中原淳のレビュー一覧

  • 育児は仕事の役に立つ~「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ~

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    育児が仕事にも役立つだろうなというのは確かに実感として感じていたけど(特にタイムマネジメントや調整能力とか)、父親の育児参加が子供の発達にもポジティブな効果を持つんだという内容を読んで、気が楽になった。

    あと、地域社会とは「ダイバーシティという言葉のないダイバーシティ空間」である、というくだりにドキッときた。言われてみればそうかもなと、納得。気づいてなかったな〜。うちの子が通ってる保育園は親同士のつながりはほとんどないので、これから幼稚園や小学校行ったりすると実感するのかな。

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    2019年01月30日
  • 育児は仕事の役に立つ~「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ~

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    チーム育児による協働の計画と実践が幅広く仕事の能力向上に影響あり。スキル能力のほか、働き方やスタンス(人間観)についても育児と仕事が相互に影響しているなと感じた。

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    2018年11月17日
  • 組織開発の探究―――理論に学び、実践に活かす

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    「組織開発の探求」というタイトルだけど、内容的には、「組織開発の歴史」という感じの内容が大部分だな。

    これが、でも実に目から鱗がポロポロと落ちまくる内容。

    なんとなく、こんなもんだろうと思っていたことが、どういう哲学、心理学的な背景をもちつつ、また世の中の状況とか、企業環境とか、経営学の流れともシンクロしながら、発展、変化してきたかがとてもクリアにわかる。

    それは、単に知的に「組織開発」の歴史が理解できてスッキリした以上のものがある。

    自分がこれまで、なんとなくそういうものだと思ってやってきた「作法」が、先達のどういう志や思想、知恵、努力の積み重ねの上に成立してきたものかが、わかって、

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    2018年11月12日
  • マンガでやさしくわかる部下の育て方

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    部下の育て方というタイトルだったので育成方法や指導方法についての内容かと思いましたが、実際は、部下のマネジメントについての内容でした。
    まず、部下を観察し、その上でそれぞれに適した目標契約を行い、その後、振り返り、フィードバック(耳の痛い事を言って、立て直す)をどう行うかについて丁寧に書かれています。

    最近、部下のマネジメントを任される様になった私にとっては、簡潔で非常にわかりやすく、すぐ役立つ内容でした。

    何度か読み返して、しっかり身につけて、自然に行える様にまでして行きたいと思いました。

    部下のマネジメントに困っている人には、是非お勧めしたい本です。

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    2018年10月11日
  • 「事業を創る人」の大研究

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    新規事業をやったことも既存事業の何かをやったこともありませんが、新規事業の渦中にいる人の視点、状況に加え、その周囲の動きも俯瞰して見えるような本。

    新規事業でなくとも、こんな場面はあるなあとか、思うことは多々。

    最近は、事業をやりたい人と、財務視点だけで事業をみる人とのコミュニケーションや両者の乖離が、どんな経営に落ち着くのか、そこが関心事。

    BSCって、そういう視点に経営が陥らないように、財務視点以外が置かれてるのかなあとも。事業をやりたい人がうまく行くようにするには、財務視点だけでは足らないわけで。

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    2018年10月11日
  • 働く大人のための「学び」の教科書

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    経験的に感じていたことが、整理・言語化されておりすんなりと身体と頭に落とし込めた。これからもこの本を振り返りながら活用していこう。

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    2018年09月30日
  • 育児は仕事の役に立つ~「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ~

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    ネタバレ

    男性と女性による共著。
    データと個々のケース報告の2つの方向から書かれている。
    理系の文章なのでとても読みやすい。
    管理職、共働き夫婦、育休を支えている同僚、
    社会人すべてに読んでほしい。

    男性と女性は社会において平等ではないと再認識した。

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    2018年05月18日
  • 「事業を創る人」の大研究

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    外から見るとかっこいいが、当事者は悲哀に満ちた新規事業。これまでナラティブに語られていたこの特殊部隊を、組織論人事論の面から分析した学術的な書(底本となる学術論文は別にある)。この本を読んだからといって組織が変わるわけではないが少なくとも個人としての腹落ちはする。その腹落ちが持続的なモチベーションになる。イントレプレナーになる方の必読書となってほしい。

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    2018年02月04日
  • 仕事人生のリセットボタン ──転機のレッスン

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    人生100年時代、っていうフレーズをよく聞くようになったけど、じゃあ、その中でどう自分のキャリアをデザインしていくのか、どこで自分の「引き際」「賞味期限」を見極めて、次のステップに進むのか、そのつなぎ目のつくり方ってまだまだ分からないことが多いように思う。

    本書は、一般のビジネスパーソンよりもセカンドキャリアを考えるタイミングが早いアスリートである為末大さんのこれまでの人生を振り返りながら、その節目節目はどういう転機だったのか、どうやって次に進むための「リセットボタン」を押したのか、中原先生との対談の中で明らかにしていくもの。

    アスリートだから選手生命は短いというのはあるけど、あんまりそう

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    2018年01月06日
  • 仕事人生のリセットボタン ──転機のレッスン

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    スポーツ選手はまだ若いうちに引退やそのあとの”第二の人生”への決断をせざるを得ない。多くのスポーツ選手がどういうふうにそのキャリアチェンジをしているのかにとても興味はあった。この本は、為末大選手のケーススタディといった趣き。
    これからの時代、一社を勤め上げて年金生活、というわけにはいかなさそうなので、誰もがこうしたキャリアチェンジという課題に向き合わなければならない。そのためのとっかかりとして参考になる本。

