中原淳のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
何をすればいいのかが明確にわかったし、文章が難しくなくてとっても分かりやすかった。
面白かった。
これから学んでいきたい人が読むのもいいけど、
人材育成とかで後輩、部下をどうやって育てたらいいのか、そうやって悩んでる人も読んだらなにかヒントが得られるかもしれない、オススメ。
最後の章で、数人の生き方を取り上げていて、とても感心した。これからの励みになると思った。
人生で成功している人は学び続けている、挑戦している。そしてなにより「''自分の''人生を生きている」そう思った。
とってもかっこいい、私も「これが私の人生です」そう言えるように頑張ってい -
Posted by ブクログ
マネジャーになった際に直面するさまざまな課題について丁寧に解説されており、新任・ベテラン問わず必見の一冊ではないかと思います。
通常、企業内でマネジャーに昇格した際、このような指導を受けることはほとんどないと思われ、ほとんどの方が独学、あるいはかつての自分の上司を真似をしながら対処しているのが現状ではないかと思います(自分もそうでした…)。
でもそんな”我流”ではやはり限界があって、どこかで行き詰まるもの、それがやがて伸び悩みにつながる、あるいは実務上で問題を抱えてしまうという事態につながることもあるのではないかと思います。
本書はそんな問題を抱えるマネジャーに是非とも手にとってもらいた -
Posted by ブクログ
ー 私はフィードバックで相手が立て直すまでの「期限」を決めることをおすすめしています。一般的に三回~五回くらいでしょうか。それまでは、相手の成長を信じ、フィードバックをします。相手にも、「変わるまでには猶予や期限があること」を通知していきます。
しかし、それでも、どうしても、部下が自分を変えようとしないならば、いわば「外科的手術」しか方法はありません。それは、配置転換、降格、組織からの退出ということになります。フィードバックは、 配置転換、降格、退出などの血生臭い人事施策とセットで考えるのが「鉄則」です。人材開発の研究者がそんな「血生臭いこと」を言うな、と思われる方もいらっしゃるかもしれませ -
Posted by ブクログ
育児は仕事の足かせになるというネガティブな印象を少しでも変えるための本。
・専業主婦は少数派になる可能性。
自分の仕事を持ちたいという女性の増加、家計の厳しさから共働き夫婦が今や6割まで増えてきた。
・父親の子育て参加のメリット3つ。
対人関係系(多様性のある人間関係、攻撃回避を含めた自己調整能力を学べる)、ストレス系(母の育児不安やストレス軽減)、非行抑制系(子供の非行を防止)。
・育児=子供のお世話ではない。
保育園のリストアップ、先生とのコミュニケーション、行事参加、トラブルあったら相談などの体制づくりも含む。
・ワンオペ育児ではなくチーム育児。
出産後、共働き生活がスタートして -
Posted by ブクログ
フィードバック系最高の良書。
組織も上司も先輩も、成長に必要な資源を提供しなくてはならない。その資源提供の手段としてフィードバックスキルを学ぶべき。
○フィードバックとは
・情報通知(ティーチング)
┗ たとえ耳の痛いことであっても、部下のパフォーマンス等に対して情報や結果をちゃんと通知すること
┗ 現状を把握し、向き合うことの支援
・立て直し(コーチング)
┗ 部下が自己のパフォーマンス等を認識し、自らの業務や行動を振り返り、今後の行動計画をたてる支援を行うこと
┗ 振り返りと、アクションプランづくりの支援
○フィードバックの流れ
0. 情報収集
1. 信頼性の確保
2. 事実通知
3. -
Posted by ブクログ
■うざすぎる残業武勇伝
・人はそれぞれの「残業観」を持っている。毎日のように残業をして出世した人は「残業=良きもの」とし、家計を支える人は「残業=お金」と考える
・残業に対する見方は多様
■残業が個人にもたらすリスク
①健康リスク
・「長期間働き続ける」ためには「長時間働き続けない」ようにしなくてはならない
⓶学びのリスク
・今起きていることは「キャリアのマルチステージ化」。長期間働き続けるためには常に新しいことを学び続ける必要がある。(残業によって)学ぶ時間が持てなくなる
■残業が企業にもたらすリスク
①採用に関わるリスク
・ブラック企業として敬遠される
⓶人材育成・早期離職のリスク
・これ -
Posted by ブクログ
「データと対話」で職場を変える技術 サーベイ・フィードバック入門 これからの組織開発の教科書
著:中原 淳
「サーベイフィードバック」とは、サーベイ(組織調査)で得られた「データ」を適切に現場に届け(フィードバックし)、現場の変化・職場の開園を導く技術のことである。
サーベイによるデータは「正解」を教えてくれない。
サーベイやデータが、「現場を変える」わけではない。
しかし、データは「無意味」ではない。
効果的にフィードバックされたサーベイやデータは、「現場に対話」をもたらす。そして、対話は「明日」をつくる。
本書の構成は以下の6章から成る。
①なぜサーベイ・フィードバックが必要なのか