榎田ユウリのレビュー一覧
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王都にとどまる事になった少年の身分は、神官見習い。
しかしそこにいたのは、身分に凝り固まった少年達。
素晴らしいほどに選民思考にあふれています。
分かりやす過ぎです…。
最後の方に母親に甘やかされてな背景が語られますが
これもまた分かりやすく反発心。
年頃ですから、で終わりそうな話ではあります。
とはいえ、はたき倒しても罪悪感がでなさそうな
有難い(?)悪役ではありますw
さくっと昔の話が出て、そこの重要事物も登場。
レギュラーがふえるのか、次に何かしてくれるのか。
男装の麗人、無駄に女官がきゃ~きゃ~言っても
大丈夫な存在!
今回は、心が不安定だと無理、という
出てくるヒントが出てきま -
Posted by ブクログ
以前からおすすめされていた作品。
歌舞伎について、日本の伝統芸能について、少しずつでも知っていきたいと思っていたので、良いとっかかりとなった。
登場人物もよくある個性的タイプ。
とくに浅葱先輩は設定が鹿島君な感じだったので(もうちょっとライトだが)そのまま鹿島君の顔と声が浮かんでいた。
終わりに、「彼」が出てくるのだが、名前が出てこないのがちょっと可哀想。
書かれなくても分かっていたけれど、最後にポンと出してあげるくらい良いのでは?と。
いいところで次巻に続いてしまうので、二巻がまだ出ていない時に読んだ方はやきもきしただろうなぁ。
四巻発売、おめでとうございます。
今後、きっと皆と仲良く -
Posted by ブクログ
自分は<件>だと名乗る占い師達。
彼らが果たして妖人なのか語りなのかを判別するため
妖琦庵の主と出かける事に。
大量に食べる女性は単なるきっかけの女性。
かと思ったら、わりと要所要所に。
占いですから、それに関係する人がいる、という事と
何者なのか、という事。
確かに、自分を知ると確実にすっきりする状態です。
自分は特別、と思う時期ではありますが
思い込みとはすばらしいものです。
むしろ相手が自分に合わせるのが当然、な姿が
ものすごく分かりやすくて良いです。
面白かったのは、初めてのお友達訪問。
保護者連、面白いまでに右往左往。
想像するだけでも楽しかったですw
しかしこれ…確かに自分が -
Posted by ブクログ
味覚など、普段生活していてもあまり意識しないだろう。当たり前にそこに存在しているものだからだ。では、味覚がなくなったら、どうだろう。何を食べても味がしない、食感が感じられる程度で、腐っていようが不味かろうが食べ続ける……。果たしてそれは、100%生きている状態と言えるのだろうか。
主人公の魚住真澄が味覚を失ったところから、物語ははじまる。彼の繊細で不安定な心は、この世界がもたらす強く、ときに不条理な刺激に耐えられない。鈍くあろう、鈍くあろうとするうち、心が半分死にかけ、味覚障害になってしまったのだ。
味覚を失うというのは、壮大な暗喩である。生と味覚は直結している。彼が味覚を回復するためには、生