中原淳のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
中原さんの書く文は非常にわかりやすい。
フィードバックを初めてする管理職、普段やってはいるがいまいち方法に悩む管理職にぴったりの入門書。
部下は褒めて伸ばすのがいい、とよく言われるが
この入門書では部下の耳が痛いようなことも
真摯に向き合い、きちんと伝えることの大事さを述べて
おり自分が一番はっとさせられた部分であった。
自分は部下に嫌われるのが嫌で、正直できていない。
言い方次第では、最近の若手だと傷つき挫けるのでは?と不安にもなる。
だが本書で言っているSBI観察(普段から部下の行動をしっか。と観察する)を徹底的に行い、部下自身が納得のいくフィードバックができれば部下の行動にも変化は現 -
Posted by ブクログ
人事パーソンのための本。
人事とは何か、ではなく、人事パーソンとはどんな仕事を担ってる人で、どんなことが大事で、キャリアを積む中でどんなことを考えていくべきか、学んでいくべきか、が書かれている。
著者が自慢する通り、画期的な感じする。
人事であることを誇らしく思いながらも大手を振るって言えないような立場な人事パーソンにとって、人事ってすごいんだよ、と言ってもらえて嬉しかったり、誇らしくなったりもでき、具体的にこんなふうに勉強せなあかんで、と、教えてくれたりする。
思ってたことではある。が、言語化されて書籍化されて、肯定された感。
人事の仕事の特徴「新規課題沼」「エンドレスワーク」「社 -
Posted by ブクログ
-感想-
振り返ると、お互いの意見のズレや分かり合えなさを受け取り、楽しめている時と、そうでない時がある
そうでない時は、相手の発言を自身への非難と捉えている時
その場合、その対話の目的をすり合わせ、自他共に良い対話をできるようにする
良い問いを立てられるよう、次は問いの立て方について学びたい
どんな間柄でもフラットな関係でコミュニケーションさせてしまうオーバークックは偉大
-学び-
話し合い…人々が、共に生きる他者と対話を行いながら、自分たちの未来を自分たちで決めていくコミュニケーション
ビジネスの現場では、主観よりも客観が重視されるが、対話とは主観的(主語が私)であることが重要
-
Posted by ブクログ
専門知識に基づいた実践本で信頼できそう。
・ホステージ理論-勤続年数増に伴い、賃金が生産性を上回る。年配者が組織にしがみつく
・フィードバックとは
①情報通知 部下のパフォーマンスに対して、鏡のように現状や結果を通知する
②立て直し 部下が自らの業務や行動を振り返り、今後の行動計画を立てる支援を行う(振り返りとアクションプラン作りの支援)
・心理空間
コンフォートゾーンからストレッチゾーンへ。若干のストレスや恐怖を感じる。
パニックゾーン
・SBI情報
Situation どんな状況で
Behavior 部下のどんな振る舞いが
Impact どんな影響をもたらしたのか
・本人は将来 -
Posted by ブクログ
職場やチームが「全員活躍チーム」になること、すなわち、「シェアド・リーダーシップ」をいかに実現していくかを様々な調査・研究に基づき明快に解説しています。
シェアド・リーダーシップの概要やメリットの解説も充実していますが、それに留まらず、それを実現する(=リーダーシップをシフトする!)ためにマネジャーが取り組むべきことを5つのステップで具体的に説明しているところが本書の一番の特徴かと思います。
関連して、「心理的安全なチーム作り方」や「仕事の任せ方」のポイントや実際に職場で行える具体的ワークの紹介なども非常に有用に感じました。
特にマネジャーの皆さんにお勧めしたい良書です。 -
-
Posted by ブクログ
人から薦められたことがキッカケで、
著者に出会うことができました。
いつもながら中原淳氏の文脈と構成は、
とても頭に入りやすいです。
なぜ?学び続けないといけないのかを
本書により整理することができました。
特に「学びの履歴書」では、色々な年代の方々のことが記載されており、自主的に行動することでしか、学びは持続しないと実感いたしました。
仕事に慣れてくると失敗を恐れて無難な選択へ流れたり、本を読むことや新しいことを学ぶことから遠ざかってしまいます。少し背伸びしたことを選択し、セミナーを受けたり、幅広く本を読んだり、外部からの刺激を取り入れていこうと思います。