坂口恭平のレビュー一覧
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非常に啓発された。考え方の突拍子なさも、前に読んだ0円ハウスで慣れていたせいか、すんなりと。これはぜひともやってみたいと思い、早速設計を開始・・・。で、いくつかの課題を
①食事関係はどうするか?ここも色んな手があるので発想を共有できればと思う
②既婚、家族もちはどうか?これも手はあるが、なんとも表現しにくい「壁」は存在するので。
ま、こういう現実もあるため、自分の場合はまずは自室で予行演習をすることになりそう。モバイルハウスだけどロフトあり、とか色んなレイアウトが考えられる。これをスケッチしたりLEGOでモデル化したりと、これだけでも楽しい。リアルなシミュレータ?ゲームにもなりそうだし。軽トラの荷台に構築すれば本当の意味でのモバイルハウスにも出来る。そうしたらもう家はいらん?(法規制の問題がこの場合はあるか) -
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初めて知りました!
ダンボールハウスの作り方!
ダンボールってすごいんですね。
断熱性バツグンだし、丈夫。
好きなように作りやすいというのもいい点です。
そんなダンボールでできたダンボールハウス。
自分好みのダンボールハウス。
住んだらさぞかし、快適なんだろうなーと思います。
だからと言って、現実のところ、本当に住もうとは思いませんが、著者の主張することは一理あると思います。
「ぼくがここで紹介している路上の家は、当然、すべてが許されているものではないし、誰もが簡単にできるものでもない。しかし一方で、ぼくらが住んでいる現在の家には、人間が住むための巣としての本質がやはり欠けていると感じてしまうのだ。
誰がそこに住むのか?という一番根源的な問いを無視した上で、次々とできあがっていくマンション。ルールの中であれば何十回建ての高層マンションもつくることができる。たとえそれが、人が住むために必要な空間ではなくてもだ。」(p.106)
自分に住みやすいように、自分の思い通りに作ることができる、といった点では、ダンボールハウスに優るものは無いかもしれません。
一度(だけでいいから)ダンボールハウスに寝泊まりしてみたいものです。 -
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先に「隅田川のエジソン」を読んだので知った本。ブルーシートハウスを建築物とみて、究極のモバイルハウスと定義するところがまず面白かった。妙なワクワク感に囚われたまま一気読み。この本も2,3時間コースで読めたが、実に爽快感がある。なんでだろうか?とか意味不明の感想を持ち、何か我が書斎を秘密基地化したい、とか思う始末。贅沢な空間を所有していることを痛感。あと、住人のシステマチックな思考と、常に改善を図る姿勢に学ぶところ多し。ともすると忙しさを理由に一切の工夫のない日々になってしまうのだが、この本を読んで良い刺激を受けた。月に1回読んで、クリエイティビティ0に落ち着くのを防ぐのが良いと思い、そうしようと思う次第・・・。
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自分が生きていくために、何がどれくらい必要なのか
かつて人類は野山で狩猟採集生活を営んでいた。植物や動物を生きる糧とし、土や木や葉を利用して住処を作った。
都市でも、狩猟採集生活ができる。まだ食べられるもの、まだ着られる服、まだ使える材木など、生きていくために必要なものすべてが、都市ではゴミとして存在している。都市に実る、まさに都市の幸である。
僕は、これからの時代、自立が必要だと考えているが、このような生活ができる人も自立した人で、サバイバル能力が極めて高いと思う。
憧れる。僕もそのへんにある材料で、簡単な家をつくってみたいな。
どこにつくろうか。
そうだ、あの内川の山奥なら、作ってもいいって言ってくれそう。相談してみよう。 -
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大層面白く読んだ。
本書の中に「レイヤー」とか「解像度」とかいう比喩表現が何度か出てくるが、この本の肝はここだろうと思う。
「都会で、無一文、仕事と衣食住なしで一人解き放たれたら、果たして生活は可能か」
所謂ホームレスの生活を紹介しながら、検証していく。
この個別の事例が(自分自身は経験がないゆえ)すごく興味深く、それだけでも楽しめる。
が、本書を通じて共感したのは、本来的に、創造性というのが生活のコア、生活そのものである、という態度だ。
一般的な現代日本の、都会での生活をしていると、世の中のルールやしくみを基準に、効率よく賢く生活することがよしとされる。お金を稼ぎ、税金や生活コストを払うことが一人前の大人の一つの基準である。
でも、果たしてそれは本当にそうか?
生活というのはそういうことだろうか?
人にとって、自分にとって住まいとは、食べ物を得るとは、健康を維持するとは、本当はどういうことか。仕事とは何か。
住まいを得るには、食べ物を得るには、健康に暮らすにはどうすればいいのか。
朝目覚めてから夜眠るまで、すべての場面で頭を使い、手足を動かし、発見し、楽しみ、工夫していくこと。
人間はもともと、そういう事におもしろさを感じるところから、つまり創造性から発展していったのじゃないか。
昨今多くの人が、やり甲斐や自分らしさを求めて彷徨っているが、その実感というのは、この創造性に直接繋がっているのじゃないのか。
「レイヤー」や「解像度」を変えて世の中を見る、とは、つまり、自由自在に視点を変更しながら生活を紡ぐ=創造すること=生活そのもの。
私自身の日々の実感とリンクして、深く共感した点。
著者の他の本も読んでみる予定。 -
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ネタバレ普通に考えると、家やアパートを借りると水道、ガス、電気はインフラとして整備されている。例えば国の管轄の狭間で多摩川の河川敷に家を建ててみたら・・・。普通、電気は100Vだと思っていたら、12Vで充分に使える器具があるとの発想。電気が足りないと騒ぐ前に、今一度生活を見直そう。そして都市にはさまざまな財産が落ちていたり捨てられたりしている。そんな「都市の幸」を拾って生活してみよう、という著者の提案だが、ホームレスにならずとも、生活に活かせる知恵で、今一度、お仕着せのインフラを見直せるのではないかと気づかせてくれた本。なんてったって12V ですよ、衝撃の事実!!