坂口恭平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
氏を知る人なら言わずもがなだが、主題は「モバイルハウス」でも「三万円」でもない。
住宅や住むことについての価値観、発想の転換を促すモノである。
私も今年、牛小屋を自分で改造して住めるようにしたり、その屋根をくり抜いて薪ストーブ用の煙突を設けたりした。
特に煙突は無理だと思っていたが意外と簡単であった。(まぁ今後それが原因で火事が起こらなければの話だが…)
何事も、案ずるより産むが小野ヤスシである。
横山やすしでも良い。(※ただし秋元康はノーサンキューである)
とにかく、自分の手でやってみることに尽きる。
上手くいったときの喜びや達成感はひとしおの筈だ。
もしそれで失敗しても、歯痒くでも楽しい -
Posted by ブクログ
僕の幼年時代。それは幻の時間である。
小学校よりも前、あの頃の自分がしていたこと、何を考えていたか、どうやって生きていたのか。
ほとんど記憶がない。
記憶を手繰り寄せると、最初に出てくるのは幼稚園の入口の坂の下に生えていたグミの木の実をチマチマ摘んでは食べていた記憶を思い出す。
幼いころの記憶はあいまいで、いつ俺が俺になっていったのか分からない。
だから、筆者が今でも私小説として四歳児だったときの自分を書くことができるのがすごいと思う。
読んでいると、確かに幼いころの世界は今とは違って見えていたことを思い出す。
天井の木目をいつまでも眺めていたり、ベランダから見下ろす -
Posted by ブクログ
都市型狩猟採集民がどのようにして生活しているかが細かく書かれており、直ぐにでもホームレスでやっていけそうな気にはなってくる。
根本的な「土地も水も誰のものでも無いので、お金を出して買わないといけないのはおかしい」と言う考えには共感できないが、「物を大切に」や「自給自足」と言う観点からは勉強になる。
【学び】
東京の大気は汚いが、2時間もすれば雨が流してくれるので、水道水より純度の高い水になる。2時間後から雨水を貯める。
電化製品はガソリンスタンドで廃棄処分された12ボルトの車用のバッテリーで動く
都市型狩猟採集民は自発的によく働く。ニートや引きこもりの人々は一度彼等の元に修行しにいくとい