ダン・ブラウンのレビュー一覧

  • インフェルノ(中)

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    毎度のことながらロバート・ラングドン教授を通じた作者のイタリア美術や歴史・宗教に関する造詣の深さに脱帽。
    10年程前の作品だけど、人工的に作られた未知の病で人間を減らして地球環境のバランスを取ろうとする考え方やWHOが槍玉に上がる設定が、コロナで大騒ぎしている今と被ってリアル感がありました。中世に猛威をふるった黒死病が象徴的に何度も出てくるんだけど、その病は中国からイタリアへ渡ったとか…。

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    2020年10月18日
  • インフェルノ(上)

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    宗教象徴学者のロバート・ラングドン教授シリーズ。
    日本にいると全く感じない人口爆発の問題とダンテの『神曲』が絡んだ物語でした。

    国としての成長がないのにどんどん子供を作っているアフリカ等の貧困国にキレイごとばかりの援助をしている国際機関を問題視する考え方は一理ある。
    「地獄の最も暗きところは、倫理の危機にあっても中立を標榜する者たちのために用意されている。」との言葉は、とても奥深い。

    実際にはキリスト教国の深い信仰心を一般の日本人は理解できないし、物語中たくさん出てくるイタリアの宗教美術も同じ意味で深い意味までは理解できない。
    それでもこのシリーズが人気があるのは、美術・歴史・宗教に対する

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    2020年10月17日
  • インフェルノ(上)

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    ダンテの神曲読んでみようかしら!とか思ったけど100年早いだろうな…いつか読めるようになりたい…
    ダン・ブラウンの作品はどれも観光案内かと思ってしまうほど海外旅行への誘惑に駆られる…
    フィレンツェ行きたい

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    2020年08月09日
  • 天使と悪魔(中)

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    おいおいー!やばいやばい!

    宗教的な倫理が崩壊してゆく様が描かれる。
    惨たらしい殺され方。宗教と科学の対立が生んだ空しい戦争は
    どういう結末を迎えるのか。ラングドン達に残された時間はもう少ない。正義とか悪ではない。
    彼らは一体、何のために戦うのか。

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    2020年06月11日
  • ロスト・シンボル(上中下合本版)

    購入済み

    面白いが難解

    他の作品と同じように、歴史や宗教の話がたくさん出てきて勉強にはなる。ただ、若干難しく、
    読むのにかなり時間がかかった。今回のテーマはフリーメーソンで、ワシントンを舞台に物語が
    展開。ハラハラドキドキの連続だが、残虐非道かつ狡猾な犯人は、悪魔の化身そのもの。得体の
    知れないCIAのサトウは、はじめは敵か味方かわからなかった。宗教と科学が一体となった純粋知性
    科学はどこまで研究が進んでいるのか知らないが、フリーメーソンには政府の要職を占めるメンバーが
    多数いるといわれるだけに、陰で世界を動かしているのはフリーメーソンだという陰謀論のほうが、む
    しろ現実味があると思う。

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    2020年05月19日
  • オリジン 下

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    最後までまさかの展開が立て続けにあり、スルスルと読ませるダン・ブラウンのすごさがこの小説でも発揮されていた。

    毎度の美術にまつわることの綿密な調査には驚かされるし、今回は科学についても深い考察が見て取れて、見識を広げさせてくれる一冊でした。

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    2020年05月12日
  • オリジン 中

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    面白くなってきました。

    「悪名高き〝サグラダの螺旋〟か。ラングドンはのぼってみようと思ったことさえなかった。  サグラダ・ファミリアの目もくらむような螺旋階段は、《ナショナル・ジオグラフィック》誌の〝世界で最も危険な階段トップ 20〟の第三位に選ばれている。上のふたつは、カンボジアのアンコール・ワット寺院の不安定な階段と、エクアドルの〝悪魔の大釜〟と呼ばれる滝の脇の断崖に刻まれた苔むす階段だ。」

    —『オリジン 中 (角川文庫)』ダン・ブラウン, 越前 敏弥著

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    2020年04月26日
  • インフェルノ(下)

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    「ウイルス」「パンデミック」「PCR」等の文字を見ると、ノンフィクションではと思えるほどです。
    スピード感溢れる展開は一気読みです。

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    2020年04月13日
  • オリジン 中

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    上巻を読んで、気になる気になる!と思っていたカーシュの発見についてはまだたどりつかないし、誰が黒幕で誰がラングドンやカーシュの対立側なのか二転三転するからはらはらするし、とにかく下巻のラストまで読まないと落ち着きません!(もはや感想ではないけれど)

