坂口恭平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
語り口調なので本が苦手な人も読みやすい。周囲の評価や才能のある無しを気にせず、自分が取り組んでいると幸福に感じることをいかに見つけ出し、継続するかについて誘ってくれる本。この著者の取り組んでいる表現(電話、パステル画、畑、音楽、料理、編み物その他たくさん)を継続してきた経験から、自分を締め付ける自分の承認欲求や固定概念から自由になって、とにかくやりたいことで人生を埋めよう!いつも幸福でいられるように。と創造性を喚起させられ、肩の力も抜ける。不機嫌でいるのも自分次第だが、もっと自分を効果的にコントロールして、楽しい人生を送りたくなる。今日、私は何がしたいの?と自分と徐々に繋がっていく事ができそう
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Posted by ブクログ
苦しい時は電話して
◦はじめに
死にたいと思うのは人間誰だってある、だからこそ対処できるのではないか
鬱状態は脳の誤作動
他人の力を借りる
◦1章
死にたいと思う→身体からの休息のメッセージ、なんとしてでも休ませるために何もできないように身体自身がしている→熱が出てる時と同じ
死にたいって思うときはなんでも反省してるとき
反省禁止!
◦2章
過去にフォーカスしてなんでも反省してる
死にたい人は24時間悩み続けている
悩むことはダメなことではない
反省をやめられないのは身体がそうしようとしているから
◦3章
死にたいと思う時の過ごし方
身体が気持ちいい、心地よいと感じることをする
死にたいのなか -
Posted by ブクログ
いのっちの電話という活動を通して自分と向き合い自愛に満ちた創作活動をしている坂口恭平さんと精神病理学とその啓蒙活動をされている斎藤環さんの往復書簡。
往復書簡のスタンスもそれぞれで、それこそが個々を認めている形でとても心地よい。
躁鬱という気持ちの浮き沈みと共存しながら激しく上がりすぎずにコントロールする坂口さん。
自分を良く俯瞰して見ていらっしゃる。
わかった風で上からでもない、風のような返答ができるあたりとても見習うものがたくさんある。
自分の中に自分がいてそう答えさせているかのような感覚か、人を嫌な気持ちにさせたりせずかと言って過保護にもならず、なかなか出来ない切り返しが出来るのは自