中原淳のレビュー一覧
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ネタバレ研修だけで事業の問題解決が出来ると思わない方がよい。
「採用」「研修」「配置」といった軸で考える。
教授設計理論の流入は、その後の研修の多様化に繋がった。
研修の企画を上手く成立させるために、経営陣を同じ船に乗せる。
転移を考える→実際は難しい。
研修開発のプロセル=×教材のデザイン、×ファシリテーション 〇リーダーシップの発揮
【研修デザインの目標】
・目的と行動目標化=学習者の変化
・ナレッジ(知識)、プラクティス(訓練)、バリュー(価値観)
【一日の流れ】
・目的の原理、意味→腑に落ちる必要がある。
・大人は飽きやすい→スモールステップ、知識と体験をバランス良く。
・エンパワメント→ -
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内容に興味あり、購入。
話し合いはこれからより必要となるが、そもそも話し合いの仕方を人は知らない/教わらないということで、その作法を示してくれた一冊。
話し合い=対話+決断と分解しそれぞれ丁寧に説明する様は、非常に実践する上で意識しやすい構成になっていると感じた。あとは最後に書かれているように、実践が必要。
一方、冒頭のなぜ話し合いが必要かについては、正直100%同意と言い難い。相手方も話し合いに応じる姿勢を示してるように見えないのに、片方だけを批判するのはどうかと。
また、前提の擦り合わせすらできない人というのも存在する中で、話しをしないといけないではちょっと弱くも感じた。 -
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ネタバレ職場内での学習メカニズム解明に注力した1冊。
具体的なRQとして、以下のように問を分解
1;他者から受ける支援にはどのようなものがあるか?
2;人は職場においてどのような能力を向上させているのか?
3;1/2の結果として、人は誰からどのような支援を受け、どのような能力を向上させているのか?
上記の検証結果として得られた知見は、以下の通り
・上司;精神支援・内省支援を行うのが効果的
・先輩;内省支援を行うのが効果的
・同僚;内省支援・業務支援を行うのが効果的
個人的な感覚とも合致する部分が多く、1つ理論的な裏付けができたと認識。一方、本書の前提となる研究や活動について十分に把握することが困難で -
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[前提]組織開発とは?
・組織開発は最終的に半径3M の小さな集団でどのようにチームワーク向上を図るか、ということ。
リーダーのみの問題でなくチーム全体、チームメンバー一人ひとりの問題。だから当事者意識を持つことが最初。
・チーム視点(チームを俯瞰して見る)と
全員リーダー視点(pjtごとに役割決めてやる。SAPもパルテノン型の組織運営してる)と
動的視点の3つができている必要がある。
動的視点の補足は以外。
チーム形成モデル、通称タックマンモデルが成長するチームの基本ステップ。ただ、これは仮説途中のものなので当てにならない。
言いたいことは、動き続ける、常に変わり続けるのが成長につながる -
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子育て世代に必要とされている仕事に必要な能力は、育児によって成長を促せるという研究結果を説明している本。修士論文の研究内容を対話形式で説明しており、若干読みにくいものの、子育て世代の共働き家庭の人を励ます内容となっている。
以下、忘れたくないメモ。
・育児世代は管理職になるところかなっている場合が多い。家庭外の人と情報共有をしながら、育児における目的を果たしていく中で、職場で必要とされるリーダーシップ等が身につく。
・チーム育児で取り組むといいのは、振り返り、見直し、やってみるの3ステップ。
・育休明けの女性は仕事を囲いこみ、自分で全部やらなければと思いがち。周りに助けを求めたり、状況を共有す -
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成果の出るチームでは、チームメンバーは、チーム=「全員でリードするもの」であり、チームを「常に想定外の変化をする、動的でダイナミックなもの」と見立てていました。
動き続けるチームを目標に向かって前に進めるために、「チーム全員が、チームの状況を俯瞰するチーム視点を持ち、チーム視点で目標を見つめ、相互にフィードバックし合うこと」をチームワークだと捉えています。
こうしたダイナミックな考え方では、「期中にもアクションし続けること」が最も重要視されます。期初に設定した目標と現状にズレはないか、当初設定した課題(イシュー)を見直す必要はないか、お互いに役割を遂行できているか、などをチーム視点で定期 -
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大人になってから学ぶ人は少ない。世界で社会人大学院という言葉があるのは日本だけ。海外では学び続けるのは当たり前なので、わざわざ大学院の前に社会人という言葉はつかない。
学び続けなければならないのは時代の流れが早いから。学び続けないとすぐに後輩たちに追い抜かれてしまう。
この本で好きなのは、将来が不安だから学ばないとやばいというホラーストーリーではなく、学びはエンターテインメントととらえ楽しもうというメッセージだ。
私自身も学ぶ身であるが、周りから頑張っている言われることがある。その言葉は嬉しいが、何より楽しいからこそ学び続けられると思う。
自分だからこそできる領域を見つけるための旅は楽しい -
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ネタバレ中原淳氏の「駆け出しマネージャーの成長論」を読んでいたが、本書はそのケース毎の実践編のように思った。そこに書いてあるマネージャーの原則に照らして、対応策を進めることが大切。章ごとの「〇〇の決断!」が面白かった。
心に残ったこと
・降格した人でも、上司が向き合って、学習計画を立てて寄り添えば伸びる
・会社が利益を上げるためにやらなければならないことと、部下がやりたいことのベクトルを合わせる
→ぴったりは無理だけど、30度でも!
・上司、部下共にフィードバックし合い、開放の窓を開けていく(ジョハリの窓)
・フィードバックは結果通知+立て直し
・部下の問題行動があれば即時フィードバック(部下もその -
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ネタバレありそうでなかった本。チームワークについてコンピュータのOSとアプリになぞられて簡潔に表現している。
キーワードを本書から再掲すると以下のとおりである。ようなチームワークで取り扱う対象はナマモノだということである。変化に対応するためのマインドセットが必要だということである。
「OS(チームを見つめる見方)」
1.チーム視点:チームの全体像を常に捉える視点
2.全員リーダー視点:自らもリーダーたるべく当事者意識をもってチーム活動に貢献する視点
3.動的視点:チームを「動き続けるもの、変わり続けるもの」として捉える視点
「3つのアプリ(チームの行動=求められる3つの行動げ原理)」
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