坂口恭平のレビュー一覧

  • TOKYO0円ハウス0円生活

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    坂口恭平の文章はスッと読めて面白い。ワタリウムの展覧会がまさにこの本の内容とシンクロしていて良かった。個人的にはこのころがピーク。

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    2013年02月02日
  • 隅田川のエジソン

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     隅田川の河川敷で暮らす実在の人物をモデルに描かれた小説。知恵を使って生きる路上生活者の力強さに圧倒される。また、自分の全く知らない東京が見えてくるというてんでも面白い。
     ただし、このように前向きに生きる路上生活者ばかりではないということは、当然忘れてはならないし、一部の人が路上生活を強いられる社会になぜなったのかという点については、別に考える必要がある。

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    2012年11月06日
  • ゼロから始める都市型狩猟採集生活

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    最近、絶対貧困を読んだ。最貧国のスラムやホームレスとは比べ物にならない程の豊かさと平和がある。日本は素晴らしい!
    どんな身分になっても知恵と努力が必要。

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    2012年10月23日
  • TOKYO0円ハウス0円生活

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    建築家を目指していた著者が、ひょんなことからホームレスの家に興味を持ち、取材をした記録の本です。
    ホームレスの人がどのようなことを考えて家を作り、日々生活しているのかがよく分かります。本書に出てくるホームレスはみんな、生き生きと生活しているし、コミュニケーション能力も高く、筋が通った自分の信念を持っており、とても魅力的です。

    0円ハウスは、月に1回、国交省の人が来るときは家を撤去しなければならず、すぐに解体・組立が出来る造りになっている。また、用途に応じて居間が風呂になったり台所になったりと、工夫が凝らされている。伸縮自在、カスタマイズ可能な家、という概念は考えたこともなかったので、とても衝

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    2012年10月11日
  • ゼロから始める都市型狩猟採集生活

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    生活に困っても何とか暮らしていけそうな気がした。読むのとやるのは大違い。でも、この本ではお金がなくても暮らすノウハウが書いてあるので、役に立つかもしれない。
    都市ならゴミからあらゆる必需品が手に入るかもしれないが、そこそこの田舎では、逆にモノは手に入らないかもしれないが。

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    2012年09月16日
  • TOKYO0円ハウス0円生活

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    自分の頭と身体を使って、自分仕様のモノを作り上げて行く…世界にヘンテコな作品が溢れ出したら、世界はもっと面白くなるかも…0円ハウスを創ってみたい…と思わせてくれる一冊。

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    2012年08月20日
  • TOKYO0円ハウス0円生活

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    ホームレスには、止むを得ずなってしまった人がいるが、
    中には選んで路上生活者になった人もいる。
    廃棄物を利用して、家を建て、
    周りと共存して、工夫しながら生活をして、
    コンクリートジャングルを生きてるという
    彼らの存在、見方が変わった。
    でも、住民税や所得税を払っている立場からすると、
    100%受け入れられないし、消費税を上げて、
    他の税率を下げてほしいと思った。
    彼らが今の生活が出来なくなった時、税金を使うのだから。
    私の考えは小さいか!?

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    2012年08月07日
  • TOKYO0円ハウス0円生活

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    ネタバレ

    もちろん、多くの路上生活者がこの本に登場するような人ばかりではないのは間違いないだろうし、この本に出てくる路上生活者のライフスタイルや生活様式がそのまま答えだとは言えない。しかし、私たちが現代のライフスタイルや生活様式に感じる疑問のヒントを得ることくらいはできるように感じた。


    80点

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    2012年08月03日
  • 独立国家のつくりかた

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    新総理誕生!!?

    「なぜ人間だけがお金がないと生きのびることができないのか。そして、それは本当なのか」

    この本の冒頭に立てられた問い。

    この問いに少しでも心が反応したならば、読んでみてはいかがでしょうか?

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    2012年07月25日
  • ゼロから始める都市型狩猟採集生活

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    一切のお金も無く、その身一つでこの都市に放り出されたら。
    多くの人が絶望してしまうだろうが、そうでない生き方、視点を授けてくれる本。
    読み終わって路上生活者のことが気になりだした。
    あそこまでの生きるのに逞しい想像力を、自分達は有しているだろうか。
    都市が吐きだすゴミに対して潔癖になりすぎているのに気付く。
    ゴミを汚いものだと思い込んでいる他、高い金を出すものがいいものだとか、こうでなければいけない、とか。
    思い込みが一層自分自身を狭苦しいものにさせているのだと気付く。
    意識を領域、視点を引き上げていくのをこれから試みようと思う。

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    2012年07月24日
  • 隅田川のエジソン

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    「TOKYO 0円ハウス 0円生活」を小説にしたもの。

