田辺聖子のレビュー一覧

  • おちくぼ物語

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    作者の創作かと思えば、「源氏物語」や「枕草子」より古いと言う。妻は一人だという評判の若様と身分は高けれど、継母にいじめ抜かれた姫君との大恋愛劇は、まるで少女漫画の世界で、キラキラしている。しかも、仕返しまでセットだ。昔の女性達が心ときめかせて読んでいたのかと思うと、これもまた感慨深い。

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    2024年01月27日
  • 女は太もも エッセイベストセレクション 1

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    男は太っ腹かな?(笑)

    ってな事で、田辺聖子の『女は太もも』

    女も男の酸いも甘いも達観したエッセイ集。

    じゃが、うら若き乙女の様な感性もあったりでちょっとキュンっときたり、はたまたオッサンの様な感覚もあったりと、読んでてニタニタしたり、なるほどなぁと思ったりで

    まあ、いつの世も男は女の気持ちは分からず、女は男の考えを見通し落胆と慈愛を授けるんじゃろなぁと

    タイトルがええね♪

    集約すると女は太ももなんよ!太ももっ!太ももっ‼️(笑)

    2020年11冊目

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    2024年01月22日
  • ひねくれ一茶

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    一茶の生涯は大体知っていましたが 俳句と共生々しい一茶の様子が描かれていて 田辺さんの想像力の凄さに感動しました。

    読み始めたら なんて一茶さんたら ひねくれていて嫌な奴 しかも飲兵衛で無精者。
    嫌なキャラでしたが 後半にはお仲間がどんどん先に逝き 寂しい一茶さんになり 嫁をもらったものの 子供との縁が無く お嫁さんも先に逝ってしまったり。
    可哀想でした。
    最後は良いお嫁さんに看取られて終われたのは救われますね。

    それにしても 筆マメだったからこそ これだけの作品ができたのですよね。
    一茶さん 凄いですね。

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    2024年01月12日
  • 人生は、だまし だまし

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    感想
    自分を、他人を。騙し続ける。何も持っていないと嘆く前に。自分には何もないと開き直ってみる。楽しい人生はそこから始まる。

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    2024年01月04日
  • 上機嫌な言葉 366日

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    一年366日、一日一名言がまとめられている本。
    手帳のように、傍らに置いて、思い立った時にその日の言葉を読んでみるという読み方もいいと思う。
    その言葉にハッとさせられて、滞っていたものが流れるきっかけになるかもしれないし、さりげない言葉に励まされるかもしれない。

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    2023年12月20日
  • 不倫は家庭の常備薬 新装版

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    「不倫」をテーマにしててもドロドロせず、あっけらかんとしたおせいさん劇場。さすがです。
    田辺聖子さんの本読んでると、男性と女性ってどこまで行ってもわかり合えないというかお互いに意味不明なんだなぁとつくづく思いますが、「しゃ〜ない」みたいにそれも何処となく愛おしく思えてくるので不思議。
    敏感と自分のコトバ、ねぇ……これは不倫如何でなく備えていたらより良い気がするな。

    おせいさんの“良い男”像、いつもこんな感じなのでほんと好みなんだろうな〜

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    2023年11月25日
  • 田辺聖子の小倉百人一首

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    中学生の頃暗記したのが懐かしくなった。作品の裏側の小話が読めたのがよかった。熊八中年と与太郎青年の掛け合いがゆるく楽しく、とっつきにくさを軽減していてよい。

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    2023年09月28日
  • 人生は、だまし だまし

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    年前くらいに読んだ時はよく分からなかった文章が今はすごく共感できるものに変わっていて、自分も少し成長したのかしらと思う。
    あと、関西弁って読むとあったかい感じがして良い。

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    2023年09月22日
  • 孤独な夜のココア

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    映画『パンとバスと2度目のハツコイ』において「孤独」と名のついた本だらけの本棚が出てくるシーンがある。
    その本棚の中にあった一冊がこれ。

    あまりちゃんと内容を覚えていないけど、タイトルは正しく「孤独な夜のココア」だったのは覚えてる。

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    2023年08月30日
  • あかん男

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    短編集。オッサンたちが乱交パーティーしようと騒ぐ「プレハブ・パーティー」は良いコメディで愉快。俳優に入れあげる老母(といっても50代)を描いた「ことづて」が面白かった。積極くさい奴って私も大嫌い!

