坂口恭平のレビュー一覧
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ネタバレ自分とは「次は何がしたい?」としか考えない人
毎日を健康に過ごせていた日を思い出して、そのときの生活に戻せば、また同じようラクに過ごせる
しっかりしなければと不自由な状況を耐えない
吸うのを極力減らして、ゆっくり吐く量を増やす呼吸
外に出られないは外に出たくない
死んでしまいたいは死んでるみたいに何もしたくない
自己否定文には全てカギカッコをつける
自己否定文を小説にする
自分が活躍できるかもしれないと思えると突然鬱が治る
人は人からどう見られているかだけを悩んでいる
すでに私は世界最高である。
価値のないこと、無駄なことから始める -
Posted by ブクログ
お悩み相談の総集編.タイトル『自分の薬をつくる』とは,相談者の悩みを解消する一手を著者が提示するその内容がクスリのようだから。
なにかしらの大小関係ない悩みや相談を抱える人を患者,著者が医者という立ち位置で,病院の待合室から診察室を擬似的に再現。診療内容はマイクで病室に公開する形で,悩みや相談を解消する手を提示する。
著者の職業が建築家,過去作に写真集『0円ハウス』がある.
著者が躁鬱病であり、「自殺者をゼロにする」という目標を掲げ希死念慮に苦しむ人々との対話「いのっちの電話」を続けている。その内容を再現した本とも言える。
このタイトルを見たとき、精神科医が書いた何かしらの薬を作る話かと思ったが全く異なっていた。医者でない人が、精神科に行くまでもない悩みを解消する場を提供したという意味で面白かった。たしかに、このタイプの悩みや相談をする場というのはこの世にあまりないかもしれない。
本書の特徴的には、著者が躁うつ病の経験を生かした解決策になっていること。また、そのどれもが難しくなく、相談者の背景や想いがある、最小タスクともいえる内容である所が良い。 -
Posted by ブクログ
職場で悩みがなさそうでいつも穏やかな人がいる。
どんな生き方をしてるんだろう?って思ってたけど、そちら側をちょっと覗かせてもらった気になった。
不安がない人のヒントになったのが、
・今を生きる
・人は人、自分は自分
・人に干渉せず、程よい距離感
・物事を慎重によく考えてから判断する
・物を大事にし、増やさない
・感情の波が穏やか
・人にも自分にも期待しない
・人にも自分にも否定も肯定もしない
・自分の今までの経験で判断する
・人生どうにかなると思う
・信頼できる友人がいる
・話を聞いてくれる人がいる
・自分がされて嫌なことは人にしない
・今までなんとか生きてこられたから、これからも大丈夫という気持ち
・人に頼ることができる
・悩む前に具体的に行動する
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Posted by ブクログ
躁鬱病を抱える坂口さんが観察した、妻・フーさんの幸福人としての生態。
もちろん、どうしたら幸福になれるのか…と思って読んだ。これを読んでどちらかというと気づきだったのは、私ってもしかして躁鬱病(ではないと思うけど)に近い状態でずっと生きてるぞ、ということ。自分の感じ方は、坂口さんに近いと思った。自分に対して超肯定的(肯定的であると意識もしない)なときと、恐ろしく否定的なときが交互にくる。自分が坂口さんと違うなと思ったのは、否定的な時でも、私はその状況や自分のことを冷静に見てる、空中に浮かんでるような自分がいるということ。そいつは、そんなふうに自分のこと悪く言ったらよくないよとか、疲れてるから早く寝なよとか言ってくれるのだけど、そいつに随分私は助けられてるんだなと思った。
フーさんの生き方で、私が真似したいなと思ったのは、ひとつひとつの決断を焦らずに自分のペースでして、その結果、これまでの人生で最善を尽くしてきたと自分に思えるようにしているというところ。だからフーさんは、人と比べたり、あのときこうしてればよかったとはあまり思わないみたい。
自分に自信を持たなきゃとか私は思っちゃうけど(そしてそれが「ない自信」をないところから作ろうとするので結果空回って苦しくなるのだけど)、フーさんみたいに生きてたらきっと、自信があるとかないとか全然どうでもよくて、ただ、その時の自分にやれることをちゃんとやってくって意識だけなんだろうなと思った。
乱高下激しい自分だけど、最近はふとした時に、これは焦っても仕方ない。今を見て、今やれることをやろう、と意識的になることが増えてきていて(この本読む前からだけど)、これがもしかしてフーさんの感覚…と思ったりする。ちょっとでもフーさんを自分の中に取り入れていきたいなと思った。 -
Posted by ブクログ
自分的には読みづらい本で、読むのに時間がかかってしまった。でも私はそれこそ「継続する」ことが大の苦手で、何か続けるためのコツが掴めるのかも!と思って頑張って読んでみた。
その結果、そういう「がんばって〇〇しなくちゃ」という気持ちの状態だと続けるのが苦痛で、結局続けられないのだということがわかった笑。坂口さん的に言えば、そんな状態になってしまうなら、本を読むのをやめたらいいということだったけど、でも、読んでみて良かったと思う。
一番いいなと思ったのは、自分の得意なやり方を見つけて続けてみるというところ。その状態に自分を持っていくことはきっちり努力してやってみて、その先の続けることには努力が必要ない状態にしてあげること。
とはいっても、そこにたどり着くまでに坂口さんがやったことって明らかにそれは努力やろ、と思った。批判してるわけじゃなくて、そこにたどり着くために、自分で試行錯誤したことを純粋にすごいと思う。
色々なページに書き留めておきたい言葉がたくさん落ちていた。これからそれを拾っていく作業をするつもりだ。