    上記の本の内容がほぼそのまま組み込まれていて、
    「0円ハウス」を読んだ後だと、
    「これはここの話か~」という発見があって面白い。

    軽妙な語り口で読みやすいけれど、
    小説としては少し物足りない。

    問題があっさり解決しすぎている。

    けれども、
    たぶんこれは小説というよりは、
    希望を含めた未来予想図として描かれているんだと思う。

    そういう意味でいうと、
    「一般意志2.0(東浩紀)」に似ている。

    チョウメイさんの船になるパソコン管理の家や
    スーさんのリヤカーハウスでの日本一周というのは、
    「0円ハウス」で取材され

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    2012年07月13日
  • 独立国家のつくりかた

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    新しい時代のオピニオンリーダー

    新しい時代のオピニオンリーダーの誕生―
    社会でシステム化したものに対しての見方・行動の仕方・思考方法を変えなさい(=異なる「レイヤー」で捉える)と著者は説きます。
    同様な思考方法のスイッチ論は様々な自己啓発書でも語られますが、著者は0円生活であり新しい国家宣言など、大胆に実践している点に説得力を感じます。「疑問」を「問い」に持っていき行動にうつす、このことが「創造」であり現代の社会で生きていく上で重要なことである、との指摘が日々のルーチンに忙殺される自分に深く浸透します。
    著者は様々な媒体での露出も増えているようですが、今後の発言力にも期待をします。
    星を1つ減らしたのはタイトル名から

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    2012年07月10日
  • ゼロから始める都市型狩猟採集生活

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    最終章で一気にページが進みました。
    著者の子どものころの「学習机の巣」にはじまり、ジャック・ケルアックの「路上」や鴨長明の「方丈記」そしてマルセル・デュシャンや今和次郎。
    著者の都市や社会を見る目は、先人のさまざまな思想から影響されたんですね。

    そして、著者が丹念に調べ実践した路上生活者のレポートも面白かった。人とかかわって得た情報や実感もまた無くしては、ものを見る目や考える頭脳は育たないということですね。

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    2012年06月24日
  • 隅田川のエジソン

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    面白かった。路上生活だからといって決して不幸だということはなく、世捨て人というわけでもない。人の繋がりを大切にし、生き生きとしているスーさんの生き様は魅力的です。

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    2012年06月24日
  • 隅田川のエジソン

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    豊かさってこうゆうことかなと思わせてくれた作品。街全体が家であり、庭であるってすごく理想的だなと思った。現代に足りないものを示してくれた。人間関係はもちろんだけど、常に考えて行動すること。現状に満足したロボットみたいな現代人にスーさんは考えることの必要性を教えてくれた。

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    2012年05月25日
  • 隅田川のエジソン

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    ホームレスという全く想像が付かない世界にどんどんのめりこんでいってしまいスグに読みきってしまった。
    この本に出てくる人たちに限っていえば、人が思っているよりも暖かいし良い環境で、場合によっては擦り切れた人間関係の中で苦しんでる「家のある人」よりも幸せな人たちに見える。

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    2012年05月19日
  • ゼロから始める都市型狩猟採集生活

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    知らない世界(ホームレス)を克明に映し出しており、
    エンターテイメントとしては文句なし。
    ただし都会でないと実践できないず、
    応用力(応用しようとする人はいないと思うけど・・・)
    はないので注意!?

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    2012年05月18日
  • 隅田川のエジソン

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    著者についての予備知識も何もなく偶然読みだしたら、止まらなくなった。ホームレスも創意工夫と努力(?)しだいで、かくも楽しく暮らしていけるものだとは。その細部の具体的描写がおもしろい。途中までノンフィクション作品かと勘違いしていたくらいだ。この著者自身かなりユニークな人のようなので、今後の活躍に注目したい。

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    2012年04月16日
  • ゼロから始める都市型狩猟採集生活

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    読みやすい文体であっさり読める。
    何も考えす読んでいると、ホームレス生活のすすめ的な本かと勘違いしそうだが、????続きは    
    都市には、人それぞれの見方によってさまざまな階層(レイヤー)が存在する。多様な階層を見つけだすためには、高い解像度の思考を持つことが求められてくる。解像度を高めれば、限りある都市という空間が、無限大の可能性を持つ世界に一変するはずだ

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    2016年04月26日
  • 継続するコツ

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    ・人の評価を気にすると継続できない
    ・下手なら下手でいい、馬鹿にされてもいい、それよりも伸び伸び生きていくことが重要
    ・傑作や一流は人に任せて、自分は楽しく死ぬまで継続する
    ・やり続けると自然と技術は向上する
    ・固くなっている自分を、いつ何時でもくすぐって笑わせる、悪戯を仕掛ける

    ─すぐ生真面目に社会と向き合って、自分と他人を比べて、自分を卑下して、社会の言うことを聞かせようとする無意識の自分たちに─

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    2025年11月01日