坂口恭平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・事務とは創造行為と別個ではない。大切なのは、事務こそ創造的な仕事を支える原点。
・事務の本質は抽象を具体化する手段。事務とは抽象的なイメージを数字や文字に置き換えて、具体的な値や計画として見える形にする技術。具体的さというものに命が宿ることで、事務は成長を始める生き物。
・「将来の夢ではなく将来の現実」という表現が気に入った。未来とはいってもやってくるのは毎日の24時間という現実。将来の現実が現在の現実に根付いてきたら、将来の夢へ向かっていく。現実を味方にする。現実と夢の二つが揃ってこそ人生が充実する。
・好きは自信を凌駕する。自信がなくなると作業は止まるが、好きは止まらない。
事務の -
Posted by ブクログ
視点がおもしろく、新鮮な感覚だった。
例)自分と路上生活者の視点から見た浅草、など違うレイヤーから物事を見てみる、
「なぜ人は家賃を払わないと生きていけないのか?」という疑問を掘り下げるなど
本の出版の下り、著者の行動力が凄い…
行動すれば、お互いのウィンウィンに繋がることもある、だから自然と結果が出るってこういうことか、と感じた。
「こうしなきゃいけない、生活とはこうあるべきもの」から脱却したら、人生もっと自由に生きられるんだろうな、と。
自分に刺さった言葉↓
・人は試すことをしない、すぐに思い込む
・常識というのは文句を言わないようにというおまじない
・生理的におかしいと思うものに -
Posted by ブクログ
・「死にたい」と思うことは熱が出ているときと同じで、そういう思考回路になっているだけ、というのが目から鱗だった。
「死にたい」と思っているときは、そう思う自分が悪いのだと感じ、さらにどんどん沼にはまっていく感覚になるが、「死にたい」と思うこと自体は悪いことじゃないと思えたら、次に死にたくなったときに少し楽に思えると思う。
・本当に心から死にたいとき、そこから少しは抜け出したけどまだまだ不安定なとき、そんなときに読みたい。さらにもうちょっとだけ元気になっていてそこまで死にたいとは思っていないときに読むと、死にたい方へ引っ張られる感覚があるので少し怖い。
・死にたいときは、何かを「つくる」とき。確