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なぜ社会はこんなふうに成立しているのか?社会学は、社会をまるごと考察します。人間が社会を生きていくとき誰もがぶつかる問題を、残らず正面から受け止めます。社会を生きる人間の真実のすがたの、いちばん深いところまで考えて、科学と、科学でない世界の境界ぎりぎりのところを、科学の側から考えていきます。その昔、社会学の教科書を、ひと通り読みました。私には使えない言葉が並んでいました。そこで、そういう言葉を使うのはやめ、自分で納得した言葉だけを集めて磨き、自分の社会学をいちから築くことにしました。この本にまとめてあるのは、そうした私の遅々とした歩みの、足跡のようなものです。世界でたった一冊しかない(かもしれない)、これから社会に旅立つ若い人びとのための手引き書です。
...続きを読むPosted by ブクログ 2018年10月08日
息子が今年(来年)受験で、社会学部を志望している
ということで。
社会学というタイトルであり、著者が橋爪氏ということで
読もうと思いました。
社会学というか、哲学というか。非常にアカデミックで
面白かったです。
こんなことを学ぶのはとても面白そうだし、
実学とは少し違う気がしますが、そんなことは
大...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月28日
確かにとても面白い。なかなか言葉にできない社会の仕組みを、とても平易な言葉で表現している。すらすら読み進めることもできるし、きちんと読もうとするとそれなりに深さも感じられる。社会には仕組みがある、ということを身の内に取り込んでいるような体験ができる。
巻末の読書案内も含めて「現代日本に生きる一市民と...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月18日
扇情的なタイトル名はシリーズの名前でほかに数学、物理、化学など自然科学の各分野のシリーズがあるが、その社会科学版の初めのようだ。想定されている読者は中高生のようで、柔らかい文体である。難しいことを易しく説明することはとても大変なことである。その点、さすが斯界の第一人者の著作と言える。
本書は「資...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月11日
上司が貸してくれた本。「認知症政界の歩き方」を貸したお返し?に、この本を貸してくれたんだけど、この本であることに深い意味はなさそうです。
言語のページ。脳みその裏っかわをこちょこちょされるような感じがした。名詞をつけることで、みなが同じものをイメージする。音楽でも似た現象があって、楽譜があることで、...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月04日
著者橋爪大三郎氏の『はじめての構造主義』は、僕が社会人大学院で社会学っぽいものを学ぶことになったきっかけを作ってくれた(しまった?)本で、その橋爪氏の本なのできっと面白いだろうと思ったのだが、やっぱりなかなか面白かった。氏の良いところは、私たちのような一般庶民が理解しやすい言葉と事例で説明してくれる...続きを読む
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