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    2017年07月19日
  • ダイアローグ対話する組織

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    ものすごく参考になる本だった
    必ず時間が経ったらもう一度読み直したい

    今の時代はそれぞれ一人一人が自分でやる気を出し行ったことに生きがいを感じる
    誰かに言われてはやりたくない
    そういった前提のもとに組織をより活性化させていくには、ダイアローグが大切である

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    2017年06月03日
  • アルバイト・パート[採用・育成]入門

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    採用に携わってはいないが、入社してくださった人材の育成を担当している身として、離職率低下のために何が必要なのか、正社員とは何が違うのか、どうアプローチしたら良いかのヒントが得られた。
    そもそも、なぜやめたのか、という理由を明確にしていないため、このように研究結果としてある程度の母数から明確になっていることは、きっと私の会社でも当てはまっている部分が多いのではないかと思う。そこから何をすれば良いのか、私ができることは何か、できることを一つでも取り入れてみたい。

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    2017年03月21日
  • アルバイト・パート[採用・育成]入門

    購入済み

    人材育成の教科書

    カリスマ店長の成功体験をもとにしたものとはちがう、膨大なデータをもとに書かれた、店長のための教科書です。
    学生、主婦、フリーターによる、職場に求めている価値の違いなど、店長なら押さえておきたい肝の部分が書いてあります。各章の最初に書いてある、店長と従業員の会話がリアルすぎて、それだけを集めてほしいです笑
    店長の仕事とは、育成だと言い切ってくれています。
    著者の本を読んだのは2冊目ですが、わかりやすく内容もよい。ハズレがないので、もっと買ってみようと思います。

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    2017年03月02日
  • ダイアローグ対話する組織

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    コミュニケーションとは一方的な情報伝達ではなく、双方向的な相互作用的なものである。
    議論では多様な立場が対立の原因になることがあるが、対話では多様な立場は多様な視点であり望ましいものとなる。
    学習とは伝達ではなく変容なのである。
    他者の経験した事例発表が、どうも腑に落ちにくいのはそれが単なる一方通行の情報伝達に終わっていたせいではないかと気がついた。

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    2015年06月06日
  • 研修開発入門―――会社で「教える」、競争優位を「つくる」

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    教育の潮流、準備から実施まで幅広く分かりやすく取り上げていました。なかなか、ここまで研修全体を取り上げた本はないのではないでしょうか?
    個人的には歴史を見返しながら冒頭の研修と現場の振り子に振り回されず、上手く使いこなすというところが一番響きました。良い本です。

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    2014年05月04日
  • 研修開発入門―――会社で「教える」、競争優位を「つくる」

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    中原先生、この本を出版してくださってありがとうございます。人材開発の仕事についてほぼ20年になりますが、20年前は本書に当たるものがなく、英語でHow to develop training programs for small companiesというタイトルの本(うろ覚えですが)を読んで基礎知識を身につけました。本書のおかげで、部下や後輩に実務指導をぐっとしやすくなります。研修開発、研修講師に必携です。

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    2014年03月25日
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~

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    「持論のおばけ」のエピソードはとってもおもしろかった。
    というか確信をつかれた(笑)

    自身の経験から内在する持論にいかに向き合っていくのかを考えさせられる1冊だった。やはりこのコンビはアツい。

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    2013年03月07日
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~

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    ネタバレ

    リフレクション(内省)をキーワードにした書籍です。

    著者の主な指摘等は、以下のとおりです。

    ・リフレクションを生かすには、
     ①アクションとつながっていること
     ②節目に大きく深く考えて、対話の相手を持ちながら議論の中で行うこと

    ・仕事と学びを分けて考えないこと

    ・上司がなすべきこと
     ①人が育つ職場をつくること、職場のメンバーが成長するような社会的環境や職場の風土をデザインすること
     ②上司自らが学び続ける存在として、成長を目指すこと

    ・会社の理念が本当に「浸透した」と言えるのは、社員が自分の仕事と自分の仕事のやり方と組織の在り方に適合を見出し、自分の仕事のやり方を「変えた」とき。

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    2013年01月14日
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~

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    法人(組織)勤務者で,学習者である,というのが私の文脈とすると,これはそのど真ん中の問題を扱った本.非常に啓発的な内容で,読んでいて楽しかった.

    ・ダイアローグと組み合わさったリフレクションが今ほど、求められている時代はないのでは。
    ・Hidden curriculum:教えたい内容とは別に学習者に伝わってしまう価値観、行動様式
    ・マネージャーの仕事の断片化。そこにつながりを見いだすのが一流。
    ・問題には個人の力で乗り越えられるものと、そうでないものがる。往々にして、組織は「組織が組織として取り組まなければならない課題」を「個人が乗り越えなければならない課題」にすり替えがちである。
    ・三つの

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    2012年06月13日
  • ダイアローグ対話する組織

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    コミュニケーションの在り方としての対話。伝える・伝わるとは何か、真の情報共有とは何か、コミュニケーションの本質をつく秀逸の一冊。

    コミュニケーションの本質を一方通行の客観的事実(知識・情報・データなど)の伝達ではなく、客観的事実に対する意味を創造・共有していくことと説く。そして対話とは相互の意味づけを相互に確認するプロセス。対話の効果は真の理解を得ることから変容すること(これを筆者は学習と言っている)へつながるという。

    「物事の意味とは客観的事実ではなく、社会的な構成物である」という社会構成主義の主帳を一つのアカデミックな視座として持ち、認知科学などの知見からもサポートするこの本は非常に納

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    2012年03月10日