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    2023年08月26日
  • 苺をつぶしながら

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    大人の恋愛のひとつの形だと思う。乃里子さん人生楽しそう。自分の中にもちょっと乃里子さんを持ちたいな。

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    2023年08月21日
  • 私的生活

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    楽観的な主人公とか、あんまり好みじゃない。
    と思いつつ、読後は乃里子シリーズぽちりました。
    安定に、明るくおもしろい。
    乃里子さん自分にはないもの持っててなんか惹かれました。

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    2023年08月21日
  • おちくぼ姫

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    2023年「発掘部門」という事で手に取りました。
    日本の古典が苦手なので「◯◯の君」や「大将」「少将」などの文字、登場人物や名前がこんがらがって最初はなかなか進みませんでしたが、あまり細い事は気にせずテンポを大事に読み進めていったら、この先どうなるのだろう…!?と楽しく読めるようになりました。最後はさすが日本らしい結末だなぁと。これがヨーロッパだったら…と日本の素晴しい文化も感じました。

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    2023年08月16日
  • 上機嫌な言葉 366日

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    血肉になっていない言葉を
    教えることは恥ずかしい
    本に書いてあることをそのまま
    語ることの恥ずかしさについて


    たしかにそうだなぁ、

    こんな本に書いてあったんだけどさ、、
    って本を読んだだけで、
    知ったつもりになってるのはたしかに、、

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    2023年06月25日
  • 孤独な夜のココア

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    怒りんぼが好きだった。一晩おいたら悲しみになる、だからその日のうちに怒っておきたい、そんな気持ちはすごくわかる。

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    2023年05月20日
  • ほとけの心は妻ごころ

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    夫が威張る相手は私しかいない。そう思うと、ワガママで身勝手な夫を捨てるのも哀れに思えてくる。こういう、男を甘やかすホトケ心は実は危険なもので…。表題作ほか、オロカな夫を見つめる妻たちの日常を描いた10篇を収録。

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    2023年04月20日
  • どんぐりのリボン

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    25歳という年代の女性の心の動きを中心に恋愛と町おこしという2つのテーマの物語が進行。
    少し昔に書かれた物語なので時代背景が古い感じですがこれがまた良い。
    おじさんが青春時代だった頃のスピード感で物語が進行することが心地良かった。

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    2023年03月20日
  • おちくぼ物語

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    和製シンデレラ。
    継母にいじめられていた美しい落窪(落窪んだ部屋に住まわされていた)が、今をときめく中将に見初められ、愛する落窪をいじめ続けた継母に中将が復讐する話。

    個人的には阿漕が好き。落窪に忠誠を誓って、気を配り働き続ける美しい女房。バリバリ働きながら恋も楽しんでいる姿は、現代の働く女性にも近い部分がある気がする。恋人に強気で発言しつつ、仲睦まじいのは可愛らしさもあって、とても魅力的な女性。

    落窪と中将が結ばれる所まではいいんだけど、やっぱり中将は北の方への復讐をやり過ぎているよなぁ。もう少し違うやり方もあるでしょうに…。

    どこがどう違うかと言われるとわからないけど、原作にかなり手

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    2023年03月01日
  • 【無料お試し版】「ジョゼと虎と魚たち」試し読み合本

    購入済み

    ジョゼが良いですね

    本当に試し読み用なので、映画(アニメや実写もある)を見てからの方が良いかも知れません。原作は短編小説ですので、それをどのように膨らませたのかを見てみるのも一興ですし、試し読みだけでは終わらせないで欲しいですね。

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    2022年09月24日
  • 猫も杓子も

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    なんだろうか。自由奔放で、まさに思うがまま、自分の欲望に正直に生きる浪速の女。ところどころで時代を感じさせるのであるが、現代でも充分に通用する恋愛模様が素晴らしい。
    大阪弁でのやりとりがまた面白い。

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    2022年09月17日