ダン・ブラウンのレビュー一覧
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人類はどこから来て、どこに行くのか?
著者ダン・ブラウンが本作の中で提示した解、主人公の死から始まる謎解きと活劇、伏線、最後のどんでん返し?も面白く堪能しました。
科学と宗教、いずれも大いなる自然に対する疑問から発展したものですが、肥大化し、形骸化された宗教や今も続く盲目的な帰依に対し、この先科学がAIによる発展の中で宗教を超越するのか分かりませんが、科学的真理に大いなる何かの存在をどうしても想像してしまいます。
AIと人類の融合の未来がどうなるのか、行くつく先も想像出来ませんが、今より進んだ世界と人類があり、それでも超越した存在である神を信じる人間の心が残るのだろうと思います。
本当に人類は -
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ロバート•ラングドン三作目。
今作は宗教•科学から精神世界に広がり、個人的には飲み込みづらいものを感じました。
けれど、私のように基礎的な知識がなくとも理解がしやすいよう言葉を尽くして説明されており、(翻訳は想像できないほど大変な作業だったのでは、、)短い章立て、謎の細かな回収、思わせぶりな言動の登場人物たちに引っ張られ、ぐいぐい読み進めることができました。
なんというか、この世界には自身の理解を超えたものがあるかもしれないと考える謙虚さと、それゆえ他者が大事にしていることが理解できなくても、敬意を払う姿勢でいることが大切なのだと感じました。
今作も前回より年月が経った設定で、ラングドンも -
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映画は好きだけど、小説は「難しそう」と思って読んでない方は読んでほしいです。
面白いですよ。
映画の「ダヴィンチコード」「天使と悪魔」「インフェルノ」が好きで何度も見ているがいざ小説となるとどうしても難しくてイメージできずに挫折してしまうのではないかと思っていて中々手が出せずにいましたが、「ロストシンボル」がずっと気になっていたので読んでみました。
上巻はゆっくりと物語を広げていく段階というか、その、ゆったり感に挫折しかけましたが中巻から物語が加速しだしてからはすんなり読めました。
映画化されているシリーズでもあるので、イメージしやすく、トムハンクスと声は江原(吹替)で脳内再生されて楽しめま -
Posted by ブクログ
宗教学や美術に造詣があればより理解できたかと思いましたが、知識のない自分でも知的なミステリーとして、とても楽しめる作品でした。
映画の方はストーリーが駆け足で登場人物の言動にある背景がよくわからず、少し置いて行かれたような気持ちになりましたが、美術館や教会などの周辺状況を視覚的に見てイメージしやすかったので、原作の魅力を理解する上で観ておいてよかったと感じました。
難しいテーマであるけれど、登場人物が少ない上に書き分けがしっかりされているために読み進めやすく、スピード感があるため一気読みしてしまいます。評判通り多くの人に読まれ愛される作品であると実感しました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人類はどこから来て、どこへ向かうのか。その根源的な疑問を解決したカーシュが、世界的発表の途中に暗殺される。
立ち会ったスペイン王子の婚約者と共に、ラングドンはカーシュの発表を保存したパソコンのパスワードを探すため、バルセロナへと向かう。
スペイン王室の陰謀か?パルマール教会の策略か?それとも、カトリック教会か?
二転三転しながら話はすすむ。
そして、カーシュの発見は、世界はエントロピーを増大させるために、生物を生み出し、そして、テクノロジーと共生する事で、新たなステージに人類が立たされる事だと知る。
全てはAIのウィンストンが手を引いた事だと気づいた時、これが人類がテクノロジーに使われて、奴隷 -
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下巻読み終わりました。
所々覚えてつつもいい感じに忘れていて、二度目の美味しいを堪能させてもらいました。
たぶん覚えてた部分は当時のわたしが鮮烈に印象づけられた部分なのかなと思うと、年を経て読み返した際に気になったところが違うところに時の流れを感じます。
われわれはどこへ行くのか…
わたしはキリスト教徒ではないので、カーシュの発見したものを見聞きしても特に違和感はない(科学と宗教を別物として捉えているから?)のですが、キリスト教を信じてる人たちにすると信じるものはどちらか一択しかないのか。どちらもあってよいものだと思うので両立できないのだとしたら悲しいことです。
また何年かしてこの話を読ん -
Posted by ブクログ
世界の人口爆発を食い止めるため、ある天才遺伝子工学者がとった手法は未知のウイルスをばら撒く事⁈
記憶の無くなったラングドンが医師シエナと共に探るのは、ダンテの神曲に関わるもの達。絵画、デスマスク、そして自身を追っているのは何者か?
謎が解き明かされて行くと共に、パンデミックを引き起こす何かのありかに近づいていく。
WHOは?機構は?シエナは?誰が味方なのか、なんのために狙われてるのか?
全てが繋がった時、人類は救われるのか?
映画は改変が多かったようで、突拍子もない事についていけず、理解に苦しんだが、本は丁寧に描かれており、楽しかった!これぞ、ラングドンシリーズ!