中原淳のレビュー一覧

  • はじめてのリーダーのための 実践! フィードバック 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す「全技術」

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    フィードバックっていろんな場で行われるけど、そういったフィードバックをどのようにすればいいのか、フィードバックをどのように受け止めたらいいかみたいなことを知ることができればと読み始めてみた……らちょっと違ってた。部下を相手にした面談の場でどのようにフィードバックを伝えるかということにフォーカスした内容だった。
    しかも問題ありの部下にどんなふうにフィードバックするかというネガティブケース対応策が主。本当にこんな部下いるのかなって事例でもあるし、よい部下をもっと伸ばすためのフィードバックについてももっと言及しておいたほうがいいんじゃなかろうか。中原さんの本ってわりとポジティブ要素が強いと思っている

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    2025年09月20日
  • 経営学習論 増補新装版

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    分厚い本ですが意外とスラスラ読めました。現場マネージャーなどのコメントも掲載されており、読みやすい本でした。

    本書では企業や組織における学習は、単に知識を得るだけでなく、個人の行動変容や組織内の関係性変化を通じて組織全体の成長につながるものであり、その多様な学習プロセスを科学的に理解し、戦略的に人材育成を進めことが重要性だと言っています。

    本書は、特に1990年代以降の日本企業で人材育成が機能不全に陥った背景
    ・職場の社会的関係の希薄化
    ・成果主義の導入による個人主義化
    ・情報化社会による学習機会の喪失
    を明確にしたうえで、これら課題を乗り越えるために、

    組織社会化、経験学習、職場学習、

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    2025年08月08日
  • 働く大人のための「学び」の教科書

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    #読むきっかけ
    学びに行き詰まり感があったので

    #評価の背景
    中原先生の本は読みやすい(一般向けに書いているのがわかる)

    #どういう人におすすめ
    なにかしなきゃいけないのはわかっているけど、どうしたらいいか、背中を押してほしいという方向け。

    #本から受け取ったメッセージ
    大人の学び方は様々だから自分のやりやすい方法でまずは踏み出しましょう、ということ。

    ★「3つの原理原則」
    1)背伸びの原理
    2)振り返りの原理
    3)つながりの原理

    ★「大人の学び」7つの行動
    1)タフアサイメント
    2)本を1トン読む
    3)人から教えられて学ぶ
    4)越境する
    5)フィードバックを取りに行く
    6)場を作る

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    2025年07月20日
  • 「データと対話」で職場を変える技術 サーベイ・フィードバック入門 これからの組織開発の教科書

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     別の言葉で申し上げるならば、「見える化されたデータや数字が、自分たちにとってどういう意味があり、それを通じて、自分たちの職場が変わらなくてはならないと判断されないかぎり、組織は変わらない」のです。


    …「どのようなサーベイを選べばいいのか」について悩んだ場合、次の7点に留意すればいいと思います。
     端的に、その要旨を述べるのならば、サーベイを選択するときは「相手本位」で考えるということに尽きます。
    1. 組織に「関係があるデータ」を含むサーベイを選ぶ (Relevant)
    2. 理解できる分析結果を返すサーベイにする (Understandable)
    3. イメージしやすい質問項目が並んだ

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    2025年06月05日
  • 会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~

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    人事に関して企業にありがちなジレンマをどう考えるか、著者2名の対話を参考にしながら自分なりの決断をするトレーニングをしようというもの。部下に仕事を振ることについてや時短勤務に関する軋轢等、ジレンマの事例が企業人にとっては身近な題材がであることから、著者の考え方や専門的知見のみならず自らの体験を決断を導く材料とできる点が良かったように思う。また、読み物として、今とこれからの働き方を見つめ直す材料という点で有意義な情報も得られたように思う。

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    2025年05月15日
  • 会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~

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    一人抜けても補充は無し目標も変わらずの産休制度や働かない高給オジサン社員など面白いトピックが並んでいた。決断のトレーニング事例はそこまで書いてなかった。オイ(・ω・`)

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    2025年05月10日
  • 「データと対話」で職場を変える技術 サーベイ・フィードバック入門 これからの組織開発の教科書

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    会社で、エンゲージメント・サーベイの結果を向上させるべし、というタスクを与えられたので、とりあえず手っ取り早くそれらしき本を読んでみた。

