橋爪大三郎のレビュー一覧

  • 中国共産党帝国とウイグル

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    中国共産党とはなんぞや。
    新疆ウイグル自治区では何が起こっているのか。
    さらに、ここに関わる国々の、歴史や現状、関係性、価値観、思想など。
    対談形式で書かれているので極端に難しくはなく、そういうことか、と知ることが出来ました。

    が。
    この対談が行われたのは2021年の初夏。
    そこから4年。この間に、
    ロシア対ウクライナ、日本の元首相の急逝、中東地域のあれこれ、アメリカの政権交代など、中国のみならず世界はさらに、ややこしい様相を呈しています。

    日本の内政への選択が迫ってきていますが、近視眼にとどまらず大局を見て考えたいと思いました。

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    2025年07月12日
  • 面白くて眠れなくなる社会学

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    分かりやすい文章で書かれており、すらすら読みやすい。社会学という言葉自体馴染みのなかった私にとっては、入門編として良いきっかけとなるような本だった。

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    2025年07月10日
  • げんきな日本論

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    タイトルからは予想できませんが、これは日本史に関する対談本です。
    一般に知られている歴史的事実をテーマにとりあげ、なぜそうなったのか?を語り合うのだけど、著者ふたりが詳しすぎて、「一般的にはこうだけど」の部分が既に初耳ということも少なくない。
    詳しい人が読んだらもっと楽しめたと思う。

    たとえば、
    ・日本の親族構造は父系とも母系ともみなしがたい、太平洋諸島と共通するもの。
    ・縄文文化もシベリア方面から来たと思われるが、南方の要素もある。
    ・日本語も、文法は北方系だけど、母音は南方系。
    ・これらを見ると、誰かがまとまってやって来てほかの連中を追っ払った、ではなく、いろんな人々がやってきて時間をか

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    2025年07月02日
  • 面白くて眠れなくなる江戸思想

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    江戸時代の思想史をうすーく述べたもの。仏教から別れるようにして儒学が育まれ、儒学のアプローチを転用して国学が醸成される知のリレーは読んでいて面白かった。一方、古事記や万葉集の読み解きがなぜ困難なのか、みたいな前提の説明が薄く、ちょっとなあという感じ。

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    2025年06月12日
  • 上司がAIになりました 10年後の世界が見える未来社会学

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    生成AIの登場は、文書による官僚主義があらゆる社会活動のベースとなっている現代において、自ら文書を生み出すツールが出現したということであり、大きな変革が訪れると著者は予測する。
    軍では、これまでは平時と有時で体制を使い分けていたが、有時でも瞬時に文書作成と情報共有がなされるのであれば平時同様の意思決定が可能になるという変革が訪れる。
    企業ではこれまで現場部門の省力化・効率化が進められ本社機能は非効率なままであったが、バーチャル管理職などのビジネスソフト導入により本社の情報整理と意思決定機能が省力化される。
    教育では同い年が集められ学級単位で画一的に行われてきた授業が、個々人の理解度に応じた個別

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    2025年06月11日
  • ふしぎなキリスト教

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    『(前略) その大澤さんが、やっぱりキリスト教だよ、と言う。キリスト教を踏まえないと、ヨーロッパ近現代思想の本当のところはわからない。現代社会もわからない。日本人が、まず勉強すべきなのは、キリスト教ではないだろうか。
    まったくその通り!と私も思った。
    「キリスト教入門」みたいな本なら、山ほど出ている。でもあんまり役に立たない。
    「信仰の立場」を後ろに隠して、どこか押しつけがましく、でもにこにこ語りかける。さもなければ、聖書学あたりの知識を、これならわかるかねと上から目線で教えをたれる。
    人びとが知りたい、いちばん肝腎なところが書かれていない。根本的な疑問ほど、するりと避けられてしまっている。

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    2025年06月09日
  • ふしぎなキリスト教

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    キリスト教を信仰している人には、
    聞きづらい純粋な問題に答えてもらって
    スッキリした感じになる
    難しい部分もあるが、違う角度から宗教に
    接することが出来た

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    2025年04月19日
  • 上司がAIになりました 10年後の世界が見える未来社会学

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    生成AIが組み込まれた日本社会はいかに変化するのか?
    著者の考える近未来予想図
    ・会社は「経営者と現場」で回る!中間管理職は不要に
    ・教育現場で”学年制”が消滅、大学は文科省から解放へ
    ・移動の自由&世界共通法でフラットな国際社会が実現
    人類が長く夢見た格差のない社会は実現するのか?
    生成AIがビジネスを変えるように、教育、学校を変えるだろう、質の高い教育をすべて人に届けるのに有利な技術だ、という考え。

    印象に残ったのは、現在無料のChatGPT、OpenAI2022年11月に公開、資金を提供しているのはマイクロソフト社、又、グーグルもメタも多額の費用をかけて大規模言語モデルの開発を急いでい

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    2025年03月01日
  • 世界がわかる宗教社会学入門

