坂口恭平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ過去に自分は躁鬱と診断され、生き方がわからなくなっていた時にこの本を手に取りました。
最初は「この方はおそらく躁状態の時に書き上げているのかな」と思いながら読み進め、途中で手が止まることはありました。ただ、全体を通して笑ってしまうほど共感することが多かったです。
特に、「その11」あたりから読むスピードは一気に速くなったように感じます。
最終講義の〈鬱状態のあなたへ〉は、とても大事なメッセージなので、しんどくなり始めたら読み返せるように付箋貼りました。
あとがきで坂口さんは、鬱の時間も愛せるようになったと述べられています。それは「手を動かす何か」を見つけられたから。
私はその域までは達して -
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Posted by ブクログ
そんなにトントン拍子に上手くいくわけはないと思いつつも、結局は行動する人にチャンスは巡ってくるのだろう。
想像できることは実現するというが、私が想像できるのは田舎で畑を耕して庭に池を作ってメダカを鑑賞する生活。地方議員にもなってみたい(「地方」というのがポイント)。家の一角を解放して小学生が学校帰りにたむろして欲しい。カフェも開きたいし、法律の知識をみにつけて生活相談もしてみたい。…今の仕事は10年続けてきたが、辞めちゃって大胆に人生の方向転換をしてもいいものだろうか。
好きなことだけをして生きていけたらいいのになぁ。働かないと真っ当に生きていけない社会が辛い。あ、だから「生きのびるための事務 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・事務とは創造行為と別個ではない。大切なのは、事務こそ創造的な仕事を支える原点。
・事務の本質は抽象を具体化する手段。事務とは抽象的なイメージを数字や文字に置き換えて、具体的な値や計画として見える形にする技術。具体的さというものに命が宿ることで、事務は成長を始める生き物。
・「将来の夢ではなく将来の現実」という表現が気に入った。未来とはいってもやってくるのは毎日の24時間という現実。将来の現実が現在の現実に根付いてきたら、将来の夢へ向かっていく。現実を味方にする。現実と夢の二つが揃ってこそ人生が充実する。
・好きは自信を凌駕する。自信がなくなると作業は止まるが、好きは止まらない。
事務の -
Posted by ブクログ
視点がおもしろく、新鮮な感覚だった。
例)自分と路上生活者の視点から見た浅草、など違うレイヤーから物事を見てみる、
「なぜ人は家賃を払わないと生きていけないのか?」という疑問を掘り下げるなど
本の出版の下り、著者の行動力が凄い…
行動すれば、お互いのウィンウィンに繋がることもある、だから自然と結果が出るってこういうことか、と感じた。
「こうしなきゃいけない、生活とはこうあるべきもの」から脱却したら、人生もっと自由に生きられるんだろうな、と。
自分に刺さった言葉↓
・人は試すことをしない、すぐに思い込む
・常識というのは文句を言わないようにというおまじない
・生理的におかしいと思うものに