田辺聖子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
素晴らしいエッセイだった…と思います。。゚(゚´Д`゚)゚。 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
相も変わらず内容の方はまともに覚えていませんが…(!)。まあ、こういう年長者の繰り言といっていいのかはアレですけれども、ともかく人生訓めいた、説教臭いものではなくてより著者を身近に感じられる書、とでも言いましょうか…ともかくいつまでも心地よく読んでいられるエッセイでした!!
ヽ(・ω・)/ズコー
著者の小説も読んだことあるんですけれども、忘れてしまったなぁ…ま、この著書で著者自身に興味が沸いてきましたので、小説の一冊でも読んでみましょうか…と思いました。おしまい。
ヽ(・ω・)/ズコー -
Posted by ブクログ
『ジョゼと虎と魚たち』しか読んだことがない田辺聖子さん。指人形のお話がかわいかった記憶があり、シマヅカオリさんの刺繡の表紙がかわいい文庫本が目について買ってみた。
1978年に発売されたそうなのだが、”ハイミス”な女性たちの物語を集めた短編集。親近感もあって、くすくすとおかしみを覚えながら読めた。当時は30歳でハイミスなのだが、今で言う35歳くらいなのか。お産の適齢期を考えると、非常によくないのは重々承知だが。
8月くらいから読み始めたのだけど、あまりに忙しくて仕事と家事以外手をつけられず、だけどリフレッシュもしなきゃやっていけないから、週末の朝や夜に30分だけトリップできてよかった。関西弁が和むし、ダメっぽい男女にも癒された〜。
なあなあの関係が続いていて別でコンカツしてるんだけど、ふとその人の心地よさに気づいて結婚するかってなる『風穴』が好きでした。
まだまだまとまった読書の時間が取れそうもないので、次なる短編集を物色せねば。。 -
Posted by ブクログ
私の来し方の中で、いつも懐い笑顔で寄り添ってくれたのが
田辺聖子さんのご本でした。
最近では昔執筆されたお作が新たな装丁で出ているようです。
この本はわりと最近のエッセイ。
女性雑誌に聞き書きで連載されたそうです。
優しい言葉でご自身が大切になさってこられた
生き方のコツを話されています。
でも、優しいのと甘いのは違っていて。
ただふわりふわりしてるだけの口当たりのいい言葉じゃないのが
本書の魅力だと思います。
田辺さんのご本の中で、私はこれが、一番したたかで、いい意味で
骨のある表現をされているなあと感じることが多かったです。
小説やエッセイでも鋭敏な観察眼や人生の滋味を知る姿勢を
表してこられましたが、やはり小説という世に広く読まれたい形式の時は
そういう慧眼の鋭さをマイルドにしておられたんだなとはっとしました。
文章そのものは大変行き届いた、優しさに満ちたものですが
やはりオトナとして人生を渡り抜いてこられた方の骨太さや
言うことはきちんと言う姿勢が出ていて興味がありました。
年齢を重ねられて、嫌な感じでなく闊達さが加わった印象ですね。
女性向けですが、気軽に男性にも読んでいただきたい。
読みやすいので、あっという間に読み終わります。 -
Posted by ブクログ
ネタバレニットデザイナーのタヨリさんは自家製化粧水、タヨリ水とこだわりフレーズ“アラヨッ”のおかげでお肌ピカピカ、年齢も20~35歳まで自由自在にサバが読めちゃう魅力的な独身女性。
彼女のキラキラ独身ライフ。
連作長編小説。
平成2年に単行本が出版された作品、18年くらい前ということになるので、若干、時代を感じます。
主人公のタヨリさんとその同世代の独身女性を“ハイミス”と表現しているのですが、言わなくなった、死語である、というより、その単語自体実際に使ったことがない…。
ネットで調べると、“婚期を過ぎた未婚の女性”とのこと。
新潮社の本紹介のページでも“元祖「負け犬」小説”と評してありましたが、そういうことかぁ。
しかし、35歳なのに、20歳でも通るなんて、タヨリさんは何てオンナノヒトなのだろうか、とただただ感心。
「『こだわりフレーズ』を持たないシングル女は、タチの悪い背後霊のよう」とタヨリさんは考える。
“こだわりフレーズ”とは、“生活信条”や“人生観”のようなものらしく、気持ちを切り替えたりする時にとなえる魔法のことば。
タヨリさんの場合は“アラヨッ”。
この“かけ声”で様々なことを乗り切るのだ。
彼女の友人たちそれぞれの“こだわりフレーズ”もそれぞれ個性が出ていて、面白い。
友人たちのフレーズを読んでいると、これって、座右の銘みたいなものなのかな…と思う。
何だか、楽しそう。
色んな男のひとと出会い、そのひとに合わせて年齢が変わったり、キャラクタが変わったり。
からりと、じっくりと、恋愛を楽しむタヨリさん。
いきいきしている彼女の姿に、同性としても、本当に「ほぉ~」と感じる。
男性はぽかんとしてしまうかもしれない、タヨリさんの奔放ぶりに。
アホやけれど、愛しいなぁ、男って。
全ての男性をそんな風に思っているんじゃないだろうかと思えてしまうタヨリさん。
いい女、しかし、可愛げのある女。
不思議な魅力の女性でした。
オンナとして、彼女の爪のアカを煎じて飲まなきゃだな…と思う私でありました。 -
Posted by ブクログ
田辺聖子さんが、「MISS」という雑誌で、主に三十代の読者に向けて語った連載をまとめたもの。とりたてて目新しい内容ではないのに、おセイさんの口から出ると、どれもこれも箴言のよう。一つも小難しくない、優しくあたたかい言葉で人生が語られる。
田辺さんが、自身の子ども時代の家族のことや、カモカのおっちゃんやその子どもたちとの思い出を語ると、私はいつも泣けてくる。振り返ればほんのいっとき、同じ時間を過ごし、愛し愛されたかけがえのない記憶を、田辺さんは大事に大事にして、楽しいことばかりではない人生を歩んでいくよすがとしている。これを読むと私はいつも「そうだ、私もきっと大丈夫」という気持ちになるのだ。