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    世界を知るには宗教から。と思い常々宗教を学びたかったため読んでみた。
    ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、儒教について成り立ちから詳しく説明されている。ぶっちゃけ、宗教入門の本はあるけどどれから読んでいい?どの宗教から学ぼう?…と難しい部分があるものの、本書であれば世界を代表する宗教について解説されているため一定カバーできそう。
    キリスト教、仏教はなんとなくわかったが、私はイスラム教の話が全然頭に入って来なかった、、横文字がダメすぎて…仏教も成り立ちはよく分かったけども、その後宗派がどんどん増えていくところがかなり難解に感じた。1回じゃ理解できない。これ講義で聞いてた学生の方々は理解できた

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    2025年01月05日
  • おどろきの中国

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    現代中国において、「指導部が正しい」という前提以上に踏み込むことがアウトのライン。中国社会は他の官僚制に比べて、「幇」や「単位」や「档案」の徹底によってはるかに社会の末端まで支配の根をおろしている。

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    2024年12月23日
  • 上司がAIになりました 10年後の世界が見える未来社会学

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    生成AIがバーチャル課長になる着想は面白い。ライン課長でなく、いわゆる特命課長から生成AIへの置換が進むだろう。

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    2024年12月08日
  • おどろきのウクライナ

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    ウクライナを直接論じてるわけではないのでタイトルはどうかなあと思います。中国を反社とする考えは面白かった。

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    2024年11月29日
  • 面白くて眠れなくなる江戸思想

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    朱子学、国学の思想家の生い立ちの紹介。儒学を金にならないながらも藤原惺窩、中江藤樹、熊沢蕃山らは武士だったり、在野だったりと追及してきた林羅山のように幕府お抱えになったのはごく一部であり、まさに有志。
    水戸光圀が、大日本史の編纂をおこない国学の元をつくり、契沖、賀茂真淵が、万葉集、古事記、特に、本居宣長が尊王論につながる国学の形をつくった。

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    2024年11月17日
  • 面白くて眠れなくなる江戸思想

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    本書は仏教、儒教、朱子学、古文学など一般以上の知識が無いと「面白い」とは言えないが、徳川光圀がツッパリでヤンキーだったこと、歴史を古代の歴史書(六国史等)を鵜呑みにせず正しく理解し「大日本史」を完成、子孫に残した偉業は素晴らしい。何故歴史に興味を持ち「大日本史」を作成し始めたのか、それは出会いである。明朝の遺臣王朝の血筋を保つ朱舜水とある。明の皇帝復興を目指した中で本物の儒学の理想を体現したことだ。本書に出る他の11人もノイローゼになったり、貧乏で苦労、悪いレッテルを貼られた人々だが、宗教、文学に目覚め著名な出版物を世間に多く出している。著作作品を遺すことへの思想家たちの志は素晴らしく、それが

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    2024年11月11日
  • 人間にとって教養とはなにか

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    教養とは今まで人間が考えてきたことのすべてである。

    各カテゴリに関しての考え方の大枠を示してくれている。
    加えて、教養の身につけるステップを大まかに示しているので多少なりと学びはあった。

    少し違う観点だと
    巻末にアウトプットを推奨する記載があり、
    これについては勉強系の実用書全てに書かれているので真理なんだと。

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    2024年07月01日
  • 死の講義―――死んだらどうなるか、自分で決めなさい

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    さまざまな宗教がどのように死を考えてきたか、そのエッセンスを提示し、自分の死を選択する手がかりをくれる。が、私としては、冒頭の本文。『だいたい死は、突然やってくるものなので』とか、『「このわたし」が死ぬことは、超経験的な事実である』とか、死をどのように見続けるかを深掘りしてほしかった。その深掘りが宗教なのかもしれないが、死は私と密接に繋がっていると引き受けること、不安を見続けることが、選択することよりも重要ではないか。どうも、この宗教はこう言っている、みたいな教科書的な進め方は、今の自分とは合わない様だ。

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    2024年06月26日
  • 人間にとって教養とはなにか

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    教養をテーマに著者の考えが広く記されているが、読書至上主義的な部分などちょっとそのまま受け入れにくい印象でした。

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    2024年06月24日
  • ふしぎなキリスト教

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    ・話してる内容は抽象的で小難しいけど、対談形式だから文章が読みやすくて助かる。
    ・「キリスト教の〇〇って変じゃない?」っていう単純な疑問に回答してくれて、楽しく読み進められた。
    ・ユダヤ教からキリスト教への変遷とか、すっきりまとめてくれてありがたい。
    ・対談形式だから読みやすいけど、その分、どの部分が主観で、どの部分は引用なのかちょっと混乱した。
    ・なるほど!となる回答もあり、なんか腑に落ちないな〜となる回答もあり。そこも含めて、興味を持つきっかけをくれる楽しい本でした。

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    2024年06月19日
  • はじめての言語ゲーム

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    彼の苦悩と生き方に心惹かれた。ただ言語ゲーム論の活用方法はまだ未消化。いつかもう一度手に取る日かあれば良いなと思う。

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    2024年05月31日
  • はじめての構造主義

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    語り口は軽快でとっつきやすかったが、途中、数式を例えに思想を説明してくれるあたりから、分からなくなってしまった。まだまだ勉強しなくては!と思えたので◎

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    2024年04月07日