あらすじ
今注目の人材育成法「フィードバック」を図やイラスト、会話例やフレーズで世界一わかりやすく徹底解説! 現代のマネジャーは、かつてないほど部下育成が困難な環境にある。 ●若手社員や年上の部下に、何を言っていいかわからない ●パワハラが怖くて、思ったことをストレートに言えない ●何より、部下を指導している時間がない……そんな職場コミュニケーションに悩む全マネジャーを救う人材育成法、その名は「フィードバック」=「耳の痛いことを伝えて、部下と職場を立て直す技術」 本書では、そんなフィードバックについて人材開発の第一人者である著者が、「はじめてマネジャーになる」という人でも実践できるように、図やイラストで丁寧に解説し、すぐに役立つ会話例・フレーズを多数収録! その他にも、実際の部下指導の際に使える「フィードバックシート」や、若手マネジャー3名にインタビューした「フィードバック事例」を掲載! これからマネジャーになる人はもちろん、経験豊富なベテラン管理職まで役立つ言いにくいことを上手に伝えて、職場とチームの生産性を上げる技術! 【本書の項目】●第1章 フィードバックの理論と部下育成の基礎知識 ●第2章 フィードバックの基本モデル 5ステップで実践するフィードバック ●第3章 フレーズとセリフで学ぶフィードバックのポイント ●第4章 会話例で学ぶ 部下のタイプ別フィードバック ●第5章 フィードバックを続けるための事前準備&テクニック ●+特別コラム 若手マネジャーが語る「フィードバック」経験談
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Posted by ブクログ
特にSBI情報
どんな状況で、どんな行動が、どんな影響をもたらしてダメなのか、良いのか。ここを伝える。
また大丈夫とは聞かず、オープンに伝えたりこの行動はどう見られると思う?と促す。相手に気づいてもらうことを意識。
会話形式もありとても分かりやすく面白い。
Posted by ブクログ
部下を持つ人すべてにおすすめ‼︎
自身も部下がおり、フィードバックをする/されるで成長を補正する考えは面白かった。年功序列/長期雇用/タイトな人間関係の条件が崩れる中、これまでのOJTのみでの育成は不十分でフィードバックが必要といのは納得だった。先ずは隔週くらいで面談していく
Posted by ブクログ
全体的に見やすい構成です。つい自分も個人面談で話しがちなセリフや部下からの反応がありとても役立ちました。
目的と手段がすり替わってしまっている自分に気付いたのでより一層マネジメント意識を持って取り組みたいです。
Posted by ブクログ
今の職場では人について悩むことも多いので、読みたい本のストックから優先的に手に取ってみた。
例によって大学教授の書いた本にアレルギーのある私だが、本書は自分の実体験と照らし合わせても実践的な内容で、役に立ちそう。活用してみたい。
Posted by ブクログ
効果的なフィードバックの実践方法を学ぶことができる。いろいろな部下との具体的な対話例も参考になった。SBI情報(状況、行動、効果)を踏まえてフィードバックするためには、相手の話をできる限り聞きとることが重要となる。
Posted by ブクログ
部下へのフィードバックについて書かれた一冊。
フィードバックの前にSBI情報(Situation,Behavior,Impact)を収集し、具体的に改善点を指摘するというところがよくわかりました。
様々な部下がいるなかで、陥りやすい誤ったフィードバックと改善したフィードバックをそれぞれセリフで紹介していて分かりやすかったです。
フィードバックをして部下から嫌われることへの恐れに対して『「管理職という役割を演じている」と考える』という言葉に、そういう考え方もあるのかという発見がありました。
Posted by ブクログ
とても平易に分かりやすく書かれている。
ただ、フィードバックというのは、実践なので、本を読んだだけでは出来るようにはならない。ロールプレイなどで練習し、また、実際の場面で経験を積んで習得していくしかない。自転車の乗り方について、どんなに分かりやすい本を読んでも乗れるようにはならないのと同じである。
もちろん、著者の中原先生はそんなことは分かって書いておられて、実際のフィードバックの中で活用してもらいやすいような工夫を織込まれている。
部下にフィードバックするためには、部下のことをよく見ておかないといけないし、部下にどんなことを期待するのかを個人ごとにイメージを持っておかないといけない。フィードバックそのものが、部下の成長に役に立つと同時に、そういった風に上司の行動を変える効果もあるのだと思う。
Posted by ブクログ
部下に対する指摘の仕方について記載している。
具体的に話をする。
15分だけでも月1回一対一で話をする。
フォローしてほめることは指摘を忘れさせることになる。
Posted by ブクログ
フィードバックっていろんな場で行われるけど、そういったフィードバックをどのようにすればいいのか、フィードバックをどのように受け止めたらいいかみたいなことを知ることができればと読み始めてみた……らちょっと違ってた。部下を相手にした面談の場でどのようにフィードバックを伝えるかということにフォーカスした内容だった。
しかも問題ありの部下にどんなふうにフィードバックするかというネガティブケース対応策が主。本当にこんな部下いるのかなって事例でもあるし、よい部下をもっと伸ばすためのフィードバックについてももっと言及しておいたほうがいいんじゃなかろうか。中原さんの本ってわりとポジティブ要素が強いと思っているんだけど、この本はその意味では異端。
Posted by ブクログ
フィードバックへの理解をもう少し深めたいと思う中一つ前に読んだ本で存在を知り、実践編の方を電子書籍で読んでみた。
「耳の痛いことでも」を強調してるのでいささか不安になったが、実際は耳の痛いこと以外も含めて述べられている。ベースとなるSBI(Situation, Behavior, Impact)はフィードバックをしていく上で意識し易い。
若手マネージャーへのインタビュー含めとても事例が豊富で、どれかは必ず読む人に刺さってくるだろうと感じた。
Posted by ブクログ
主にネガティヴな内容のフィードバックを行うための実戦書。
NGワードや具体的な言い換え方などが書いてあり、そのまま使える内容。
部下に厳しいことを言えない若手マネジャーの育成に使いたい本だった。