坂口恭平のレビュー一覧

  • 躁鬱大学―気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    著者の持ち前のひょうきんな文章で、するすると読めました。躁鬱患者として、共感するところも多くありました。しかし、0か100か。みたいな、やっぱり少しぶっ飛んでいる部分があるので、途中でスピードについていけなくなりました…笑

    0
    2025年02月10日
  • 躁鬱大学―気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    内容は神田橋語録を元にして、著者の考えを色々述べている。読んでいて自身も躁鬱の傾向があるのかもしれないと思った。とはいえ、あくまで傾向であり、頭ではわかるけど完全には理解はできないんだろうなと感じた。

    この著書自体、躁鬱を薬に頼らず模索する道を提示してあげるような本ではあるものの、著者の経歴が突拍子もないため、大半の人は参考にならないような気もする。

    0
    2025年02月03日
  • 自分の薬をつくる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とにかくつくって悩んでみるいうことを薦める。それ自体はいいなと思った。
    ただ文体が合わなかった。ノリが軽めの活動家といった感じ。

    0
    2024年11月11日
  • 躁鬱大学―気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分とは「次は何がしたい?」としか考えない人
    毎日を健康に過ごせていた日を思い出して、そのときの生活に戻せば、また同じようラクに過ごせる
    しっかりしなければと不自由な状況を耐えない
    吸うのを極力減らして、ゆっくり吐く量を増やす呼吸
    外に出られないは外に出たくない
    死んでしまいたいは死んでるみたいに何もしたくない
    自己否定文には全てカギカッコをつける
    自己否定文を小説にする
    自分が活躍できるかもしれないと思えると突然鬱が治る
    人は人からどう見られているかだけを悩んでいる
    すでに私は世界最高である。
    価値のないこと、無駄なことから始める

    0
    2024年10月27日
  • 苦しい時は電話して

    Posted by ブクログ

    自らも躁うつ病を患いながらも、2030年までに自殺者をゼロにしたいとの願いで始めた「いのっちの電話」2012年にサービスを始めて、年間200人弱の死にたい人の電話を受けているそうです。携帯番号を公開して死にたい人の相談を受け続けるなんて、到底真似のできないことで、頭が下がります。
    最初は「新政府いのちの電話」と名乗っていたところ、本家本元のいのちの電話から商標登録侵害の件で訴えると言われて「いのっちの電話」に変えた、というエピソードにはちょっと笑ってしまった。
    つらい思いで苦しんでいる人に読んでみてほしいし死ぬ前に電話してみてほしい。
    私もこういうことをやっている人がいることを心にとどめておき

    0
    2024年08月25日
  • 躁鬱大学―気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    人は人からどうみられているかということで。みんらな悩んでいるというのは躁鬱人も非躁鬱人も共通していると思う。恐らく躁鬱人では無いけど達観して楽にいきられたらいいな。

    0
    2024年08月11日
  • 自分の薬をつくる

    Posted by ブクログ

    お悩み相談の総集編.タイトル『自分の薬をつくる』とは,相談者の悩みを解消する一手を著者が提示するその内容がクスリのようだから。
    なにかしらの大小関係ない悩みや相談を抱える人を患者,著者が医者という立ち位置で,病院の待合室から診察室を擬似的に再現。診療内容はマイクで病室に公開する形で,悩みや相談を解消する手を提示する。

    著者の職業が建築家,過去作に写真集『0円ハウス』がある.

    著者が躁鬱病であり、「自殺者をゼロにする」という目標を掲げ希死念慮に苦しむ人々との対話「いのっちの電話」を続けている。その内容を再現した本とも言える。

    このタイトルを見たとき、精神科医が書いた何かしらの薬を作る話かと

    0
    2024年07月28日
  • いのっちの手紙

    Posted by ブクログ

    坂口恭平さんは、コンプレックスがないんだそうだ。
    純粋に脳の機能的なことで躁うつ病なのかなと感じた。

    コンプレックスがない、恥ずかしいと思わないってすごいな。
    私はコンプレックスだらけだし、恥ずかしいと思ってばっかりだ。
    コンプレックスも恥ずかしいと思うのも、自分を守ってるつもりなんだろうと思うけど、全く役に立たないから、手放したい、この本を読み終わってそう思った。

    0
    2024年06月24日
  • 幸福人フー 僕の妻は「しあわせ」のお手本

    Posted by ブクログ

    3歩進んで2歩下がりながら、フーさんの人となりと、ふたりの距離感と、居心地のいい過ごし方を綴っている。
    周りに左右されない気の持ち、少しずつ進む具体性、そしてあとがきにあるようなフーさん自身からのある種客観的な意見。
    気ままなように見える生活の裏付けが少しずつ見えてくるのが楽しい。心の中にフーさんを一人置きたい気持ち。

    0
    2024年05月20日
  • 自分の薬をつくる

    Posted by ブクログ

    実際に開催したワークショップの内容をもとに書かれた本のようです。なので作者と参加者の対話形式で進んでいきます。最後の方は時間がなくなったのか、やややっつけ感のある対話になってるのがちょっと残念でした。
    自分の薬をつくる、というタイトルから、体調が悪いときの対処法みたいなのを期待していましたが、それよりはもっと広い意味での生き方の話でした。
    「1日のスケジュールを作り実行する」「企画書を書いてあえて実行しない」「やりたくないことはしない」などなど、新鮮な発想がいくつかありました。参考にしたいです。

    0
    2024年05月18日
  • 幸福人フー 僕の妻は「しあわせ」のお手本

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    坂口恭平さんが自身の奥様にインタビューしたもの、とあるけど、実際には坂口さんが感じたことや言われたことを書いてるのが中心。最後のあとがきは奥様自身が書かれたようだけど。鬱の時も大変だけど、躁の時も大変だよなー。私だったら即離婚だな、と思ったけど、うまくやっている夫婦なんだろう。

