感情タグBEST3
Posted by ブクログ
著者の本にはいつも勇気付けられます。
そして、その源が奥様のフーさんなのですね。そう考えると私も妻に依存しているのかもしれません。モヤモヤが少し晴れた気がします。
Posted by ブクログ
躁鬱人の坂口恭平恭平さんから見た、妻でもある幸福人フーさん像。自分が思ったのは、フーさんは「今、ここ」を生きる達人だな、ということ。人には個性があるけれど、彼女をヒントに生きていくのは可能なんじゃないかな、と思った。過去や未来を棚上げにし、保留する力というものがあるのだな。
Posted by ブクログ
ふーさんみたいなひとは、表現しないけど、それなりに結構いる気がする。話題にならないんだよね。もっといろいろあるにしても、これはこれで読んでよかった。
Posted by ブクログ
坂口恭平さんが自身の奥様にインタビューしたもの、とあるけど、実際には坂口さんが感じたことや言われたことを書いてるのが中心。最後のあとがきは奥様自身が書かれたようだけど。鬱の時も大変だけど、躁の時も大変だよなー。私だったら即離婚だな、と思ったけど、うまくやっている夫婦なんだろう。
Posted by ブクログ
苦労をかけた奥さまへの謝罪と感謝の本。
浮気についてさらっと流していたけれど、他人事ながらかなりムカついた。
幸福人という命名はちょっと違和感あり。
Posted by ブクログ
職場で悩みがなさそうでいつも穏やかな人がいる。
どんな生き方をしてるんだろう?って思ってたけど、そちら側をちょっと覗かせてもらった気になった。
不安がない人のヒントになったのが、
・今を生きる
・人は人、自分は自分
・人に干渉せず、程よい距離感
・物事を慎重によく考えてから判断する
・物を大事にし、増やさない
・感情の波が穏やか
・人にも自分にも期待しない
・人にも自分にも否定も肯定もしない
・自分の今までの経験で判断する
・人生どうにかなると思う
・信頼できる友人がいる
・話を聞いてくれる人がいる
・自分がされて嫌なことは人にしない
・今までなんとか生きてこられたから、これからも大丈夫という気持ち
・人に頼ることができる
・悩む前に具体的に行動する
Posted by ブクログ
躁鬱病を抱える坂口さんが観察した、妻・フーさんの幸福人としての生態。
もちろん、どうしたら幸福になれるのか…と思って読んだ。これを読んでどちらかというと気づきだったのは、私ってもしかして躁鬱病(ではないと思うけど)に近い状態でずっと生きてるぞ、ということ。自分の感じ方は、坂口さんに近いと思った。自分に対して超肯定的(肯定的であると意識もしない)なときと、恐ろしく否定的なときが交互にくる。自分が坂口さんと違うなと思ったのは、否定的な時でも、私はその状況や自分のことを冷静に見てる、空中に浮かんでるような自分がいるということ。そいつは、そんなふうに自分のこと悪く言ったらよくないよとか、疲れてるから早く寝なよとか言ってくれるのだけど、そいつに随分私は助けられてるんだなと思った。
フーさんの生き方で、私が真似したいなと思ったのは、ひとつひとつの決断を焦らずに自分のペースでして、その結果、これまでの人生で最善を尽くしてきたと自分に思えるようにしているというところ。だからフーさんは、人と比べたり、あのときこうしてればよかったとはあまり思わないみたい。
自分に自信を持たなきゃとか私は思っちゃうけど(そしてそれが「ない自信」をないところから作ろうとするので結果空回って苦しくなるのだけど)、フーさんみたいに生きてたらきっと、自信があるとかないとか全然どうでもよくて、ただ、その時の自分にやれることをちゃんとやってくって意識だけなんだろうなと思った。
乱高下激しい自分だけど、最近はふとした時に、これは焦っても仕方ない。今を見て、今やれることをやろう、と意識的になることが増えてきていて(この本読む前からだけど)、これがもしかしてフーさんの感覚…と思ったりする。ちょっとでもフーさんを自分の中に取り入れていきたいなと思った。