坂口恭平のレビュー一覧

  • 現実脱出論

    Posted by ブクログ

    現実を一面ではなく、多方面から見た著者の思考。当たり前と思う事も、少し考え方を変えてみると様々な発見がある。現実と非現実の狭間を著者なりに記した一冊。少し哲学的な趣も感じさせられるが、読みやすい印象。

    0
    2014年09月23日
  • 現実脱出論

    Posted by ブクログ

    集団の現実と個人の現実、躁鬱を自分に搭載されている機械だと考える坂口さんの現実脱出論を読むと『徘徊タクシー』や『蠅』などの小説で書かれているフィリップ・K・ディック的な多層な、幾つかのレイヤーを行き来する物語がなぜ書けるのがわかった気がした。

    0
    2014年09月22日
  • 現実脱出論

    Posted by ブクログ

    誰かが突然「これから並行世界の話をしよう」といったら、あなたはどう思うだろうか。または「現実脱出の方法について、レクチャーしよう」といったら、頭がおかしいと思うだろうか。


    人間が社会を形成するということは、相互扶助のシステムを作って物資の流通効率を上げ、種としての生存確率を高めるための必然的な選択だった。

    けれど、いまではその「生きるための社会システム」そのものに絶望してドロップアウトし、果ては死を選ぶ人が爆発的に増えている。これはひとえに現実社会というやつが、そもそも人間が持っていた「もうひとつの世界」を侵食し、食い尽くしてしまったからなのだろう。


    それぞれ生物の時間や空間の知覚は

    0
    2014年09月20日
  • モバイルハウス  三万円で家をつくる

    Posted by ブクログ

    今まで他の著作も読んでいるので、目新しさはないがこの人が発するメッセージは心に響く。
    「抗うのは疲れる。泣くのも疲れる。愚痴を言うのは辛い。そうではなく、飄々と、思考し、試し、実践し、それを周りの人々に表明し、伝える。それこそが人間にとっての生活だと思う。

    0
    2019年02月12日
  • TOKYO0円ハウス0円生活

    Posted by ブクログ

    路上にテント等を張って住んでいる人を、いわゆる「ホームレス」と例えられる事があるが、そこは住む人の考え方次第でいかようにも取れるのでは?著者が実際に、そこに住む人を訪ねて、一部始終のやり取りも見もの。本来の「家」とは何か?を考えさせる一冊。

    0
    2014年03月29日
  • モバイルハウス  三万円で家をつくる

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて読んでみるも、その内容は「遊び」ではなく、如何に本気で取り組んでいるかが分かる。ただ、安い家を作るのではなく、そこは従来の家に対する問題提起。家は高いと言う思い込みを、改めて考え直させる作品です。

    0
    2014年03月24日
  • モバイルハウス  三万円で家をつくる

    Posted by ブクログ

    「住まい」ということにそもそも定義はないのだ、という言語化と行動の記録。
    都市で作る0円ハウスは、都市の幸(ようするにゴミだ)を「自然素材」と考え、それ故にバナキュラーな家が出来るのだ、と。0円じゃなくて、一定材料は購入しつつ、駐車場に置いておけるモバイルハウスを作ってみよう、という話が、原発事故と相まってさらにモバイル度を増していく。この辺は「独立国家のつくりかた」にも詳しいが、ともかく、規制だらけだと思われがちな日本でも、その気になって行動してみると結構自由である、ということだ。根源的な家と、商品としての家という違い。どうせ人生は仮住まいだと。試してみろ、大抵うまくいく、と。むう。

    0
    2014年03月02日
  • TOKYO0円ハウス0円生活

    Posted by ブクログ

    『世の中には素晴らしい人たちがたくさんいるのよ。人は見かけではないことを、分かってくれる人がいるから、幸せだよ。』
    自分の生活の尺度をもってるのが好きです。

    0
    2013年12月24日
  • モバイルハウス  三万円で家をつくる

    Posted by ブクログ

    0円ハウスの続編。本当に考え方のリニュアルができる。これからの過酷でどうしようもない社会に「法」に抵触せず、みんなで生き延びるためには、そして快適な都市生活のために、考え方は賛同できる。でもやれるか・・というところでは正直躊躇します。

    0
    2013年12月08日
  • ゼロから始める都市型狩猟採集生活

    Posted by ブクログ

    イワヲさんからもらった本。坂口恭平の本。
    ずっと読んでなかったのですが、引越しを機に整理していたところで読んでみたらとても面白かった。
    内容としては、東京で0円で暮らすライフスタイルの方法。
    かなり具体的に描いており、ダンボールハウスの作り方、お金の作り方(アルミ缶拾いの内情など)、また都内での炊き出しスケジュールなど。
    固定観念における、幸せの定義を見直そうという視点から
    いつでも移動でき壊れても再生可能な家に住み、食べるものも自分で育て、雨水を飲料水に変える方法をとる生活スタイルこそ現在の理想では、という本。日々でるまだ使えるゴミを、都市に実る果実のごとく扱うことで、自分の生活を振り返るこ