    0
    2024年04月19日
  • 幸福人フー 僕の妻は「しあわせ」のお手本

    Posted by ブクログ

    苦労をかけた奥さまへの謝罪と感謝の本。
    浮気についてさらっと流していたけれど、他人事ながらかなりムカついた。
    幸福人という命名はちょっと違和感あり。

    0
    2024年03月24日
  • 幸福人フー 僕の妻は「しあわせ」のお手本

    Posted by ブクログ

    職場で悩みがなさそうでいつも穏やかな人がいる。
    どんな生き方をしてるんだろう?って思ってたけど、そちら側をちょっと覗かせてもらった気になった。
    不安がない人のヒントになったのが、
    ・今を生きる
    ・人は人、自分は自分
    ・人に干渉せず、程よい距離感
    ・物事を慎重によく考えてから判断する
    ・物を大事にし、増やさない
    ・感情の波が穏やか
    ・人にも自分にも期待しない
    ・人にも自分にも否定も肯定もしない
    ・自分の今までの経験で判断する
    ・人生どうにかなると思う
    ・信頼できる友人がいる
    ・話を聞いてくれる人がいる
    ・自分がされて嫌なことは人にしない
    ・今までなんとか生きてこられたから、これからも大丈夫という

    0
    2024年02月12日
  • よみぐすり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     「0円ハウス」「土になる」など。1978年生まれ、坂口恭平さん、10年間「いのっちの電話」を。「よみぐすり」、2022.6発行。私流に要約すると:①人生はやりたいことしかしなくていい ②簡単なことを継続すると好きになる。ベランダでトマトを育ててみる。きっと「私、トマト育てるのが好き」になる。才能=継続 できるようになる唯一の簡単な方法は、それを毎日やること ③金もかからない副作用もない精神安定剤、掃除。 ④死にたい=めんどくさい まずは手を動かそう。生活を丁寧に、そして清潔に保つ。

    0
    2023年12月11日
  • 継続するコツ

    Posted by ブクログ


    “普段から本を読むひとには、あんまり好かれない”みたいなこと書いてあったけど、わかる。

    著者は、誰かのため(読み手)のためじゃなく、自分が書きたいから書くという、自分ファーストで書いているから。
    で、継続できる理由という、おもしろい組み立ての本です。

    自分が継続したいことを継続するのって、なんでみんなできないんだろうね、っていう幸福論です。
    ✳︎花の拠点”はなふる”の蔵書です。



    0
    2023年12月10日
  • 幸福人フー 僕の妻は「しあわせ」のお手本

    Posted by ブクログ

    躁鬱病を抱える坂口さんが観察した、妻・フーさんの幸福人としての生態。
    もちろん、どうしたら幸福になれるのか…と思って読んだ。これを読んでどちらかというと気づきだったのは、私ってもしかして躁鬱病(ではないと思うけど)に近い状態でずっと生きてるぞ、ということ。自分の感じ方は、坂口さんに近いと思った。自分に対して超肯定的(肯定的であると意識もしない)なときと、恐ろしく否定的なときが交互にくる。自分が坂口さんと違うなと思ったのは、否定的な時でも、私はその状況や自分のことを冷静に見てる、空中に浮かんでるような自分がいるということ。そいつは、そんなふうに自分のこと悪く言ったらよくないよとか、疲れてるから早

    0
    2023年11月18日
  • 幸福人フー 僕の妻は「しあわせ」のお手本

    Posted by ブクログ

    タイトルの方は 著者の奥さまです
    本の帯を読んで 不平不満を言うことがない人がいるんだ!とそんな幸福人の生態に迫る本だそうで
    即買いしました。 著者の視点なので フーさんに
    そうでいてほしいという願望もあるのかなと。
    良いご夫婦であることは間違いなしですね

    0
    2023年11月08日
  • 幸福人フー 僕の妻は「しあわせ」のお手本

    Posted by ブクログ

    まず装丁がかわいい!

    ・ものすごく迷って決めてきたことの連続の今だから、後悔する余地がないんだと納得している

    →なるほど。私は決めるのが早い方で、どっちでもいいやぁと思うことが多い。
    悩む時間がもったいないなぁと思う派だったけど、小さなことでもよく考えて決めることも大事だなぁも思った。

    ・人の目を気にしすぎると、何事にも手がつかなくなる

    ・事実だけを事実として受け入れる

    ・躁鬱の方の考えや状況について初めてこの書籍で知ったのですが、とても力のいることだなぁと思いました。

    0
    2023年10月31日
  • お金の学校

    Posted by ブクログ

    自殺願望のある人への電話相談ボランティアをしていたりするのでリスペクトするが、その一方でパリピ感溢れる努力の末の運の良い人自慢の様でもある。良かったね、というケースのエッセイ。

    0
    2023年10月04日
  • 継続するコツ

    Posted by ブクログ

    自分的には読みづらい本で、読むのに時間がかかってしまった。でも私はそれこそ「継続する」ことが大の苦手で、何か続けるためのコツが掴めるのかも!と思って頑張って読んでみた。
    その結果、そういう「がんばって〇〇しなくちゃ」という気持ちの状態だと続けるのが苦痛で、結局続けられないのだということがわかった笑。坂口さん的に言えば、そんな状態になってしまうなら、本を読むのをやめたらいいということだったけど、でも、読んでみて良かったと思う。
    一番いいなと思ったのは、自分の得意なやり方を見つけて続けてみるというところ。その状態に自分を持っていくことはきっちり努力してやってみて、その先の続けることには努力が必要な

    0
    2023年09月30日