    サーベイをやっただけでは意味がなく、そのフィードバックが大事。その通り!
    でも、フィードバックを通じて、いかにサーベイの結果で見えてきた組織の課題を自分事化させるのが大変か…。
    フィードバック・ミーティングのやり方を学べたのは良かったです。早速職場で実践してみよう。

    最終章の他社事例も面白い。デンソーのしゃべり場、真似してみよう。

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    2025年05月05日
  • リーダーシップ・シフト 全員活躍チームをつくるシェアド・リーダーシップ

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    シェアド・リーダーシップにより、変化の激しい状況に対応できるようにする。

    マネージャーを取り巻く環境が変化し、マネージャー(リーダー)だけのリーダーシップでは仕事への対処が難しくなっているという状況を踏まえ、本書はチームメンバー一人ひとりがリーダーシップを取れるようにするシェアド・リーダーシップを提唱している。

    シェアド・リーダーシップを進めるため、具体的に5つのステップを踏む必要があるとして、本書は一つ一つもかなり具体的に解説してくれる。まずは自分がイメージを固めたうえで、心理的安全性の確保に動くというのが、難しいかもしれない。自分自身も目指したい方向性として、本書で学んだことを順に考え

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    2025年05月05日
  • 女性の視点で見直す人材育成―――だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる

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    客観的なデータを元にどう職場環境を変えていくのか、という話。
    これ読んで思ったのは自分は男性よりの考え方だって…

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    2025年03月25日
  • 働く大人のための「学び」の教科書

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    通常、人材開発/育成に関わっている人向けに本を書くことの多い中原淳さんが、一般のビジネスパーソン向けに書いている本なので言葉のチョイスがわかりやすいし、斜め読みすれば1時間ちょっとで読める学びについての本。変化の多い時代の中で、学ぶことが求められている。学びを止めるな!ただし、学び方はいろいろあるよ、という話。

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    2025年02月01日
  • 「データと対話」で職場を変える技術 サーベイ・フィードバック入門 これからの組織開発の教科書

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    ・サーベイは“見える化”の手段であり、それ自体が組織へのメッセージである。
    ・データのみではなく、対話と意味づけがあってこそ、組織が変化に向かう。
    ・組織課題の原因を個人に帰属させるのではなく、環境・構造・関係性を見直すことが重要。
    ・ポジティブアプローチによる「強みに目を向ける対話」も効果的であり、組織の未来を当事者が描くプロセスが鍵となる。

    1. サーベイが活用されない・むしろ混乱をもたらす理由
    ・サーベイの目的・意義が共有されていない
    ┗経営層・管理者・担当者のあいだで「サーベイを何のために実施するのか」がはっきり合意されていない。
    ・現場が「サーベイ実施後のプロセス」を理解していない

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    2025年01月24日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    高齢化社会で労働力が足りなくなる中で残業当たり前の会社では働けない人たちがいる、今までの常識を捨てて残業を減らす取り組みが必要、は理解。
    残業を減らす外科手術な対策を1カ月続けて、効果がないと立ち消えるか、効果が見えて文化になるのかはオムニチャネルでの展開と上層の巻き込みが鍵なのは、新サービス導入と一緒で納得感がある。

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    2024年12月06日
  • フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術

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    自分の行動の重大さを認識させつつ、それを改善するための手助けやヒントの提供をしなければいけない…フィードバックって結構難しい。

    私も翻訳者さんや業者さんに指示やフィードバックをすることがあるので、単に上司部下だけじゃなく、クライアントスタッフの関係性でも参考にできるものがあると思った。

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    2024年09月03日
  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

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    ネガティブ理由な転職したとて同じ問題を繰り返しやすく幸福度は低く、ポジティブ理由の転職は良い。自己と客観的(他人)の認知が共に高水準だと転職に良い結果。面接人事はその組織の一要素でしかない。会社は現場のまとめ役や人事決定権保持者や運営役員や転職エージェントなど様々な意図のもと採用決定がなされるので食い違いや転職者的には聞いてた話と違うとなる。

