坂口恭平のレビュー一覧
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2030年の世界を描いても、作家さんによってこんなに違うものなのか。面白かった。
2作目の、あの展開はびっくり。
小路さんのは、あの作品の続編?その後、というとだよね。こういう設定、嬉しくなる。Posted by ブクログ -
突然無一文で都市に放り出されて、どう生き抜けばいいかが分かる。
とりあえずNPOとか教会とかがあるので衣食には困らない。
住も、公園でダンボールハウスでよさそう。
あとは、病気になった時とかつらそうだな。
154ページ目で、作者が廃墟ビル見つけて屋上の貯水タンクに数日間住んだところは声出して笑った笑Posted by ブクログ -
「2030年」をテーマにしたアンソロジー。オススメは瀬名秀明と坂口恭平。
恩田陸/小路幸也/支倉凍砂/ 山内マリコ/宗田理/喜多喜久。
宗田氏は2018年で80歳。Posted by ブクログ -
うーーん・・・なんかあちこちに話が飛ぶのでちょっと難しかった。かなり集中力が必要な本のようだ。
まぁそれも巻末に作者と養老猛さんとの対談で何となく理解できました。
本筋の介護タクシーの話はまぁまぁよかったです。
認知症の徘徊という症状をとらえて、こういう見方もできるのかって思わせてくれたので。
この...続きを読むPosted by ブクログ -
人が不要としたものは数多とあり、高解像度の視点で都市を眺めれば 山や海の幸 ならぬ、都市の幸を享受できるという。
確かに都市からでる不要物を自然資源としてとらえるなら、そういう考え方もできるけど、これって、、、ホームレスの方法指南書 って感じもする…Posted by ブクログ -
氏を知る人なら言わずもがなだが、主題は「モバイルハウス」でも「三万円」でもない。
住宅や住むことについての価値観、発想の転換を促すモノである。
私も今年、牛小屋を自分で改造して住めるようにしたり、その屋根をくり抜いて薪ストーブ用の煙突を設けたりした。
特に煙突は無理だと思っていたが意外と簡単であっ...続きを読むPosted by ブクログ -
面白いような気もするけれど、時に難解。急の作者の世界にぶっ飛ぶので、ついていけないというか、理解が追い付かなかった。蠅にいたっては、状況が全くつかめず?だらけでした。Posted by ブクログ
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徘徊癖をもつ90歳の曾祖母が、故郷熊本で足下を指しヤマグチとつぶやく。ボケてるんだろうか。いや、彼女は目指す場所を知っているはずだ!認知症老人の徘徊をエスコートする奇妙なタクシー会社を立ち上げた恭平と老人たちの、時空を超えたドライブを描く痛快表題作と、熊本震災に翻弄された家族の再生を探る「避難所」な...続きを読むPosted by ブクログ
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面白いと思う。短すぎて物足りなさが残った。それは期待の裏返しということで。
あらすじ(背表紙より)
徘徊癖をもつ90歳の曾祖母が、故郷熊本で足下を指しヤマグチとつぶやく。ボケてるんだろうか。いや、彼女は目指す場所を知っているはずだ!認知症老人の徘徊をエスコートする奇妙なタクシー会社を立ち上げた恭平と...続きを読むPosted by ブクログ -
都市型狩猟採集民がどのようにして生活しているかが細かく書かれており、直ぐにでもホームレスでやっていけそうな気にはなってくる。
根本的な「土地も水も誰のものでも無いので、お金を出して買わないといけないのはおかしい」と言う考えには共感できないが、「物を大切に」や「自給自足」と言う観点からは勉強になる。...続きを読むPosted by ブクログ -
「路上生活者」を、「都市型狩猟採集民」と捉え、彼らの生活を「都市型狩猟採集生活」として検証する。
0円でも、なに不自由なく生活することが出来ることを皆さん知っていましたか?
もちろん、この本が取り上げる「都市型狩猟採集生活」をすることを全面的に肯定するわけではありませんが、都市型狩猟採集民がもつ「物...続きを読むPosted by ブクログ