中原淳のレビュー一覧

  • 研修開発入門―――会社で「教える」、競争優位を「つくる」

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    実践7割、理論3割といったところか。
    企業内(特に大企業)では配置転換などで一つの部署にいられない、もしくは研修に力を入れたいが人員的にも時間的にも制約があり研修のノウハウが繋がっていかない、といった日本の多くの企業が抱えている問題を解決しうる本だと思う。
    実際に人事に配属され研修を任された人は、精読して一度この通りに計画実践してみる。まだ実際の研修業務には携わらない人は、流し読みでも研修の大切さ準備にこれだけの労力が必要、そして理論的な事を知る意味でも読む価値は大いにあり。

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    2021年07月10日
  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

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    転職について体系的に整理してくれている良書。転職に悩んでる人には一度読んでもらいたい。
    人事の仕事に関わっている者としても、とても勉強になりました。

    マッチング思考からラーニング思考へ
    内定・入社はゴールではない

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    2021年07月07日
  • チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方

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    チームワーキングに必要な3つの視点
    ①チーム視点
    ②全員リーダー視点
    ③動的視点

    具体的行動
    ①目標を握り続ける
    ②動きながら課題を探し続ける
    ③相互にフィードバックし続ける

    ケースに当てはまて説明がありわかりやすい。
    わかってはいるけどなかなか
    出来ていない部分がやはり
    チームワーキングには必要だと感じた。

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    2021年07月05日
  • フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術

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    ・本人の成長にとって最も重要なことは、外部からの情報通知によって、自分の行動に乗り越えるべきギャップが存在することを認識し、自分の行動や結果にしっかりと向き合うことです。
    ・相手に刺さるようなFBをするためにはできるだけ具体的に相手の問題行動の事実を指摘する必要。それにはFBを行うために必要なデータを事前に部下の行動を観察することで徹底的に収集していくことが求められます
    ・セッションの目的を最初にストレートに述べること、一緒に話し合って行こうと述べる
    ・大人が何かを学ぶとき、行動を変容させるときには一定の痛みが伴うもの。しっかりと相手に向き合い、このセッションの目的を伝え、その上でともに改善し

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    2021年06月24日
  • チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方

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    チームはリーダーが引っ張っていくものだと思っていた。
    これからの時代は「全員リーダー視点」が大事と記載があった。
    この考えはあまりなかったが、確かに全員リーダー視点だと圧倒的当事者意識が芽生えると感じた。
    これを組織で浸透させていこうと思う!

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    2021年06月21日
  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

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    転職したいと思う自分、転職した自分を客観的に見つめ直すために示唆を与えてくれる本だと思う。個人の経験に依拠したわけではない点が良い。

    メモ

    ◯マッチング思考からラーニング思考へ
    ・自分にあっている会社を探すマッチング思考では以下の前提がある
    1. 自分のことをよくわかっている
    2. その自分はすぐには変わらない
    3. 入りたいと思う企業仕事についてよくわかっている
    4. 入りたいと思う企業仕事はすぐには変わらない
    5. 入りたいと思う企業仕事に出会えること
    ・膨大な数の業種からベストを探す考え方で.自分や環境を固定的なものと捉えがち
    ・ラーニング思考は転職を通じて学ぶことで自らも変わってい

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    2021年06月12日
  • 組織開発の探究―――理論に学び、実践に活かす

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    組織開発とは何なのか。
    どのような理論があり、どのような実践が可能なのか。
    組織開発100年の歴史を遡り、思想的源流から手法までを詳細に解説していきます。
    組織開発を知りたい人には、必読の一冊です。

    組織開発は、非常にパワフルな手法である一方で、用いられ方を間違ってしまうと、大きなリスクや危険を個人や組織にもたらしてしまいます。いったい組織開発のどこに危険が潜んでいるというのかというと、組織開発が「集団精神療法」の影響を受けて発展してきた、という、この歴史的事実にあります。組織開発をこれから企業で導入する場合には、ぜひ、組織開発をする側のファ シリテーターの経験、履歴などを前もってしっかりと

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    2021年03月19日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    前半の残業自体の分析で、残業に幸福を感じる人達の話など「ああわかる…」ということが多々。残業の原因が個人の能力不足ではなく、職場に起因するものだというのがデータを通じて浮かび上がってきている。後半の施策の話でも、ノー残業デーなどの施策が形骸化する回を重ねるたびに効力を失っていく(しかも闇残業化する)というのも納得。
    ではどうすればいいのか、外科手術的・漢方的という二つのアプローチが提案されている。前者は、残業時間の見える化→施策を社内でちゃんと流行らせる→1ヵ月を乗り越える→効果の見える化。後者は組織の現状を見える化→ガチ対話→未来づくり。
    「見える化」を徹底的に行うのがとても大事だと思った。

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    2021年02月20日
  • 育児は仕事の役に立つ~「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ~

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    ひとりで抱え込まず今後のキャリアのためにもチーム育児を積極的にやっていこうというマインドになれた。子供のために専業主婦を安易に選ぶんじゃなくて、子にとっても色んな人に頼れる周囲のネットワークをつくってあげるというのもいいかもなと思った。

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    2020年12月30日
  • はじめてのリーダーのための 実践! フィードバック 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す「全技術」

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    2020.67

    ・15分の1on1を大切に。
    ・7人ぐらいが一人で見れる限界
    ・フィードバックをもらう機会をもつ。

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    2020年12月28日
  • 「事業を創る人」の大研究

