あらすじ
お金に関する今世紀最大の発見(!?)
「流れ」とは何か。
noteでの無料公開時に30万PVを超え、圧倒的熱狂の1週間を
作り出し、その後完全予約制のオリジナル出版で初版5000部
を売り切った「お金の学校」が普及版として満を持して登場。
流れがあれば、お金も人も仕事もすべて動き出す。
鬼才、坂口恭平がすべてをさらけ出して伝える「幸福」への道。
【著者より】
お金をみなさん毛嫌いしているところがあります。
明晰な方でも、お金は疎くて、みたいな感じで敬遠してしまう人もい
ます。それではいつまでたってもお金との関係が良くなりません。
ここはお金の学校です。
まずはお金のことを大好きになってください。
大丈夫、きっとうまくいくよ。
【目次】
1:オリエンテ―ション
2:入学金について
3:まずは企画書を書く
4:お金とは時間である
5:僕の印税についての楽しい話
6:経済=「大丈夫、きっとうまくいくよ」と自分に声をかけること
7:頭の中(お花)畑だよねあんた
8:文藝春秋にとっての王とは何か?
9:模倣を三つ揃えると経済になる――坂口恭平の経済史1
10:健康という経済――坂口恭平の経済史2
11:卒業式:祝辞 たかちゃんへの返礼
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
流れを作る感覚が必要なんだ
多分だけど語源から辿ると物事の本質がわかるんだと思う。言葉の方程式で理解していくところと実際の数値を用いて具体的に例示していくのがこの人のほんのいいところ、3つ模倣する。やってみよう。
Posted by ブクログ
一見はちゃめちゃなようで、実は論理にかなっているせいかぐいぐい引き込まれる独特な本。
言いたい事は、経済は流れ。お金は流れを作ることが大切。
それをひたすら説いている。
自分で作れる人は強い。
・まずは企画書を書いてみる
・人は、才能の問題に逃げてしまう癖がある。この人は才能があるからうまくいってる、自分は才能がないからうまくいっていない。成長しようとしない人の口癖
・究極の贅沢はなんでも自分で作る
・大丈夫、きっとうまくいくよと自分に声をかける
・セックスは過程を楽しみたい
Posted by ブクログ
経済とは流れであり、気持ちよくなければ流れないのであり、逆に言えば気持ちよくサクサクできるものが自分にとっての経済であり、先にお金を回収するのはダメ(流れが停滞してはだめ)、好きなことやって気持ちよく生きよう!
ってことですかね?
Posted by ブクログ
大変勇気づけられた。
経済とは生きる方策ではなく、生きることそのものである事。
気持ちよく生きる事、というのが肝だと思う。
人に命じられたり、コントロールされる事に疲弊してる人間には非常に響く。
アナーキズムが基調でありながら、世の成功法則のエッセンスと全く矛盾しないのはほんとすごいと思う。
結局自分を完全に愛するという覚悟が一番の難関なのよ。バカになれ。
Posted by ブクログ
自分自身が経済になる。経済=お金は流れが大切。
① 遅い・面倒くさいことは NG
② 気前の良さと器用さが必要
③ 怒らない。怒ったら流れなくなる
Posted by ブクログ
経済とは「流れ」、流れるためには楽しくないとダメ、ということでスラスラ読める。しかも音読すると楽しくなってゲラゲラ笑ってしまう。
読み終わって、では何が学べたか?というとよく分からないのだが、体の中を爽やかな風が通り抜けたような気持ちになっている。
「それでいいんです!」という著者の声が聞こえた気がした。
Posted by ブクログ
運の要素が大きく絡むものであるから、模倣しようにもなんともできないところは勿論ある。しかし、著者の思索の肯定、心の持ち様など彼に共感を寄せる人には参考になるものでしょう。
「経済発展に伴い、幸福度が上がる」とは言えなくなった現代において、参考になる思考法ひとつかな。
Posted by ブクログ
経済を「愉快な流れ」として捉えた、一風変わったお金の本です。
経済とは全てがお金に関するものではなく、お金はあくまでその一部。お金が発生しなくても、楽しくて、流れていれば、それは経済です。
自分の経済を見つけましょう、というのが本書のメッセージ。
