あらすじ
★「学びたいのに、なぜか学べない…」とモヤモヤしているすべての人へ
★〝大人の学び〟の第一人者が「忙しくても学べる人」がやっているコツを公開!
★「頭が悪い」「時間がない」「続かない」…学びを邪魔する「思い込み」が消える本!
\国内最大級!!/9000人超のビジネスパーソンを調査してわかった
「働きながら学びを続ける」ための「5大エッセンス」とは?
「大人になっても学べている人」は幸せだ──。
しかし、なぜ「忙しくても学び続けられる大人」と
「どこかで学ぶことをあきらめてしまう大人」がいるのだろう──?
ただでさえ仕事や家庭のあれこれで忙しいのに、
これ以上どこに「学び」を詰め込む余地があるのか……。
本書は、そんなリアルな悩みにやさしく応えてくれる超・実践ガイド。
著者らは「9600人を対象とした国内最大級のリサーチ」を実施し、
「働きながら学びを続けている人たち」の共通点を徹底分析!
私たちが学びから遠ざかってしまう原因や、そのやり過ごし方が見えてきた!
かつて「お勉強」が苦手だった人も、得意だった人も大丈夫──。
やっかいな「学びのバイアス」を解きほぐし、
人生を再び動かす〝はじめの一歩〟が、きっと見つかる一冊。
【特別付録】
[〝学べない理由〟が見えてくる!]「学びのバイアス」診断テスト付き!
◎目次より
はじめに──なぜ、学びたいのに学べないのか?
・働く日本人の5割が「学び」をサボっている?
・「学べ学べ」の大合唱にウンザリしているあなたへ
・学びには「めんどくさい…」がつきまとう …など
第1章 「学べない人」に共通する7つの思い込み──「教室」と「職場」の呪縛から抜け出そう
・学べないのは「意欲」のせい? 「忙しさ」のせい?
・私たちの学びを阻む「7つのバイアス」
・「学ばない職場」には5つの共通点がある
・「教室における競争」がつくり出す「コソ勉」という悪しき習慣
・なぜ優等生たちも「勉強がニガテ…」とこぼすようになるのか? …など
第2章 働きながら「学べる人」と「学べない人」は、結局なにが違うのか?──データ分析から見えた5つの行動
・大人の学びには「テキトー」が欠かせない
・「ゆるいのに三日坊主にならない目標」のつくりかた
・学びのアップデートを止めない「戦略的ミーハー」のすすめ
・自分を「更新」し続けられるミドル層は、なにをやっているか?
・「本を読んでいるのに成果が出ない人」に不足している3つのこと …など
第3章 「すでに学んでいる自分」に気づく
・みんな「最初の一歩」が知りたい──「学びをやめない生き方」への突破口
・「3つの経験」をすると、「学びのバイアス」が打ち砕かれる
・ホームとアウェイを「行き来」する──越境学習
・優秀な人ほどハマる「課題解決バカ」の落とし穴
・「手触り感」がないと、学びのモチベーションは枯渇する …など
◎著者
中原 淳(なかはら・じゅん)
立教大学 経営学部 教授
東京大学卒業、大阪大学大学院、メディア教育開発センター(現・放送大学)、
米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学講師・准教授などを経て、
2018年より現職。博士(人間科学)。専門分野は人材開発・組織開発。
単著に『職場学習論』『経営学習論』(以上、東京大学出版会)、
『フィードバック入門』『話し合いの作法』(以上、PHPビジネス新書)、
『駆け出しマネジャーの成長論』(中公新書ラクレ)などがあるほか、
『人材開発研究大全』(東京大学出版会)、『企業内人材育成入門』『組織開発の探究』
『アルバイト・パート採用・育成入門』『女性の視点で見直す人材育成』(以上、ダイヤモンド社)、
『転職学』(KADOKAWA)、『残業学』(光文社新書)など、共編著多数。
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Posted by ブクログ
忙しくて、余裕なくてといつも言う人たちに向けてと思い、仕入れ
読んで素直に受け入れられる人とそうでない人との違い、ここがなかなか明らかにならん気がしてます。
それでも気づく可能性を高めてくれる本。こんなさらっと読めるので、会社ロッカーに入れて、公衆縦覧に供する。
Posted by ブクログ
学びに対して、一味違った切り口で分析されていて、面白かったです。
日本人は、「学び」を学校でやってるような机に座って「ガッツリ勉強する」と思っていて、そこから、「学ぶまで行動が至ってない」→「学べない」という人が多いという。
阻害するバイアスもハッキリしていて、7つに分類されてました。
これに納得しました。
本書でいう学びは、もう少しライトなことなので、すでに学んでいることに気づこうというのが、学びの第一歩。
これが結びにありました。
他にも、興味深い分析があり、
学べない状況は、過去に受けた学校教育だけでなく、職場の環境・風土も強く影響していて、長時間労働や異動の多さなどが、モチベーションを落とす要因になっていると。
どこにでも見かける話です。
気づくこと以外に、上記のような環境要因をなくす、もしくは離れる必要があるなと思いました。
普段、専門外の勉強に足を踏み出せない人をよくみます。
本書を読みながら、違う環境で働いているメンバーや、同じチームで働いてるメンバーに、学んでいることを気づかせたいと思いました。
勉強を勧めるのではなく、まずは、7つのバイアスのどれにかかっているのか分析し、相手を知ることから始めようと思いました。
Posted by ブクログ
自分には、地頭バイアスが少しあるのではないかと思った。知能の多寡でどれだけ深く学べるかが決まってくるという感覚がある。学びの成果は「地頭の良さ」よりも「習慣」に左右されることが科学的に証明されているらしい。自分らしい学びの習慣を作ることがとても大切。
Posted by ブクログ
なぜ学びが起きないのか、という現状への理解を、「学ぶとは何か」、「学べない要因は何か」といった観点から深めていく本。これは個人の状況だけでなく、組織的な状況、文化への理解に役立つ。
著者が研究の中で収集したデータに基づきつつも、時間がない人でも簡単にわかりやすく読める構成、言葉遣いをしてくれている。
Posted by ブクログ
働く人たちの「学び離れ」が加速している
なぜ働いていると本が読めなくなるのか
そんな話にもつながってきますね
第3章にあるように
実はすでに学んでいることって色々あるように思います
そんなことに気づき、習慣化できるといいですね
学んでいる大人のほうが幸せというデータもでているそうです
バイアスや行動の違いを知り
すでに学んでいる自分を発見できるか?
学び続ける生き方に一歩踏み出せる本ですね