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     新規事業創出のお勉強。

     考えてみれば、事業を創るということは、経済合理性という観点からすれば非合理的な経営活動であり、普通に考えれば「やらないほうが得策』なのです。
     新規事業には多大な経営資源が必要です。ヒト・モノ・カネといっ た会社の貴重な経営資源を動員するには、相応のコストが必要となります。コストを上回る利益を出すには、当然、事業の成功確率や成功によって想定されるリターンがある程度、予測可能な事業に対して投資がされるというのが経営の大原則です。しかし、新規事業の場合は、事業の成否や得られるリターンが事前には予測不可能な状況で経営資源を動員する必要があります。
     つまり、こうした不確

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    2020年10月17日
  • 「事業を創る人」の大研究

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     新規事業創出のお勉強。

     考えてみれば、事業を創るということは、経済合理性という観点からすれば非合理的な経営活動であり、普通に考えれば「やらないほうが得策』なのです。
     新規事業には多大な経営資源が必要です。ヒト・モノ・カネといっ た会社の貴重な経営資源を動員するには、相応のコストが必要となります。コストを上回る利益を出すには、当然、事業の成功確率や成功によって想定されるリターンがある程度、予測可能な事業に対して投資がされるというのが経営の大原則です。しかし、新規事業の場合は、事業の成否や得られるリターンが事前には予測不可能な状況で経営資源を動員する必要があります。
     つまり、こうした不確

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    2021年08月08日
  • 育児は仕事の役に立つ~「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ~

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    仕事と同じで1人で突破することは難しい。ワンオペ育児は絶対にうまくいかない。ワンオペでやろうとしていたのは本当にここ数十年。

    >育児というプロジェクトに必要なのは"体制づくり"。
    ①共働の計画と実行(役割分担)
    ②育児情報の共有(共有と方針)
    ③家庭外との連携

    にはすごく納得がいった。そのために夫婦間や、連携先とのコミュニケーションも重要になってくる。

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    2020年09月17日
  • 研修開発入門 「研修転移」の理論と実践

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    研修でもっとも重要と言われる「移転」について絞って総括した本。最後の鈴木英智佳氏コラムに書かれている8点は非常に的を得ている。
    1.参加者の現場を知る
    2.「やれば出来る感」を高める
    3.本人のWANTを問う
    4.スモールステップを明確にする
    5.逆戻り予防策を考える
    6.行動を宣言させる
    7.参加者同士を結び付ける
    8.ハッピーエンドで終わる

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    2020年08月30日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    「人は自分の経験という色眼鏡を通して世の中を見つめている」

    「努力と成長を結びつけるのが日本人。現代は、競争優位を作り出すイノベーション、量ではなく質が求められる時代です」

    「良いアイデアは人、本、旅から生まれる」

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    2020年05月28日
  • 「事業を創る人」の大研究

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    どうかなぁ。アンケートを図表にして解説してくれるので、分かりやすい。ただ、アンケートの中身が、会社に対する不満というか、新規事業を進める人に対しての人事評価が足りないとか、なんて言うか、居酒屋トーク的。そりゃ、そうだ。共感の根源は私自身も、感じた事があるから。日本の大企業は、会社によっては、自発的な企画を任せようとする文化はなくは無い。ただ、これが事業として当たった所で、個人の成果としてはあまり結びつけず、また、上司の提案じゃなければ好意的に捉えない節がある。逆に、上司の提案ならば、数字を取り繕ってでも、結果が良かったという報告に。すごく良くわかる。良くわかるので、学びがない。

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    2020年04月11日
  • 「データと対話」で職場を変える技術 サーベイ・フィードバック入門 これからの組織開発の教科書

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    職員向けの大学IRの研修の教科書として使えそうな気がした。学問的な知見は皆無。企業の現場レベルではあまり参考にならない本だろう。最後の事例が一番参考になり、面白かった。

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    2020年03月04日
  • 女性の視点で見直す人材育成―――だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる

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    ”最もメジャーなマイノリティ”=女性に対応できる職場をまずは作り、今後想定される更に多様な文化的属性・社会的属性に属する人々を包摂(インクルージョン)できる環境を作っていくためにはどのようなことに留意すればよいかが解説されている。

    ・多様性がもたらす混乱や葛藤は、組織やチームが自らを強化していくための手段にもなり得る。それらをのち超え、新しい仕事のやり方を「安定化=学習」していくとき、多様性の高い集団は、同質性の高い集団と同程度のパフォーマンスを発揮することができるようになる。
    ・誰もが働きやすい職場を作ることこそが、人や組織の成長を促す。そうした環境で業務経験を積んでいけば、個人は業務能力

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    2019年09月29日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    わたしの職場はいわゆるブラック企業で、みんなそれを承知で、昼食も食べずに働いているし、朝出勤すると、社員の誰かが徹夜をしている。公休なのに、働いていたりする。

    組織の体質を変える、ということは、それなりに時間がかかる。今の体質を作るにも時間をかけてきたように、ちょっとやそっとじゃ変わらない。
    これまでに政府が掲げてきた政策や、各会社が掲げている残業対策も、間違ってはいない。ただ、その政策や対策が、その会社にマッチしているかどうかだ。

    つまり。
    最後の方、ある企業の実際の取り組みが載っていて、けれど、頭に入ってこないレベルで現実味のなさを感じてしまって。
    残業をなくすには、長い時間をかけて、

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    2019年08月20日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    残業の発生メカニズムをデータで説明するところは、無料の労働力を利用できる先生ならでは。
    行きつ戻りつ残業のメカニズムを述べてはいるが、結論に目新しさはない。
     ・ジャッジ力
     ・グリップ力
     ・チームアップ力

    何事にも共通するキーワード。

    働き方改革が声高に叫ばれる会社にお勤めのマネジャーの理論武装にどうぞ。

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    2019年07月12日