    0
    2013年11月23日
  • モバイルハウス  三万円で家をつくる

    Posted by ブクログ

    「合成の誤謬」という言葉が頭に浮かんだ。

     合成の誤謬:
      合成の誤謬(ごうせいのごびゅう、fallacy of composition)とは、
      ミクロの視点では正しいことでも、それが合成された
      マクロ(集計量)の世界では、かならずしも意図しない結果が
      生じることを指す経済学の用語。(wikipediaより引用)

    全員が本書にみられるような行動を実践した場合,
    おそらくきっと全体として上手く回らなくなってしまい,
    悪い結果を招いてしまいそうな気がします。

    こじんまりと実践してしていくぶんには,
    いいとは思います。

    ただ,それを全体に押し広げようとすると,
    どうなんでしょう

    0
    2013年10月05日
  • モバイルハウス  三万円で家をつくる

    Posted by ブクログ

    いいなこれ。

    人が生きていくのにそんなに多くのものは要らない、実はお金だって多くなくたっていい。
    「里山資本主義」と相通ずる、「里山…」のなに版?“モバイル版”だね!

    現行の法律や慣習と闘うでなく、壊すでなく、そういったものの間にポカッと空いたすき間に新しい考え方の苗を植える、そんな感じ。

    おもしろいこといろいろ書いてあったナ。

    0
    2013年09月08日
  • TOKYO0円ハウス0円生活

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とってもおもしろい視点。文章も笑える。著者は、子どもの頃、秘密基地みたいなのを作るのが好きだったし、さまざまなアイディアを持った少年だったのがとてもよく分かる。この軽い文章は、椎名誠の影響では?
    彼が世界的におもしろがられて、評価される理由は分かる。
    ただし、彼の論理には難点もあると思った。
    彼が、これから、生き残っていけるのかどうか?これからが勝負だと思う。

    0
    2014年05月22日
  • TOKYO0円ハウス0円生活

    Posted by ブクログ

    『独立国家のつくりかた』より面白かった。坂口恭平は名インタビューアーだ。隅田川河川敷の0円ハウスに住む鈴木さんに初めて出会ったときの彼の興奮は、ひとときも緩むことなく、むしろ巨大な好奇心となって鈴木さんの生活を奥深くまで掘り下げていく。鈴木さんのライフスタイル、そして後半部で語られる坂口自身の少年時代のエピソードは、既存のシステムを「変える」のではなく思考の転換によって「拡げて」いこうとする点においてシンクロする。まさに「独立国家」につながる彼の思考の原点がここにある。

    0
    2013年02月04日
  • TOKYO0円ハウス0円生活

    Posted by ブクログ

    坂口恭平の文章はスッと読めて面白い。ワタリウムの展覧会がまさにこの本の内容とシンクロしていて良かった。個人的にはこのころがピーク。

    0
    2013年02月02日
  • 隅田川のエジソン

    Posted by ブクログ

     隅田川の河川敷で暮らす実在の人物をモデルに描かれた小説。知恵を使って生きる路上生活者の力強さに圧倒される。また、自分の全く知らない東京が見えてくるというてんでも面白い。
     ただし、このように前向きに生きる路上生活者ばかりではないということは、当然忘れてはならないし、一部の人が路上生活を強いられる社会になぜなったのかという点については、別に考える必要がある。

    0
    2012年11月06日
  • ゼロから始める都市型狩猟採集生活

    Posted by ブクログ

    最近、絶対貧困を読んだ。最貧国のスラムやホームレスとは比べ物にならない程の豊かさと平和がある。日本は素晴らしい!
    どんな身分になっても知恵と努力が必要。

    0
    2012年10月23日
  • TOKYO0円ハウス0円生活

    Posted by ブクログ

    建築家を目指していた著者が、ひょんなことからホームレスの家に興味を持ち、取材をした記録の本です。
    ホームレスの人がどのようなことを考えて家を作り、日々生活しているのかがよく分かります。本書に出てくるホームレスはみんな、生き生きと生活しているし、コミュニケーション能力も高く、筋が通った自分の信念を持っており、とても魅力的です。

    0円ハウスは、月に1回、国交省の人が来るときは家を撤去しなければならず、すぐに解体・組立が出来る造りになっている。また、用途に応じて居間が風呂になったり台所になったりと、工夫が凝らされている。伸縮自在、カスタマイズ可能な家、という概念は考えたこともなかったので、とても衝

    0
    2012年10月11日
  • ゼロから始める都市型狩猟採集生活

    Posted by ブクログ

    生活に困っても何とか暮らしていけそうな気がした。読むのとやるのは大違い。でも、この本ではお金がなくても暮らすノウハウが書いてあるので、役に立つかもしれない。
    都市ならゴミからあらゆる必需品が手に入るかもしれないが、そこそこの田舎では、逆にモノは手に入らないかもしれないが。

    0
    2012年09月16日
  • TOKYO0円ハウス0円生活

    Posted by ブクログ

    自分の頭と身体を使って、自分仕様のモノを作り上げて行く…世界にヘンテコな作品が溢れ出したら、世界はもっと面白くなるかも…0円ハウスを創ってみたい…と思わせてくれる一冊。

    0
    2012年08月20日