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    2020年04月05日
  • オリジン 上

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    ロバート・ラングドンシリーズ。
    ラングドンの教え子、かつ友人である天才科学者・未来学者のカーシュが、おそらく宗教界に激震を与えると思われる新たな科学的発見を大々的に発表する!というところから始まる。
    新たな発見とは何なのか、発表させまいとする宗教界の重鎮たち、発表の会場となったグッゲンハイム美術館、そしてスペイン王宮。
    多くの人たちの思惑が入り乱れ、さらにカーシュが発明した超有能なAI・ウィンストンも加わって、これからいよいよ物事が大きく動き出す、といったところ。
    早く続きを読まなくちゃ。

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    2020年04月01日
  • オリジン 中

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    「われわれはどこから来て、どこへ行くのか」というこの世の不思議と宗教とを絡めながら話は進む。サグラダ・ファミリアやカサ・ミラなども登場するので、想像力を掻き立てられる。

    いよいよクライマックスへと向かうが、カーシュの解き明かしたという謎がどんな内容だったのか、ワクワクして来ます!!!

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    2020年03月14日
  • インフェルノ(上)

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    今、コロナウィルスでパンデミック状態の現実。タイムリーな時に読み、現実をちょっと冷静に感じられたというのが読書の効。
    古のフィレンツェの建造物、美術品が今現在との時の重みのよい土台となり、行ってみたいという観光意欲もかき立てる。が、現実はイタリアは今特に流行が大きく、どういうわけか日本の古、法隆寺、中宮寺でも散歩してみようかと思ってしまった本の不思議マジック。
    人物設定が面白かったが、ストーリーテンポは私にはちょっとだるいところもあった。

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    2020年03月14日
  • オリジン 上

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    ロバートラングドンシリーズ5作目。これまでの作品以上に現代とリンクしている表現が各所に織り込まれていたり、上巻はスラスラ読めました。
    これからどんな感じに展開していくのか楽しみです!

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    2020年02月15日
  • ロスト・シンボル(下)

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    フリーメイソンという存在には、なにか良からぬ噂が多い秘密結社というイメージがあったが、本作によりその悪い印象が半分ほど払拭された。半分というのもどこまでが事実またはフィクションなのかわからないからだ。冒頭に事実と書いてあること以外はフィクションだとは思うが、ピラミッドや古の知恵などが実在するかもしれないと思わせられるところに面白さがあった。
    純粋知性科学が人間の精神をテクノロジーとして捉えることも興味深い。この数千年の人間という歴史の中で、精神の仕組みがいまだに解明されていない以上、自分自身にもまだなにか秘められた能力や可能性があるのではないかと思えた。

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    2020年02月02日
  • 天使と悪魔(中)

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    実際に存在する教会や史実を基に展開されており、今までに読んだことが無い分野でしたが大変面白かったです。
    途中、インディージョーンズを連想させました。
    映画も見ましたが、原作の方が断然面白いです。

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    2020年01月03日
  • 天使と悪魔(上)

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    実際に存在する教会や史実を基に展開されており、今までに読んだことが無い分野でしたが大変面白かったです。
    途中、インディージョーンズを連想させました。
    映画も見ましたが、原作の方が断然面白いです。

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    2020年01月03日
  • インフェルノ(下)

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    狂気と呼べる天才科学者の慧眼ーそれを信じたのは天才故に孤独に直面し、人類に絶望した女性。

    結果は『インフェルノ』であったかもしれないが、初めて人を信じたことで苦難の『煉獄』を乗り越え、『天国』へと向かうかもしれない。

    宗教・科学・芸術・歴史など様々な教養をベースに書かれた大作です。
    読み応えはありましたが、映画がひどいので☆マイナス1。

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    2019年12月24日
  • デセプション・ポイント(下)

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    「天使と悪魔」と「ダ・ヴィンチ・コード」の間、ダン・ブラウンの第3作
    綿密な取材に裏付けられた上で、虚実織り交ぜたエンターテインメント作品
    やはり面白いです
    ちょっと下ネタは多めかな?

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    2019年10月15日
  • オリジン 上

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    ロバート・ラングドン教授が活躍するシリーズ最新作。今回の舞台はスペイン。
    かつての教え子で今では親友となった、コンピューター科学者で未来科学者のエドモンド・カーシュが世界をひっくり返すような科学上の大発表を行う、ということでビルバオ・グッゲンハイム美術館に名だたる人々を招待した。ラングドンも招待客の一人。美術館に入った瞬間から、カーシュが開発した優秀なAIがヘッドセットを通じて案内するなど、凝った演出がされ、いよいよカーシュのプレゼンが始まったのだが…。
    ネタバレになるからあまり書けないけれど、簡単に言えば最先端科学vs宗教を重んじる人々、のような構図に見えるが、二重三重に陰謀が散りばめられて

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    2019年10月08日
  • インフェルノ(上)

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    映画のCMでトラウマになった。
    改めて読んでみると、現実問題と向き合ったエンターテインメント作品で、とても面白い。

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    2019年10月07日