田辺聖子のレビュー一覧

  • 作家と犬

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    作家や著名人の犬エッセイショートショート。

    著名な作家を中心に、漫画家、イラストレーター、映画監督など、著名人が犬について書いたエッセイ集です。犬との出会い、犬との思い出、別れなど、テーマ別にまとまっていて読みやすかったです。が、それぞれが短いということもあってなかなか頭に残りませんでした。印象的なエピソードは、椎名誠のお母さんのトラウマ級の非道で、そんなことされたら僕も一生恨むだろうなあ、と思いました。あとは彫刻家の舟越保武さんの章や、寺山修司の話もよかったです。いせひでこさんのイラストエッセイはほんわかしました。うんうんそうだよね、犬ってそういうヤツだよね。
    しかし全体的には昭和が中心の話なので、犬への扱いや価値観が今と相当ギャップがあって、特に川端康成などは今の犬好きからすれば犬を飼う資格がない人間から上から目線で愛犬家心得を説教されているようで、大変イラっとしながら読みました。嫁と同じで飼う犬にも処女性を尊ぶべきとか、令和だったら刺されるぞエロジジイ。これも時代ですねえ。そういう意味では全体的に時代ギャップにもやもやしながら読まなければいけない本でもあります。
    ともあれ、犬好きとしては手に取らずにはいられない一冊で、続編(作家と犬2)も出ています(読まないけど)。

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    2024年07月23日
  • 作家と犬

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    作家さんたちと犬の関わりを通してプライベートをちょっと覗き見したようなかんじになる。あの作品を書いてる傍らにいたのかなーとか。

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    2024年06月29日
  • おちくぼ姫

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    ネタバレ

    最近平安モノの書籍を読むことが多いので、息抜きにこんな本を手に取ってみました、久々の再読です。。
    グリムとかアンデルセン童話だって、当時のグロテスクな結末を子供向けに修正したり、さらにそれをディズニーではハッピーな結末に大幅に変更したりしていると思えば、落窪物語だってこれくらいの修正をしてもいいよね、と思います。
    楽しい作品。
    田辺さんバンザイ!

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    2024年06月21日
  • 田辺聖子の古典まんだら(下)

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    上巻と同じく、タイトルや作者は聞いた事あるけど作品を読んだことはないな…というものばかりだったので、とても面白かった。
    特に、とはずがたり、宇治拾遺物語、世間胸算用は現代語訳で読んでみたいと思った。
    平安時代以前の作品を読むことが多かったが、江戸時代の作品にも触れてみたいと感じた。

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    2024年03月11日
  • 田辺聖子の古典まんだら(上)

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    蜻蛉日記、今昔物語集など、聞いた事あるしあらすじも知ってるけどしっかり読んだことないなぁ、といった作品を田辺さんの解説の元で読むことが出来てとてもよかった。
    古事記や土佐日記、枕草子は古典の授業で触れたものの、田辺さんの解説を読むと数段面白く感じた。
    下巻もあるので読んでみたいと思う。

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    2024年03月08日
  • 孤独な夜のココア

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    女性が主人公の短編集
    恋をする女性の心模様が丁寧に描かれている

    人の心を丁寧に言語化したものを読む。ということが読書の一つの目的であると思っているので、本書はまさしく人の心を丁寧に言語化している

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    2024年03月02日
  • 孤独な夜のココア

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    人生って、恋愛ってこんな瞬間ってあるよね、を切り取ったみたいな短編集。時代的におそらくもう、こんな背景は描かれない。

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    2024年02月21日
  • おちくぼ物語

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    作者の創作かと思えば、「源氏物語」や「枕草子」より古いと言う。妻は一人だという評判の若様と身分は高けれど、継母にいじめ抜かれた姫君との大恋愛劇は、まるで少女漫画の世界で、キラキラしている。しかも、仕返しまでセットだ。昔の女性達が心ときめかせて読んでいたのかと思うと、これもまた感慨深い。

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    2024年01月27日
  • 女は太もも エッセイベストセレクション 1

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    男は太っ腹かな?(笑)

    ってな事で、田辺聖子の『女は太もも』

    女も男の酸いも甘いも達観したエッセイ集。

    じゃが、うら若き乙女の様な感性もあったりでちょっとキュンっときたり、はたまたオッサンの様な感覚もあったりと、読んでてニタニタしたり、なるほどなぁと思ったりで

    まあ、いつの世も男は女の気持ちは分からず、女は男の考えを見通し落胆と慈愛を授けるんじゃろなぁと

    タイトルがええね♪

    集約すると女は太ももなんよ!太ももっ!太ももっ‼️(笑)