全く考えたことのない視点から経済を捉えていて、斬新だった。お金は必ずしも必要なものではなく、人はお金がなくても生きていける。必要なのは楽しい流れ。それさえあれば、生きていけるし、自然とお金も発生する(こともある)。
気が楽になるし、色々挑戦してみようという気にさせてくれる本だった。
Posted by ブクログ
かなりスピリチュアル系に偏った「お金」の指南書。ネット記事で無料でも読めるんだけど、本になっていた方が読みやすいのでまとめて一気に読む。
しかし節約術・貯蓄的な物は苦手なので、自分に合っているし、読み物としてもとても面白く、感動的な部分もある。
実践的な手法があるわけではなく、お金に対する新たな考え方、マインドを教えてもらえる本。
坂口恭平氏の本は好きで何冊か読んでいるが、高校時代からかなり頭が良かったらしい(いわゆる学校の成績としての頭の良さ)その点はやっぱり自分と違うので再現性がないんじゃ、とも思うので多少マイナス。
最近特に、お金の多寡だけで人間の価値を測る様な世界の有り様に、疑問超えて嫌悪感すら持っているので痛快だった。
Posted by ブクログ
自殺願望のある人への電話相談ボランティアをしていたりするのでリスペクトするが、その一方でパリピ感溢れる努力の末の運の良い人自慢の様でもある。良かったね、というケースのエッセイ。
Posted by ブクログ
・どうしても自分の様なタイプの人間には「お金」という物に対して苦手意識がある。何かあまり考えたくない、というか。でもいつかは向き合わなければいけない、とも思っている。
・なので坂口さんのこの本を見つけた時、マジか!と思った。この作家のこのテーマなら俺、読まなきゃじゃん、と思った。
・結果から言うと、(当然)ビジネス本の様な現世利益を得られる様な物ではなく、ただ「お金」(を考える事)に対する罪悪感は無くなり、読み終わった後にはちょっとした感動があった。
・実に坂口さんらしい本だし、「お金」「経済」の考え方だった。
Posted by ブクログ
死にたい人でお金を持っている人はほとんどいませんでした。これは死にたい、んじゃなくて、お金がないだけなのではないかと考えるようになりました。
才能とは継続すること
「生活水準は下げろ。自分の水準を上げろ」
「生活に必要な様々な量を知ると、不安がなくなる」
「イメージしている原型に近い、すでに流通している物質」を見つける。
経済とはお金ってことじゃなくて、人間関係ってこと
僕は仕事を依頼する時、頼んだ日に即日で全額払います。もらっちゃったら、やるしかないじゃないですか。いい仕事をするしかない。楽しいし、 やるしかないという 緊張感も持てる。むしろ、なぜ 出版社は作家に本を頼む時に即日で全額 印税を払わないのかが。わかりません もしかしたら馬鹿なんじゃないでしょうか。
人間関係もお金を稼ぐためにやっているだけで、プライベートじゃ会いたくないやつと一緒に仕事をしている人はみんなを助けることができません。
「大丈夫、きっとうまくいく」と自分に声をかける
人にお金は貸さないように。それは縁の切れ目になります。お金はすべてあげてください。あげたら、縁は切れません。
芸術家で絵が売れなくて、食べれなくて、バイトを掛け持ちで 色々やって体が持たなくなって死にたくなっている人がいるとします。その人は最終的に芸術をやめて、やりたくもない仕事に就職して、それで手取り20万円とかもらってどうするんですか?それの何が楽しいのですか?楽しくないとお金が手に入らないようになっているんです。
子育てだってそうです。
「こうしなくちゃいけないのよ!」とか教えても子供は変わりません。「大丈夫、きっとうまくいくよ」と言って、何にもそれ以上は言わずに、近くにいてあげたら、子供は何事もすべてを達成してしまいます。
「そう。無駄に稼ぎすぎちゃいかんよ」
「自然じゃないから。大きめの靴とか小さめの靴とか履いても心地よくないやろ」
「あれと一緒。自分で心地よさを決めるんや。その金額だけを獲得するってこと。それが経済」
これは1つの戦術です。正直に生きるってだけ。コツは絶対に嘘を言わないこと、絶対にお世辞を言わないこと、それを継続して、絶対にお世辞を言わない本気の人間だということを伝えていくことで戦術をさらに磨いていくことができる。