坂口恭平のレビュー一覧
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ネタバレ将来の夢の前に将来の現実を考えるべき、という部分は目から鱗だった。どう言う人間になりたいか、と言うより、どう言う一日を送っていたいか、から始めることが重要と説く。
好きなことで一日が埋まっていることが理想である。問題は、私のように、自分が心から好きだと思えることが見つかっていない(分からない)場合、この本で紹介されている方法論が通用しないことである。
坂口恭平氏の別著『独立国家のつくりかた』では、生理的に無理なことに注目すると良いと言っていたような気がする。嫌いなことを入れてはならない、と解釈すべきか。
本書で紹介される事務は、一日中好きなことをやる現実を可視化・言語化して、今の現実と繋 -
Posted by ブクログ
ネタバレ社会を変えるための方法論を述べた本である。文字通り社会システム(資本主義とか、学校とか、家の価格決定のしくみとか)を構造的に変えるのではなく、自分独自の見方によって、社会を新たな形で活用するのである。
まず、自分の才能ではなく、使命を認識すること。使命とは自分しかやれないことであり、そこに才能の有無は関係ない。自分しかやる人がいないのだから。自分でなくてもやれることには、順位がつく。そこに争いが生まれ、才能が強く認識されることになる。
使命を実行するという態度を表明すること、また、態度に責任を持つために、思考・技術を磨くことが重要である。インターネットが発達した社会では、きっと自分の態度を -
Posted by ブクログ
読んでみて非常に面白かった。
この本の構成として、3つの章がありました。
一つは、ジムと過ごした日々を小説のように書いたもの、二つ目はそのあとがき、3つ目は糸井さんとの対談。
ジムと過ごした日々では、自己肯定感を上げる下げるといったことの考えをやめると書いてありました。いかに方法、取り組み方が良くなかったということにフォカースして、自分に責任を負わず、次回にはやり方を変えて取り組む。他には、自分のやりたいことだけ目標設定にして、未来の自分を意識して、今の自分を造るだったり、色々と学びました。自分の中ではやりたいことをやろうと改めて思えました。
二つ目、三つ目については筆者の坂口さんの人柄や体調 -
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「死にたい」そう感じる時に話せる人がこの世で一人でもいたら助かった命も多くあるだろう。
そんな事を実践しているのがこの坂口恭平さん。
死にたいときって身近な人には相談できないんだよね。心配かけちゃうから。
でも、全くの素性も知らない人に話しても意味ないなっても思う。
でも、坂口恭平さんはネットや著書やラジオでどんな人かわかるから、電話しても話がしやすいよね。更に、自分が他人だもんね。
自分だけが一方的に知っている相手。これほど普通は人に話をしたくない人が話しやすい人っていないよね。さて、坂口さん以外にこんな人っているかなって考えたらいないよね。
今すぐ死にたいって思ったら、配信やyoutube -
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何かに悩んだ時に、処方されるもの。
それは「本当にやりたいことを少しでいいからやってみなさい」という課題
これは坂口さんが悩みある人との会話の中で、薬として相手に課題を与えるというやりかたが書かれている。
このやり取りは著者の坂口さんのXのスペースで一般の方との通話の中でもよく行われている。その会話の中では、最初は暗かった人たちも課題を与えられたら「よーしやってみるか!」みたいに元気になってる。
人って、やるべきことが無いと鬱になっちゃうんだよね。
やるべきことをしっかりと誰かに与えてもらって、もう一度エンジンに火がつくんだ。
これを自分自身でやれるようになれれば、今より少しは幸せを感じること -
Posted by ブクログ
「何かを作っている人」に向けて書かれた本。人の頭の中を覗いているようで面白かった。
自己啓発本の類いだと目次で内容がわかってしまうけど、坂口さんの本はちょっと違うと思う。
・才能を気にせず、書きたいと思うことを書けばいい
・人生はお金ではなく、継続
・作ることを継続していくことが幸福
・さらっとできることを延々とやっていくのが継続するコツ
型にとらわれずに書くこと、自分の気持ちに従うこと、が創造性を生むのかもしれない。
継続することの難しさに直面していた今のわたしにとって、たくさんの気づきがある良い内容だった。
エッセイ本は、人の思考を知れて楽しいな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ過去に自分は躁鬱と診断され、生き方がわからなくなっていた時にこの本を手に取りました。
最初は「この方はおそらく躁状態の時に書き上げているのかな」と思いながら読み進め、途中で手が止まることはありました。ただ、全体を通して笑ってしまうほど共感することが多かったです。
特に、「その11」あたりから読むスピードは一気に速くなったように感じます。
最終講義の〈鬱状態のあなたへ〉は、とても大事なメッセージなので、しんどくなり始めたら読み返せるように付箋貼りました。
あとがきで坂口さんは、鬱の時間も愛せるようになったと述べられています。それは「手を動かす何か」を見つけられたから。
私はその域までは達して -