    転職後に早く組織に馴染むための方法も書いている。暗黙知を集める。誰が何を知っているのか教えてくれる人、フィードバックをくれる人を探そう。

    ソーシャルスキル(コミュニケーション)には話しやすい開始、内容をいい感じにする継続、自分の意見を発言できる主張が

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    2024年08月12日
  • リーダーシップ・シフト 全員活躍チームをつくるシェアド・リーダーシップ

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    メンバーの一人ひとりがリーダーシップを発揮することで、全員活躍チームを目指すシェアド・リーダーシップ。
    その有効性の科学的根拠に続き、5つのステップで組織の作り方を示す。
    リーダーシップは全員が発揮するものという考え方は、今では目新しくはないが、それを意図的に引き出すという点で、いくつかの気づきがあった。

    まず、順番が大事だということ。
    特に1.イメトレしてはじめる。2.安心安全をつくる。3.ともに方針を描くの順番は必須。
    そのうえで4.全員を主役化する。5.境界を揺さぶる。

    チームの規模や、チームの目的目標、構成員によってもかなり差があるとは思うが、1〜3だけでも相当な労力と時間を要する

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    2024年07月17日
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~

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    書籍紹介サイトにて目に留まり、読んでみた。

    著書2名が、内省をテーマに交代でそれぞれの考えを述べるというスタイル。一方の問に対してもう一方が答えつつ新たな展開をするというスタイルは、必ずしも二人が同じ回答を出すわけでなく解釈の仕方の多様性を感じた。

    外部とも接触することで自己への理解を深め内省を促すというのは、実際効果を感じることが多いし、この本を読みあらためて意識して取り組みたいと思った。

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    2024年06月30日
  • はじめてのリーダーのための 実践! フィードバック 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す「全技術」

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    フィードバックへの理解をもう少し深めたいと思う中一つ前に読んだ本で存在を知り、実践編の方を電子書籍で読んでみた。

    「耳の痛いことでも」を強調してるのでいささか不安になったが、実際は耳の痛いこと以外も含めて述べられている。ベースとなるSBI(Situation, Behavior, Impact)はフィードバックをしていく上で意識し易い。
    若手マネージャーへのインタビュー含めとても事例が豊富で、どれかは必ず読む人に刺さってくるだろうと感じた。

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    2024年05月08日
  • 「対話と決断」で成果を生む 話し合いの作法

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    話し合いということがどういうことか詳しく解説してくれている。
    話し合いが、安易な多数決になり、決まったことに対して、だれも責任を取らず、文句ばかりいう今日この頃。そんなことを言って自分や自分の身近な人もそうなってしまってはいないだろうか?
    対話は、いかに同じ土俵に乗れるかがまず重要。そして、よく聞くこと。そこに心理的な安全性はあるか?そして、最終的には決めること。決めたものを実践してまたその次に繋げること。
    小学校なら学級会はまさにこれだなと思う。やっぱり、多数決だとうまくいかないとか、実際経験してみないとわからないよね。
    そういう意味では、失敗もとても大切で、やはり一朝一夕には行かない。そこ

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    2024年03月06日
  • 女性の視点で見直す人材育成―――だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる

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    ツッコミの吹き出しが入って読みやすい。

    インポスター症候群、
    たしかに自信をもつための経験の機会が足りていないのかもしれない

    失敗を成長につなげるには振り返りが大切
    What? So what? Now what?
    何が起こったのか?
    何がよくて、何が悪かったのか、起きたことの意味を考える
    これからどうするのかを考える

    私自身、ワーママとしてやっていきたいこと

    ①生産性を上げる
    本当にやるべきことか?優先順位はどっち?など、しぼっていく動きや提案をチームにしていく

    ②助けを求め、かつ積極的に手伝う
    ヘルプシーキング、自分が余裕あるときは積極的に手伝う(特に30分くらいで終わりそうな仕

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    2024年01月21日
  • 「対話と決断」で成果を生む 話し合いの作法

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    普段無意識的にやってることを可視化され、「なるほど、自分は対話は充分やってるつもりだったが、対立を極力回避するファシリの傾向があるな」とか、「決断する時に強めの発言になってたのは、罪悪感からで、決め方の合意をしてなかったからかな」とか振り返れた。
    スタートの問いかけによって、方向性が決まるのも納得。もう少し具体的に、決断へのファシリを教えてほしい。

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    2024年01月14日