橋爪大三郎のレビュー一覧
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言語ゲームは、ルール(規則)に従う人々の「ふるまい」を観察するゲームです。
「ふるまい」という目に見えるものを観察することが言語ゲームの特徴であり、そのゲームに参加している人たちの「ふるまい」の一致や相違から意味や価値を探るということです。
あらゆるルールが言語ゲームということになりますが、言語ゲームを記述する言語ゲームも存在することになります。
つまり、いまだ言語化されていない状態の責務のルールを1次ルールと呼び、そのルールに言及するものが2次ルール(承認、裁定、変更)ということになります。
言語ゲームは、その法則性(ルール)、階層性(構造)、そして観察(フィールドワーク)という点か -
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ネタバレ構造主義をレヴィ=ストロースを中心に易しく解説する本。易しく、といっても、ぼーっと読んでると全然ついていけなくなって苦戦した。レヴィ=ストロースはソシュールの言語学や幾何学に影響を受けながら、人類学者として神話を研究し、神話とその異本から共通の構造を見つけるように、目に見えるもの形が違っても共通して持っている構造に注目した。たしかに数学であって、私は数学の苦手意識がありすぎるからな…ポスト構造主義がもてはやされているといっても、必ずしも構造主義に欠陥があってそれをポスト構造主義が乗り越えているというわけではなく、構造主義が完全に構造主義でないことを批判していたりもするので、ポスト構造主義も一面
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①宗教社会学について
②ユダヤ教
③キリスト教
④宗教改革(カトリック、プロテスタント)
⑤イスラム教
⑥初期仏教
⑦大乗仏教
⑧中国と日本の仏教
⑨儒教
⑩尊皇攘夷
という10の講義で編成されている。結構難しい、特に後半。
間にコラムも挟まっていて特に面白かったのが⑧の後にある「戒名なんていらない」というもの。どの仏教の経典にも在家の信徒が死んだら戒名をつけてもらいなさい、なんてものはなく「〇〇院××居士」などとつけるが居士とは「在家の男性」という意味で、こんな名前はつけるだけ無駄。戒名の値段は戦後値上がりした、檀家制度が壊れて経済的に成り立たなくなった寺院が葬式のチャンスに過去何十年分の -
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構造主義は1950年代後半にフランスでブームになった思想で、その産みの親はレヴィ=ストロースと言われている。
本書では彼が構造主義というアイデアに至るまでが説明されており、それはつまり神話や親族関係などの文化には見えない構造が存在しているということらしい。
また著者は構造主義の源泉を「遠近法」と捉え通り、遠近法と構造主義をつなぐものが数学であると言っている。正直この辺りは分かったような分からなかったような…
生成AIに聞くと、SNSでの行動、流行、政治の言説、ジェンダー観などは個人の好みではなく、背景の構造に大きく左右されるとのことらしい。ということは、構造主義の考え方は単なる過去の遺産 -
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水戸光圀が歴史上果たしたオーガナイザーとしての役割には眼を瞠らされる。
市井の学者である下河辺長流に万葉集の註解を依頼したことが、結果として契沖の「万葉代匠記」を生み、その仕事が本居宣長に決定的な影響を与える。
朱舜水を江戸に招聘するのを聞いた伊藤仁斎が、朱舜水に手紙を書き、教えを乞う。
江戸時代を代表する12人の思想家たち一人ひとりの人生と思想の核心の記述も面白かったが、当時の交通事情の中でも彼らが繰り広げる交流のあり方がとても興味深かった。
ただ、この企画の範囲ではないものねだりを承知で言うのだが、思想の記述に深みが足りない。せめて次の読書への道しるべを示してくれていたらと思う。