坂口恭平のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
視点がおもしろく、新鮮な感覚だった。
例)自分と路上生活者の視点から見た浅草、など違うレイヤーから物事を見てみる、
「なぜ人は家賃を払わないと生きていけないのか?」という疑問を掘り下げるなど
本の出版の下り、著者の行動力が凄い…
行動すれば、お互いのウィンウィンに繋がることもある、だから自然と結果が出るってこういうことか、と感じた。
「こうしなきゃいけない、生活とはこうあるべきもの」から脱却したら、人生もっと自由に生きられるんだろうな、と。
自分に刺さった言葉↓
・人は試すことをしない、すぐに思い込む
・常識というのは文句を言わないようにというおまじない
・生理的におかしいと思うものに -
Posted by ブクログ
・「死にたい」と思うことは熱が出ているときと同じで、そういう思考回路になっているだけ、というのが目から鱗だった。
「死にたい」と思っているときは、そう思う自分が悪いのだと感じ、さらにどんどん沼にはまっていく感覚になるが、「死にたい」と思うこと自体は悪いことじゃないと思えたら、次に死にたくなったときに少し楽に思えると思う。
・本当に心から死にたいとき、そこから少しは抜け出したけどまだまだ不安定なとき、そんなときに読みたい。さらにもうちょっとだけ元気になっていてそこまで死にたいとは思っていないときに読むと、死にたい方へ引っ張られる感覚があるので少し怖い。
・死にたいときは、何かを「つくる」とき。確 -
Posted by ブクログ
往復書簡(文通?)なのだけど坂口さんのターンの文章量がすごくて笑う。こういった形式だからこそ、坂口さんの思想にのめり込みすぎず読めてちょうどいいかも。単体での著書に比べると、さらに客観的な視点でそれを感じ取ることができるイメージ。坂口さんの文章の魅力はピュアさにあると思う。そのピュアすぎる思想に引くときもあるので、貞操観念が強い人には勧められません。
「今、やれると思ったことは必ず今、やれるのです。今、やるための準備が整っていないのではなく、やれると思ったときに、本当は全てやれるのです。」
「何事も怖いのではなく、めんどくさかったんですね。めんどくさいということを抜けていくと、色々面白いこと