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企業内部で研修を企画・立案し、自社に最もフィットした研修を実施・評価していくための入門書。「企業内人材育成入門」の実践編として、研修講師を任命された現場のマネジャー、研修の開発を行う人事部の方を読者と想定する。
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Posted by ブクログ
教育の潮流、準備から実施まで幅広く分かりやすく取り上げていました。なかなか、ここまで研修全体を取り上げた本はないのではないでしょうか? 個人的には歴史を見返しながら冒頭の研修と現場の振り子に振り回されず、上手く使いこなすというところが一番響きました。良い本です。
中原先生、この本を出版してくださってありがとうございます。人材開発の仕事についてほぼ20年になりますが、20年前は本書に当たるものがなく、英語でHow to develop training programs for small companiesというタイトルの本(うろ覚えですが)を読んで基礎知識...続きを読むを身につけました。本書のおかげで、部下や後輩に実務指導をぐっとしやすくなります。研修開発、研修講師に必携です。
研修設計のプレオンポストを幅広く知ることができた。研修を受講やオブザーブした時の研修の工夫が思い出され、全体を整理できた。プレポストについて詳しくは研修転移を読んでみようかと思う。これからの研修設計に活用したい。
今後何度も読み返すことになりそうな貴重なマニュアル本になりそう。実際の業務として、CDや講師をしたことはないが、人材開発・能力開発・人材育成・従業員教育の分野でコンサルタントとしての力を発揮していければと考えているので、よい入門書ともなった。
社内研修の企画立案・実施に至る、いわゆる「研修開発プロセス」を、余すところなく紹介する研修担当者必読の書。本書は、研究知見だけでなく、企業教育関係者へのヒアリング等で得られた「実践知」も反映するよう意識されており、非常に実感のわく具体的な内容になっている。「グループワークやグループディスカッションを...続きを読む破壊する9人の困った人々」というコラムなど、研修を受ける立場として参考になる記述も多かった。
実践7割、理論3割といったところか。 企業内(特に大企業)では配置転換などで一つの部署にいられない、もしくは研修に力を入れたいが人員的にも時間的にも制約があり研修のノウハウが繋がっていかない、といった日本の多くの企業が抱えている問題を解決しうる本だと思う。 実際に人事に配属され研修を任された人は、精...続きを読む読して一度この通りに計画実践してみる。まだ実際の研修業務には携わらない人は、流し読みでも研修の大切さ準備にこれだけの労力が必要、そして理論的な事を知る意味でも読む価値は大いにあり。
OJTのメンターにアサインされたので、さわりだけでもと読んだ。研修の目的は、学習者が学ぶこと、すなわち、学習者が研修を通じて変化することにある。ナレッジ、プラクティス、バリューの3つの点での変化があり、「〜できる」という達成条件で記述できる。 企業における人材育成は、組織の戦略達成や事業の存続を...続きを読む目的としており、育成そのものが目的ではない。企業の組織戦略(組織のありたい姿)に紐付いていなければならない。 大きな組織では、トップダウンで組織のあり方を描くことができておらず、現場がボトムアップで組織づくりを行なっている印象を受ける。全体最適な組織設計をできていない現状だ。 研修の内製化が進んだ理由として、 ・競争優位を生み出す意識の変化 ・コアコンピタンスの維持と世代継承 ・情報増加(外注との差別性低下) を挙げている。これをもってパッケージ型の研修から自社開発の研修へと移り変わろうとしているのだという。 2つ目のコアコンピタンスはともかくとして、他2つはなんとも言い難い。 研修設計におけるニーズ探索 ・戦略(経営層)ー経営戦略に紐付く ・事業(現場)ー現場の課題に紐付く ・組織(人事)ー?? 研修を通じてクリアできる問題を設定することが重要 OJTの脆弱性とは、 1. 学習効果、教育の品質は現場のマネジャーに依存する。 2.現場のマネジャーの能力範囲を超えて学ぶことができない。 3.学習が起こるタイミングが偶然に依存する。 4.学び多きはずの仕事経験が単なる労働になってしまう可能性がある。
大人が学び、それをもとに行動を変える、そこに関与していく人材開発、人材育成という仕事はやりがいのある意義深い仕事だと感じた。自分はあまりに怠慢で勉強不足でプロからは程遠かったと言わざるを得ない。 書店でたまたま見つけた本だったが、ネット上で探しても出会えなかったと思う。大型書店に行って本を探すことの...続きを読む大切さを改めて感じた。
研修を担当するわけではないですが、関心が高いので読みました。研修を企画・実施する人には教科書として相応しい内容だと思います。 本書以外の研修に関する書籍でもセミナーでも繰り返しいわれているのが、研修自体は目的ではなく、組織の戦略達成や組織・事業の存続が目的であり、研修はそれに必要なスキル・能力を獲...続きを読む得されるための手段ということをやはり強調している。 現実的には研修が目的化していることの現れなのかと思えます。研修担当者さん、要注意ですね。 個人的にはエンプロイアビリティと研修の内製化が気になるところ。パッケージ化された研修を購入するというのは、確かに同業他社と同じものを購入する危険があり、自社の競争力を高める差別化が達成されないかも。自社用によくよくカスタマイズを考える必要がありそうです。
研修だけで事業の問題解決が出来ると思わない方がよい。 「採用」「研修」「配置」といった軸で考える。 教授設計理論の流入は、その後の研修の多様化に繋がった。 研修の企画を上手く成立させるために、経営陣を同じ船に乗せる。 転移を考える→実際は難しい。 研修開発のプロセル=×教材のデザイン、×ファシリテー...続きを読むション 〇リーダーシップの発揮 【研修デザインの目標】 ・目的と行動目標化=学習者の変化 ・ナレッジ(知識)、プラクティス(訓練)、バリュー(価値観) 【一日の流れ】 ・目的の原理、意味→腑に落ちる必要がある。 ・大人は飽きやすい→スモールステップ、知識と体験をバランス良く。 ・エンパワメント→元気づけて現場に返す。 ・オープニングデザイン ①研修の意味付け、②全体像の提示、③グランドゴールを設定 ・メインのデザイン ①ステップアップする ②知識と体験のバランス ③学習者同士の交流 ④フィードバック
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