坂口恭平のレビュー一覧

  • TOKYO0円ハウス0円生活

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    アウトサイドに生きる人々の暮らしに暖かいまなざし向ける著者の姿勢に好感がもてる.彼の視点を通せば,路上生活者はホームレスなどではなく,立派なホームを持った生き生きとした人間に映る.その生き方もひとつの賢い選択であり,必ずしも既に完成したマイホームを手に入れることだけが価値ではないのだということに気づかされる.さらに驚くべきは彼らの暮らしの知恵である.都会のニッチをうまく利用して生きている姿はたくましいとしか言いようがない.

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    2012年09月18日
  • 隅田川のエジソン

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    いまから10年くらい前に
    「路上の夢」という、
    これまたホームレスのことを扱った本を
    読んだことを思い出しました。

    正直、ホームレスに
    あこがれもないんですけど
    この2冊を読むと、
    どっちが「普通」なのかが
    よくわからなくなります。

    いや、だからといって
    ホームレス願望がある訳ではないのですが
    一方で土地に縛られるのは
    まっぴらごめんだ、という意識も強いです。

    基本的には悲しいんですけど
    なんだかうらやましい、そんな話です。


    しかし、車のバッテリーが
    そんなに使える存在だったとは。。

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    2012年07月12日
  • 隅田川のエジソン

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    身一つで生きていくには人間力、コミュニケーション力、好奇心、独創性が必要なんだな。
    好機を逃さないアンテナも重要。
    生きるための知恵を獲得していかなきゃ。

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    2012年07月02日
  • ゼロから始める都市型狩猟採集生活

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    2012年07月 01/51
    偶然、フリマで見つけてゲトした一冊。出会いは縁だと改めて感じました。ついでいうとドキュメンタリーの上映情報も教えていただけて、感謝感謝。
    「自力で生きていく方法」を得たいというフレーズに共感。山やランニングは具体的にそのつもりでやっているし、仕事もそう。
    具体的な話中心ですが、わくわくさせられます。まんまはさすがに実践できないけれど、この視点をどう取り入れるか、自分で考えよう。

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    2012年07月01日
  • 隅田川のエジソン

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    主人公は、立ち位置が変わり新たな環境で生活することになるのですが、今まで経験したことのないことを経験し、その環境を楽しめる主人公に感動しました。
    また、時が経つごとに、だんだん周囲の優しさがなくなって行くことに、今の日本の現状を表しているようで虚しさを感じました。
    自分は困っている人がいたら、手を差し出せる人になりたいと思いました。

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    2012年06月16日
  • ゼロから始める都市型狩猟採集生活

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    自分が生きていくために、何がどれくらい必要なのか

    かつて人類は野山で狩猟採集生活を営んでいた。植物や動物を生きる糧とし、土や木や葉を利用して住処を作った。

    都市でも、狩猟採集生活ができる。まだ食べられるもの、まだ着られる服、まだ使える材木など、生きていくために必要なものすべてが、都市ではゴミとして存在している。都市に実る、まさに都市の幸である。

    僕は、これからの時代、自立が必要だと考えているが、このような生活ができる人も自立した人で、サバイバル能力が極めて高いと思う。

    憧れる。僕もそのへんにある材料で、簡単な家をつくってみたいな。

    どこにつくろうか。

    そうだ、あの内川の山奥なら、作

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    2012年06月08日
  • ゼロから始める都市型狩猟採集生活

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    大層面白く読んだ。
    本書の中に「レイヤー」とか「解像度」とかいう比喩表現が何度か出てくるが、この本の肝はここだろうと思う。

    「都会で、無一文、仕事と衣食住なしで一人解き放たれたら、果たして生活は可能か」
    所謂ホームレスの生活を紹介しながら、検証していく。
    この個別の事例が(自分自身は経験がないゆえ)すごく興味深く、それだけでも楽しめる。

    が、本書を通じて共感したのは、本来的に、創造性というのが生活のコア、生活そのものである、という態度だ。

    一般的な現代日本の、都会での生活をしていると、世の中のルールやしくみを基準に、効率よく賢く生活することがよしとされる。お金を稼ぎ、税金や生活コストを払

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    2012年06月07日
  • 隅田川のエジソン

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    ネタバレ

    隅田川に実在のホームレスをモデルにした小説。これはある意味、本物のノマドなのでは!と衝撃を受けた。「家とは、生活とは、エネルギーとは、どのくらい必要なのか」普通の生活をしていると、全く見えないことばかり。実は12Vの電力でテレビ、パソコンなどの多くの電化製品が十分まかなえること、家の造りを把握しているので自分で自在に直せること。憧れるなー。

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    2012年05月20日
  • ゼロから始める都市型狩猟採集生活

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    ネタバレ

    普通に考えると、家やアパートを借りると水道、ガス、電気はインフラとして整備されている。例えば国の管轄の狭間で多摩川の河川敷に家を建ててみたら・・・。普通、電気は100Vだと思っていたら、12Vで充分に使える器具があるとの発想。電気が足りないと騒ぐ前に、今一度生活を見直そう。そして都市にはさまざまな財産が落ちていたり捨てられたりしている。そんな「都市の幸」を拾って生活してみよう、という著者の提案だが、ホームレスにならずとも、生活に活かせる知恵で、今一度、お仕着せのインフラを見直せるのではないかと気づかせてくれた本。なんてったって12V ですよ、衝撃の事実!!

