あらすじ
人事部門で働く一人ひとりにスポットライトを当て、仕事・学び・キャリアを調査する日本初のプロジェクト『シン・人事の大研究』がついに書籍化!人事パーソンは、何をどのように学び、いかにして充実したキャリアを歩むのか?挑み、学び、変わる人事のためのガイドブック
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Posted by ブクログ
人事部門に異動してきた初任者に特にオススメ。
見えづらい人事のキャリア形成について俯瞰でき、後ろ指をさされがちな人事の意義を捉えなおすことで自信につながる1冊だと思う。
また、大企業人事部門へのインタビューから心構え・思考・仕事術を学ぶことができ、さながら複数のメンターから助言を受けているよう!
人事パーソンの現在の仕事の特徴である「新規課題沼」「エンドレスワーク」「社内ぼっち」とその問題は強く共感を覚えます。
また、「専門性に対する幻想」は勉強になりました。離職理由の上位である専門性の高まりについて、自分のスキルが本当に汎用的なのか疑う視点を得ることができて満足です。
Posted by ブクログ
・定性的な目標の立て方「ターゲットとなる社員を決めて、その人からこんなセリフを引き出せたらOK」というセリフメソッド
・人事は最強の黒子であれ
・人事の専門馬鹿にならないこと。会社の中ばかり目が行って内向き志向になりがち。
・人事パーソンにとって現場から学ぶことが最も重要
・目標を明確に言語化できないと成果も曖昧になってしまう
・人事の一番エッセンシャルな役割と価値って何だろう?(エッセンシャル=絶対不可欠な)
・どの問を解けばもっと事業や組織が成長するのかという「問いの見定め」が大事
・視座を高く保つには、「誰と関わるのか」「誰から学ぶのか」を考えることが大事。自分と同じような知識や経験しか持たない人とだけ付き合っていると視野が下がる。自分の周りの人間関係をデザインする
※各定義:人事的資本経営、タレントマネジメント、組織開発
※立教大学大学院 経営学研究科LDCコース
Posted by ブクログ
人事パーソンのための本。
人事とは何か、ではなく、人事パーソンとはどんな仕事を担ってる人で、どんなことが大事で、キャリアを積む中でどんなことを考えていくべきか、学んでいくべきか、が書かれている。
著者が自慢する通り、画期的な感じする。
人事であることを誇らしく思いながらも大手を振るって言えないような立場な人事パーソンにとって、人事ってすごいんだよ、と言ってもらえて嬉しかったり、誇らしくなったりもでき、具体的にこんなふうに勉強せなあかんで、と、教えてくれたりする。
思ってたことではある。が、言語化されて書籍化されて、肯定された感。
人事の仕事の特徴「新規課題沼」「エンドレスワーク」「社内ぼっち」
他職種に比べても突出して「常に新しい課題に対処しなければならない」→だからこそ成長実感が他職種より高い。また総合格闘技でステークホルダーも多い。
他職種に比べても、新しいことにチャレンジできる、会社や事業の成長に貢献できる、高度な専門性が身につくの要素がエンゲージメントに関わり高い。
知的に謙虚。
最終学歴より、最終学習歴。
ボーダレスに学ぶ(その時々の必要性と関心に応じて、経営戦略を学ぶし、ファイナンスも学ぶし、テクノロジーも学ぶ。そのように「学ぶ対象」に境界がありません。)
人事パーソンが身につける3つの専門性
「経営、事業の理解」「組織、人の理解」「社会、法の理解」
人事は究極にアジリティーが試される仕事
世の中で最も臨機応変でなければならないのは、人事だと思っています。