あらすじ
「ええな、おまえは。好きな場所に行けて」
ジョゼは、ずっと車いすで生活している。外の世界は危険や悪意だらけだから、ひとりで出かけちゃダメ。そう言われてきた。
ある夜、恒夫(つねお)に出会う。彼がはじめたのは、ジョゼの言うことを聞くアルバイト!?
はじめはきつく当たってしまったけれど、「海まで連れて行け」というジョゼのねがいを、恒夫はかなえてくれて――?
その日から冒険がはじまった!!【小学中級から ★★】
2020年12月25日(金)全国ロードショー! 話題の映画を小説化!
(C)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project
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Posted by ブクログ
車椅子の少女が誰かに押され落ちてしまうその時、ある一人の青年が助けようとする(?そこから物語が始まる。
少女は青年が助けてくれたにも関わらず、とてもきつく当たっていて酷いと思ったけど物語を読んでいくにつれてだんだん好きなっていけた。
青年は少女にきつく当たられていたのに少女の願いを叶えてあげていて、とてもいい人だなぁ… と思った。
青年が挫(くじ)けそうになっていた時に少女が取った行動にとても感動した。
とても良い作品だった。
Posted by ブクログ
ずっと気になっていた一冊。
ジョゼが恒雄とやりたいことを実現していくことで成長していくのもそうだが、恒雄もジョゼがいたことで知れたことも沢山あり、互いに成長しあっている様子に感動した。
本の中の「恒雄は見たくない現実も見せてくれた」という言葉がとても印象に残っていて、考えさせられた。個人的にはジョゼが恒雄からもらった勇気をで紙芝居を描き、それによって恒雄が背中を押されるというシーンが好きだ。ジョゼの描いた物語もとても好きだった。
Posted by ブクログ
最初はすごく警戒していたけれど、どんどん慣れていって恋心まで持つようになって面白いと思った。ジョゼの描いた絵が見てみたいと思った。海に行った2人はすごく楽しそうだった!チヅが亡くなって、すごく悲しかったんだろうと思った。1人で、どう生きようと。恒夫は留学も出来なくなって、もう歩いたり海に潜ったりが出来なくなってしまってすごく悲しくて虚しくて大変な思いをしたんだろうと思った。ジョゼのせいじゃないけれど、なんだか恨みたくなる気分だったかなと思った。恒夫の怪我が治って本当に良かったと思った。2人とも、夢を叶えるために頑張っていて、自分も頑張ろうと思った。舞とジョゼの関係も、悪くなくて良かったと思った。