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    2012年04月29日
  • 生きのびるための事務

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    漫画なので読み出したらサクサク読めた。
    事務ジム。好きなことやりたいことが大事。イメージできることしか人は動けない。イメージがあれば行動すれば実現出来る。

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    2025年11月30日
  • TOKYO0円ハウス0円生活

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    ホームレスのホームに密着した本
    ホームレスの生活から作者の経歴まで、全部すごく面白かった。無駄のないクリエイティブで幸せな暮らしを皆でできたらいいのにね。。。
    2008年に刊行されたらしいけど、あれから鈴木さんとみっちゃんはどうなったのかしら。
    隅田川沿いのブルーの民家を訪ねたくなった。

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    2025年11月28日
  • 生きのびるための事務

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    スケジュールと、お金。
    この先人生計画をする時、苦手なロジックはこの2軸をベースに組み立てよう、と思った生涯手元に置きたい本です。
    好きをベースに、シンプルに。

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    2025年11月14日
  • 生きのびるための事務 全講義(マガジンハウス新書)

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    読みやすかった。
    ほんとにこの方、鬱の世界の大谷翔平って感じ。
    自分はどこかでお金に執着してしまうから良くないなぁと。
    いのっちの電話の活動はすごいと思う。

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    2025年11月11日
  • 生きのびるための事務

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    そんなにトントン拍子に上手くいくわけはないと思いつつも、結局は行動する人にチャンスは巡ってくるのだろう。
    想像できることは実現するというが、私が想像できるのは田舎で畑を耕して庭に池を作ってメダカを鑑賞する生活。地方議員にもなってみたい(「地方」というのがポイント)。家の一角を解放して小学生が学校帰りにたむろして欲しい。カフェも開きたいし、法律の知識をみにつけて生活相談もしてみたい。…今の仕事は10年続けてきたが、辞めちゃって大胆に人生の方向転換をしてもいいものだろうか。
    好きなことだけをして生きていけたらいいのになぁ。働かないと真っ当に生きていけない社会が辛い。あ、だから「生きのびるための事務

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    2025年10月21日
  • 生きのびるための事務

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    タイトルが気になり読み始めたが、想像していた内容と全然違って衝撃を受けた。しかも漫画だった。でもめちゃくちゃ面白かった。とはいえ、本の内容を人に説明することができないので、もう一度読み直したい。人生に事務が必要だなんて考えたこともなかった。

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    2025年10月18日
  • 生きのびるための事務

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    要読み直し。
    夢を叶えるための本ではなく、題名通りに「死なないための本」だなと感じた。物語としてとても面白い。後半は自己啓発的なハウツーが少しわかりづらくなっているので整理して活かしたいと思う。

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    2025年10月16日
  • 生きのびるための事務

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    著者の経験を元に漫画と共に、思い描いた生活を継続する経緯が描かれてます。
    独特な感覚がして、著者の活動を知ると更に視点が変わって読み込みました。
    想像とは違って事務に対する認識がすっかり変わってしまいました。参考になったので早速、自分に合うやり方を見直してみようかと思いました。

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    2025年10月06日
  • 生きのびるための事務

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    家計に関する一般的な事務手続きの本かと思ったら、全然違った! 
    組織で働くのが合わない人がどうやって生きていくのか、についての本、と言ったらいいのかな。

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    2025年09月22日
  • 生きのびるための事務

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    ネタバレ

    ・事務とは創造行為と別個ではない。大切なのは、事務こそ創造的な仕事を支える原点。

    ・事務の本質は抽象を具体化する手段。事務とは抽象的なイメージを数字や文字に置き換えて、具体的な値や計画として見える形にする技術。具体的さというものに命が宿ることで、事務は成長を始める生き物。

    ・「将来の夢ではなく将来の現実」という表現が気に入った。未来とはいってもやってくるのは毎日の24時間という現実。将来の現実が現在の現実に根付いてきたら、将来の夢へ向かっていく。現実を味方にする。現実と夢の二つが揃ってこそ人生が充実する。

    ・好きは自信を凌駕する。自信がなくなると作業は止まるが、好きは止まらない。
    事務の

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    2025年09月19日
  • 生きのびるための事務

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    【自分ではなく、自分の事務を評価する】
    この考えを忘れないようにしたい。自分そのものを否定して落ちこむ前に、やり方が間違っているだけだと気づけるから。「理想の現実」に試行錯誤しながら向かっていきたいと思える本。

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    2025年09月16日