ダン・ブラウンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上中下巻一気読み。今回は冒頭、ラングドン教授の記憶喪失状態で物語が進行していき、何が起きたのかを追体験していく様な感覚。『真実』が『真実』ではないという作品はいくつもあるが、インフェルノほど数多くの真実を隠し続ける作品は少ないだろう。
歴史のウンチクは多いが、上中下巻とそれぞれ驚くべき山場があり、1つず真実が明らかになっていくストーリー構成は読後に余韻を与えてくれる。
(読んだ当時にレビューをわけていなかったため、それぞれの巻ごとの感想では無く全体のレビューになるが)
個人的にはもっとバットエンドによって欲しかったので(話は逸れるが、なぜハッピーエンドばかり受け入れられるのだろう) -
Posted by ブクログ
ダンブラウン、恐ろしい……
実在する信仰、都市、科学、建物、全てに気を配り、読者の知的好奇心を途絶えさせない物語を何作も……
難しい、本当に、難しいのよ!ちゃんと理解できてないところもたくさんあると思う。それでもめっっっっちゃおもしろい。
前作までは宗教信仰に深く関係していたので、「ふーん」くらいにしか思わなかったけど、今回は、夜中布団の中で「魂の質量」についての箇所に読んでいるとき、確実に死の恐怖を感じた。身体からなくなった魂はどこに行くのか。この意識はどうなってしまうのか、って。
純粋知性科学、学びたいなぁ。この間一人で美術館に行った時に気づいた。私、展示を見てると段々頭痛と息苦しさがひどくなる。これって展示物への人の思考が関係してるのではないか?って。笑
今作も哀愁のある人間関係だったけど、最後は少し軽くなって終われたかな?
ラングドン氏、毎回大変だけど、人類のためにこれからも頑張ってほしい。 -
Posted by ブクログ
(上・中・下共通の感想)
ダン・ブラウンのラングドン教授ものとしては4作目らしいが、特に考えず最初に読んだ本作。ミステリーの根幹をなす地球の人口問題は自分も関心のあるテーマだし、作品の舞台となっているフィレンツェ、ヴェネツィア、イスタンブールはどれも魅力的で好きな都市なので惹きこまれて読むことができた。読んでいてあたかもその街を観光しているかのような気にさせてくれる作者の描写力に感心したが、巻末の解説でそれも作者の人気の理由の1つだと述べられていて確かにと思った。
物語の展開自体は、後半のどんでん返しのために無理をしている感が強く、途中まで十分面白いストーリーだったのが、後半の展開の捻じれで戸惑い交じりになってしまったので星1つマイナス。でも他のラングドン教授ものも読んでみようと思う。