    2020年11冊目

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    2024年01月22日
  • ひねくれ一茶

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    一茶の生涯は大体知っていましたが 俳句と共生々しい一茶の様子が描かれていて 田辺さんの想像力の凄さに感動しました。

    読み始めたら なんて一茶さんたら ひねくれていて嫌な奴 しかも飲兵衛で無精者。
    嫌なキャラでしたが 後半にはお仲間がどんどん先に逝き 寂しい一茶さんになり 嫁をもらったものの 子供との縁が無く お嫁さんも先に逝ってしまったり。
    可哀想でした。
    最後は良いお嫁さんに看取られて終われたのは救われますね。

    それにしても 筆マメだったからこそ これだけの作品ができたのですよね。
    一茶さん 凄いですね。

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    2024年01月12日
  • 人生は、だまし だまし

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    感想
    自分を、他人を。騙し続ける。何も持っていないと嘆く前に。自分には何もないと開き直ってみる。楽しい人生はそこから始まる。

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    2024年01月04日
  • 上機嫌な言葉 366日

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    一年366日、一日一名言がまとめられている本。
    手帳のように、傍らに置いて、思い立った時にその日の言葉を読んでみるという読み方もいいと思う。
    その言葉にハッとさせられて、滞っていたものが流れるきっかけになるかもしれないし、さりげない言葉に励まされるかもしれない。

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    2023年12月20日
  • 不倫は家庭の常備薬 新装版

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    「不倫」をテーマにしててもドロドロせず、あっけらかんとしたおせいさん劇場。さすがです。
    田辺聖子さんの本読んでると、男性と女性ってどこまで行ってもわかり合えないというかお互いに意味不明なんだなぁとつくづく思いますが、「しゃ〜ない」みたいにそれも何処となく愛おしく思えてくるので不思議。
    敏感と自分のコトバ、ねぇ……これは不倫如何でなく備えていたらより良い気がするな。

    おせいさんの“良い男”像、いつもこんな感じなのでほんと好みなんだろうな〜

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    2023年11月25日
  • 田辺聖子の小倉百人一首

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    中学生の頃暗記したのが懐かしくなった。作品の裏側の小話が読めたのがよかった。熊八中年と与太郎青年の掛け合いがゆるく楽しく、とっつきにくさを軽減していてよい。

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    2023年09月28日
  • 人生は、だまし だまし

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    年前くらいに読んだ時はよく分からなかった文章が今はすごく共感できるものに変わっていて、自分も少し成長したのかしらと思う。
    あと、関西弁って読むとあったかい感じがして良い。

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    2023年09月22日
  • 孤独な夜のココア

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    映画『パンとバスと2度目のハツコイ』において「孤独」と名のついた本だらけの本棚が出てくるシーンがある。
    その本棚の中にあった一冊がこれ。

    あまりちゃんと内容を覚えていないけど、タイトルは正しく「孤独な夜のココア」だったのは覚えてる。

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    2023年08月30日
  • あかん男

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    短編集。オッサンたちが乱交パーティーしようと騒ぐ「プレハブ・パーティー」は良いコメディで愉快。俳優に入れあげる老母(といっても50代)を描いた「ことづて」が面白かった。積極くさい奴って私も大嫌い!

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    2023年08月26日
  • 苺をつぶしながら

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    大人の恋愛のひとつの形だと思う。乃里子さん人生楽しそう。自分の中にもちょっと乃里子さんを持ちたいな。

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    2023年08月21日
  • 私的生活

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    楽観的な主人公とか、あんまり好みじゃない。
    と思いつつ、読後は乃里子シリーズぽちりました。
    安定に、明るくおもしろい。
    乃里子さん自分にはないもの持っててなんか惹かれました。

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    2023年08月21日
  • 上機嫌な言葉 366日

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    血肉になっていない言葉を
    教えることは恥ずかしい
    本に書いてあることをそのまま
    語ることの恥ずかしさについて


    たしかにそうだなぁ、

    こんな本に書いてあったんだけどさ、、
    って本を読んだだけで、
    知ったつもりになってるのはたしかに、、

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    2023年06月25日