田辺聖子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
和製シンデレラ。
継母にいじめられていた美しい落窪(落窪んだ部屋に住まわされていた)が、今をときめく中将に見初められ、愛する落窪をいじめ続けた継母に中将が復讐する話。
個人的には阿漕が好き。落窪に忠誠を誓って、気を配り働き続ける美しい女房。バリバリ働きながら恋も楽しんでいる姿は、現代の働く女性にも近い部分がある気がする。恋人に強気で発言しつつ、仲睦まじいのは可愛らしさもあって、とても魅力的な女性。
落窪と中将が結ばれる所まではいいんだけど、やっぱり中将は北の方への復讐をやり過ぎているよなぁ。もう少し違うやり方もあるでしょうに…。
どこがどう違うかと言われるとわからないけど、原作にかなり手を加えている気がする。もともと話は好きだったけど、私は田辺さんの訳があんまり好みじゃなかったので★3で。
田辺さんの訳は出てくる物や平安時代の習わしが細かく書いてあるので、平安文学に全然触れたことない方には読みやすくておすすめ。
一応文学部出身の身としては、もう少し本文に忠実で固めの訳が好きかな。 -
購入済み
ジョゼが良いですね
本当に試し読み用なので、映画(アニメや実写もある)を見てからの方が良いかも知れません。原作は短編小説ですので、それをどのように膨らませたのかを見てみるのも一興ですし、試し読みだけでは終わらせないで欲しいですね。
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Posted by ブクログ
現在は、違う土地に住んでいるが、生まれも育ちも大阪。なので、読んでいて、多少 年代が古くて、わからないところもあるが、だいたいは「ふんふん」とうなづいてしまう(笑)
ああしんど、あかん、あほ、えげつない、けったいな、ややこしい、しんきくさい、いちびるなんて、今でもちょこちょこ使います。この表現が、ぴったりくるんです。めんどうじゃなくて、ややこしいなんです。ピターっと気持ちにはまる。腹がたってても、「あほか!」と叫ぶとすっきりするし、笑えてくる。これこそ大阪弁。おせいさん、ありがとうございます。知らない大阪弁にも触れられて、ますます言葉を大事にしたいと感じた。知らない大阪弁がふえないように、ますますはりきって しゃべりますか。 -
Posted by ブクログ
朝ドラの「芋 たこ なんきん」を見ながら
おせいさんとカモカのおっちゃんが、家族が寝静まってからチロリで焼酎を飲みながら
おしゃべりする様子が好きです。
七月三十日
結婚して、何がうれしいといって、「味方がいる」という発見ぐらい、うれしいものはないのだ。
結婚によろこびがあるとすれば、最初で最後の味方を獲得することではないだろうか。
十一月二十四日
人生そのものは無味乾燥であるが、
味わう人の舌によって、ちがう味が生れるのだ。
十二月十八日
達観、というのは、心中、
「まあ、こんなトコやな」とつぶやくことである。
十二月二十九日
愛して、愛されて、楽しんで、そして命の終わるとき、棺の中にはいりながら、
「アア、楽しかった!」
といえるような人生を、
私は送りたいと思っている。生き残る人に、
シッケイ!と手をあげて、
「楽しかったね」
と握手して、またね、といえるような人生でありたいな、などと空想する。
366日おせいさんの言葉が寄り添ってくれます。
笑うこと。
これ、大事。
ヘコタレそうになった時、隣にいてくれる夫に感謝。