中原淳のレビュー一覧

  • 「事業を創る人」の大研究
    企業が本業とは別の事業、つまり「新規事業」を展開することで、傾きかけた会社が持ち直したというサクセスストーリーはよく聞かれる。が、その裏には99%の新規事業の失敗が存在する。

    経営者にすれば当然、そんなことはわかっちゃいる。しかし、経営者は新規事業にあこがれ、やりたがる。なぜなら、我の新規事業こそ...続きを読む
  • 働く大人のための「学び」の教科書
    時代の進化が早くなっているので、学生時代の一度の学びでは時代に追従できなくなってきているとして、大人の学びを提唱します。
    「ライフシフト 100年時代の人生戦略」リンダ・グラットン著の考え方を基本に具体的な大人の学び方について、背伸び、振り返り、つながりを三つの原理原則、タフアサインメント、本を1ト...続きを読む
  • 「事業を創る人」の大研究
    新規事業に対してのなんとなくネガティブなイメージを整理・分析し、取り組み方について提示されており、大変興味深い。
  • はじめてのリーダーのための 実践! フィードバック 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す「全技術」
    部下に対する指摘の仕方について記載している。
    具体的に話をする。
    15分だけでも月1回一対一で話をする。
    フォローしてほめることは指摘を忘れさせることになる。
  • 働く大人のための「学び」の教科書
    こういう本は自己啓発本と呼ぶのかな? 学生時代は「学業が本分」などと言われ否が応でも「学ばざるをえない」状況にあるけれど、社会人になると学ばなくても惰性で(あるいは、慣性の法則で)進むことができるため、働く「大人」にこそ「意識的な学び」が必要。すでに知っている、身についていることが古くなったら、意識...続きを読む
  • 「事業を創る人」の大研究
    新規事業の創り方を、人や組織の観点から研究し明らかにしていく本。
    普段、仕事でやっている、インターンを活用して企業が成長していくプロセスにとても似ているなと思った。新規事業の創出に白羽の矢を立てられた人が、既存事業部門から「何でそんな結果出ないことやってんだ」的なこと言われて会社での居場所がなくなっ...続きを読む
  • 働く大人のための「学び」の教科書
    私はなんで勉強が好きなんだろう、という疑問をずっと持っていて、その答えを知りたくて読んだ。答えは出なかったけど、ひとつだけはっきりわかったことがある。私やっぱり勉強好きだわ!!
    それと、私は大人になってからますます勉強が好きになってしまったんだけど、その理由はこの本を読んだらなんとなくわかった。大人...続きを読む
  • 働く大人のための「学び」の教科書
    自分の場合は「越境」がまったくないことを痛感。わかっちゃいるけれどもできないのです…。大人の学びは痛みを伴うと書かれているとおり、これが怖いのかもしれません。個人的に大量の読書はしているものの、「越境」がないため学びの必要性を痛感する体験に乏しく、読んだ内容が身になる量が少ないのかも。
    大学教授の書...続きを読む
  • 会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~
    主に部下対応について、マネージャーにありがちなケースについて(現在の)考え方を述べたりしている本。
    一般社員層が読んでも得るものはあると思います。
    対話録形式なので、そういうのが苦手な人には向かないかも。
  • 研修開発入門―――会社で「教える」、競争優位を「つくる」
    今後何度も読み返すことになりそうな貴重なマニュアル本になりそう。実際の業務として、CDや講師をしたことはないが、人材開発・能力開発・人材育成・従業員教育の分野でコンサルタントとしての力を発揮していければと考えているので、よい入門書ともなった。
  • マンガでやさしくわかる部下の育て方
     合間合間にマンガが入っているので、具体的な例として想像しやすいので、読みやすかったです。部下を持つマネージャーの方におすすめです。ついつい自分で仕事をしてしまう方も多いと思いますが、しっかりと部下を育てることが将来的には逆に楽になりますよね。
     マネージャーになった人が直面する七つの挑戦課題のうち...続きを読む
  • 育児は仕事の役に立つ~「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ~
    チーム育児では、
    お世話仕事だけでなく、
    チーム内の情報共有、
    外部組織との関係構築
    も含めて育児と定義したところが目から鱗。

    確かに!それなら、仕事で活かせる、いや生きてく上で育児は活かせるでしょう。と思った。
  • 仕事人生のリセットボタン ──転機のレッスン
    アスリートのキャリアの考え方と比較して、これからの日本で自分の人生を積み上げていくときに、何を基軸としていくか、考えるきっかけになった。
    ピークの前に、準備して次の階段を登っていく、という考え方はとても参考になった。
  • 会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~
    時短勤務社員の存在とか、仕事できない高給取り年配社員、といったどの会社でもありがちな問題について二人で対談している本。
    なお、読んでると課長職の二人が居酒屋で喋ってるのを盗み聞きしているような気分になります。

    タイトルのように決断力のトレーニングにはならないけども、他の人の考えは示唆に富んでるし、...続きを読む
  • アルバイト・パート[採用・育成]入門
    労働人口が減り、どの産業においても働き手は確実に減る。
    働きやすい職場をつくることは、ほとんどの職場において必須条件となる。
    働きやすい職場環境とは、ただ単に休みが取りやすい、時間の融通が利く、時給が高いということではない。
    具体的な統計データから導き出された、職場を選ぶ時の基準、継続意欲の根源はと...続きを読む
  • 会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~
    取り上げられているcaseは想像はつきますが、今の私の火の車ポジションからは、少し離れています。それでも、下記の点が「はじめに」に書かれているだけでもホッとしました:
    「(ジレンマとは)「にっちもさっちもいかない」、そんな「タフなシチュエーション」(p.3)」
    「マネジメントの本質を「ジレンマのやり...続きを読む
  • 会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~
    軍事作戦を実際に行う前に、机上で演習する段階があります。マネージャーとしてどう行動すべきかを演習する時間は、マネージャーになる前までしかありません。あとは、本番の連続だからです。

    本番で失敗していい時代は過ぎ、かといって失敗を恐れて何もしない消極的な態度では査定や評価で生き残れない現代のマネージャ...続きを読む
  • 会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~
    ヤフー上級執行役員兼コーポレート統括本部長本間浩輔氏と、東京大学准教授中原淳氏の共著。

    会社で直面する数多のジレンマとどう向き合い、対処していくかについての論考。

    ジレンマが発生したときの最善の対処は、いきなり動き出すのではなく、一旦立ち止まって状況をじっくりと「観察」すること。その上でジレンマ...続きを読む
  • 会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~
    「学者」の中原さんと、「実務家」の本間さんの、組織における現場マネージャーについての対談本。
    本間さんのおっしゃる内容に、なるどほそうだな、と思って読み進めていたが、読み終わり、ポイントを残しておくために抜粋すると、中原さんの発言部ばかり取り出すことになった。
    企画の正しさを感じた。
  • 会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~
    30台以下の比較的若い人向き。おじさんには厳しいスタンスをとるマネジメント理論だ。360度評価なんて、働く人皆の無駄な労力を増やすだけだと思いますがね・・。二人の対話形式になっているので、トピックを巡りながら多様な視点が提示され、だんだんと掘り下げられていく感じなので、難なく読み進められる上に、腑に...続きを読む