べる女性は単なるきっかけの女性。
    かと思ったら、わりと要所要所に。
    占いですから、それに関係する人がいる、という事と
    何者なのか、という事。
    確かに、自分を知ると確実にすっきりする状態です。

    自分は特別、と思う時期ではありますが
    思い込みとはすばらしいものです。
    むしろ相手が自分に合わせるのが当然、な姿が
    ものすごく分かりやすくて良いです。

    面白かったのは、初めてのお友達訪問。
    保護者連、面白いまでに右往左往。
    想像するだけでも楽しかったですw
    しかしこれ…確かに自分が

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    2014年10月07日
  • 夏の塩 魚住くんシリーズI

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    味覚など、普段生活していてもあまり意識しないだろう。当たり前にそこに存在しているものだからだ。では、味覚がなくなったら、どうだろう。何を食べても味がしない、食感が感じられる程度で、腐っていようが不味かろうが食べ続ける……。果たしてそれは、100%生きている状態と言えるのだろうか。
    主人公の魚住真澄が味覚を失ったところから、物語ははじまる。彼の繊細で不安定な心は、この世界がもたらす強く、ときに不条理な刺激に耐えられない。鈍くあろう、鈍くあろうとするうち、心が半分死にかけ、味覚障害になってしまったのだ。
    味覚を失うというのは、壮大な暗喩である。生と味覚は直結している。彼が味覚を回復するためには、生

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    2014年09月28日
  • 妖奇庵夜話 空蝉の少年

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    【妖琦庵夜話シリーズ】第二弾。

    一巻に引き続き安定の面白さ。

    やっぱり脇坂出て来ると和む(笑)。

    第三弾も購入済みなので読むのが楽しみ。

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    2014年09月20日
  • カブキブ! 1

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    歌舞伎の魅力をわかりやすく解説しながら、夢を追う少年たちの努力を描く作品なのだと思う。
    そのコンセプトはとても好きだったが、どちらにも寄りきれずに少し中途半端な感じが散見された。

    もしかしたら続編でより歌舞伎らしさが見られるのかもしれないし、少年たちのドラマも見れるのかもしれないから、ぜひ読んでみたいと思う。

    それと、歌舞伎を観に行きたくなった。
    作者にニヤリとされてしまいそうである。

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    2014年09月14日
  • 夏の塩 魚住くんシリーズI

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    ことしに入ってから初めてハードカバー版の「夏の塩」と「夏の子供」を読んだので、記憶はまだ新しい。5冊分の文庫で刊行されるということで、このシリーズをリアルタイムで読めなかった人間も「本来はここまでで一冊だったのか」と当時の感覚がわかってうれしい。一般文芸の名義なのでびっくりするひとがいるのでは? と勝手に心配だが、どうだろう。ドライな文章と、ドライなのに魅力的に映る登場人物。狭くて暑苦しい部屋の居心地がよかった理由を魚住が理解する場面に胸を打たれ、「じぶんには救えない」と断言するマリのいさぎよさに憧れた。

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    2014年08月13日