中原淳のレビュー一覧
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社内の男性先輩に勧められた一冊。
良い事でも悪い事でも「女性」と特別視されくくられる事に辟易としていたので、本書のタイトルを見て「また『女性』か」と気乗りせず本を開いた。
しかし冒頭の「多様性の一つとしての女性」「女性すら満足に働けない会社が今後多様性の進む社会に対応出来る筈がない」というメッセージに目からウロコが落ち、考えを改め意欲をもって読む事が出来た。
内容はデータが多用され、「男性的」「女性的」という主観や先入観をなるべく排除した形で進められている。データは多いが文章は平易でとても読み易い。
個人の実感としてもうなずける部分、身につまされる部分が多々あった。まだプレーヤーの立場なので -
Posted by ブクログ
「組織開発の探求」というタイトルだけど、内容的には、「組織開発の歴史」という感じの内容が大部分だな。
これが、でも実に目から鱗がポロポロと落ちまくる内容。
なんとなく、こんなもんだろうと思っていたことが、どういう哲学、心理学的な背景をもちつつ、また世の中の状況とか、企業環境とか、経営学の流れともシンクロしながら、発展、変化してきたかがとてもクリアにわかる。
それは、単に知的に「組織開発」の歴史が理解できてスッキリした以上のものがある。
自分がこれまで、なんとなくそういうものだと思ってやってきた「作法」が、先達のどういう志や思想、知恵、努力の積み重ねの上に成立してきたものかが、わかって、 -
Posted by ブクログ
人生100年時代、っていうフレーズをよく聞くようになったけど、じゃあ、その中でどう自分のキャリアをデザインしていくのか、どこで自分の「引き際」「賞味期限」を見極めて、次のステップに進むのか、そのつなぎ目のつくり方ってまだまだ分からないことが多いように思う。
本書は、一般のビジネスパーソンよりもセカンドキャリアを考えるタイミングが早いアスリートである為末大さんのこれまでの人生を振り返りながら、その節目節目はどういう転機だったのか、どうやって次に進むための「リセットボタン」を押したのか、中原先生との対談の中で明らかにしていくもの。
アスリートだから選手生命は短いというのはあるけど、あんまりそう -
購入済み
人材育成の教科書
カリスマ店長の成功体験をもとにしたものとはちがう、膨大なデータをもとに書かれた、店長のための教科書です。
学生、主婦、フリーターによる、職場に求めている価値の違いなど、店長なら押さえておきたい肝の部分が書いてあります。各章の最初に書いてある、店長と従業員の会話がリアルすぎて、それだけを集めてほしいです笑
店長の仕事とは、育成だと言い切ってくれています。
著者の本を読んだのは2冊目ですが、わかりやすく内容もよい。ハズレがないので、もっと買ってみようと思います。 -
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ネタバレリフレクション(内省)をキーワードにした書籍です。
著者の主な指摘等は、以下のとおりです。
・リフレクションを生かすには、
①アクションとつながっていること
②節目に大きく深く考えて、対話の相手を持ちながら議論の中で行うこと
・仕事と学びを分けて考えないこと
・上司がなすべきこと
①人が育つ職場をつくること、職場のメンバーが成長するような社会的環境や職場の風土をデザインすること
②上司自らが学び続ける存在として、成長を目指すこと
・会社の理念が本当に「浸透した」と言えるのは、社員が自分の仕事と自分の仕事のやり方と組織の在り方に適合を見出し、自分の仕事のやり方を「変えた」とき。 -
Posted by ブクログ
法人(組織)勤務者で,学習者である,というのが私の文脈とすると,これはそのど真ん中の問題を扱った本.非常に啓発的な内容で,読んでいて楽しかった.
・ダイアローグと組み合わさったリフレクションが今ほど、求められている時代はないのでは。
・Hidden curriculum:教えたい内容とは別に学習者に伝わってしまう価値観、行動様式
・マネージャーの仕事の断片化。そこにつながりを見いだすのが一流。
・問題には個人の力で乗り越えられるものと、そうでないものがる。往々にして、組織は「組織が組織として取り組まなければならない課題」を「個人が乗り越えなければならない課題」にすり替えがちである。
・三つの