橋爪大三郎のレビュー一覧

  • あぶない中国共産党(小学館新書)

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    25歳以上も齢の離れた2人の中国研究者による対談。

    手頃な分量で内容も平易だが、中身は濃く、本質を突く。

    現在の習近平中国共産党政権が、世界史的にみてもいかに異質な存在か。
    例えば、
    「資本主義経済を軍事力によって制圧した集団が政府を樹立し、権力を握っている」
    「中国共産党は世界最大の裏社会だ」(共産党幹部の発言)
    「なぜ中国共産党は権力を持つのか、それは、中国共産党が権力を持つからだ」

    共産党統治の正当性を支えた中国独立、経済発展が威力を失い、国力が衰退に向かう中、その正当性の保持は危うい。

    習近平政権が台湾統一を目指しているとの観察は遠藤誉氏と同じだが、同氏が武力統一はないとしてい

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    2025年06月09日
  • シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 世界は四大文明でできている

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    日本のカミと神(GOD)は違う。
    日本は文明ではなく文化。
    文明の定義(共通点)は、時代や場所に限定されることなく普遍的な価値がある。世界中がそうあるべきと考える。よって、民族・地域による多様性が元々内在している。

    勉強になりました

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    2025年06月07日
  • 世界がわかる宗教社会学入門

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    宗教について正しく理解したいな、と思い手に取った。優しく噛み砕いてくださっている…はずだけど、一度読んだだけでは把握しきれない。何度か読み直して理解を深めたい。
    とりあえずイスラム教に対する誤解は自分の中で消えた気がする。

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    2025年05月29日
  • 死の講義―――死んだらどうなるか、自分で決めなさい

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    宗教について、少し理解が深まりました。自分は無神論者と思っていましたが、汎神論がいちばんしっくりくることに気づきました。
    宗教がたくさんあることは理解できたのですが、なぜそれで戦争が起きてしまうのかを他の本も読んで自分なりに知りたいと思いました。

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    2025年05月21日
  • あぶない一神教(小学館新書)

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     橋爪大三郎さんと佐藤優さんという対談なのだが、2人とも宗教の造詣が深いので高いレベルの会話が成り立っているのが良い。宗教の話というのは著者の個人的な思い入れが篤いのでついていけないなと感じてしまうことが多いのだが、この2人は自分を含めて冷静に見ているのでとても良いと思った。

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    2025年05月04日
  • ふしぎなキリスト教

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    キリスト教を通じて西洋社会の成り立ちを理解することが、現代を知る上で重要になる、という前提のもと、
    •多神教と一神教の神様の違い
    •イエスとは何者なのか
    •科学技術や哲学との関連
    •権力とキリスト教の距離について

    などなど、様々な切り口からキリスト教について議論が進められていく。
    対話形式なので読み易く、智の巨人たちのあそびみたいな空気を感じられて面白かったです。


    同じ一神教でも、聖書を読み解く視点や見解に多様性があるキリスト教と、ムハンマドがほぼ直接神の言葉を受け取ることから聖典に多様性や多義性は入りようがないイスラム教という違いがある。

    ただ、キリスト教社会が寛容かと言われればそう

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    2025年04月15日
  • 死の講義―――死んだらどうなるか、自分で決めなさい

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    死ぬとはどういうことなのか、人は死んだらどうなるのか、その死の考え方に宗教の違いがあり、宗教そのものがあるということ、そしてそれぞれの宗教が考える死の考え方のロジックが理解できた。特に一神教の人は世界の半数以上いるという点でそういった人たちの価値観を理解することが重要であること、宗教を知ることができた意味では有意義な本であった。
    しかし、この本の主目的である自分の死を考える、選択するという点においてははっきりしないのが正直なところである。神道や禅の考え方に共感を感じた。

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    2025年04月13日
  • ふしぎなキリスト教

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    キリスト教について学ぶために読んだ。
    キリスト教を学ぶことで感じる疑問を丁寧に解説してくれるため非常に面白く学びになる。また、キリスト教だけで無く、ユダヤ教やイスラム教についても学ぶことができる。また、キリスト教が現代に与えている影響も知ることができ、よりキリスト教を学んでいきたいと思えた。

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    2025年03月30日
  • はじめての構造主義

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    構造主義と数学の関係性が非常にわかりやすかった。その関係性によって、構造主義の思想が捉えやすかった。

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    2025年03月30日
  • 死の講義―――死んだらどうなるか、自分で決めなさい

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    信仰によって違う死後の世界観がわかりやすく書いてあり面白かった。

    数年前に読んで忘れてしまった部分が多いので再読予定。何度か読んでさらに理解が深まる気がする。

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    2025年03月02日
  • はじめての構造主義

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    難しかったけど、インセストタブーや神話学などレヴィ=ストロースの具体的な功績を知れて良かった。また、周辺の考え方や人物について、全体像を知ることができた。20年以上前の本だが、まったく古さを感じさせない良書。次はフーコーあたりを深掘りしてみたい。

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    2025年02月27日
  • ふしぎなキリスト教

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    キリスト教を日本人目線で理解するには非常にわかりやすい本。厳密性や深い部分は難しくとも、何も知らないより本書によりキリスト教の概要を理解するには大切だと考える。

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    2025年02月22日
  • ふしぎなキリスト教

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    西欧だけでなく、世界中で現代社会に大きな影響を与えているキリスト教。本書はキリスト教を社会学的な切り口から解説した画期的かつわかりやすい1冊。
    ユダヤ教、イスラム教と比較しながら、なぜキリスト教が広まったのか、やや強引ともいえるような考え方が成り立った背景はなにかなどを解き明かす。橋爪大三郎さん、大澤真幸さんという大先生の対談形式で、とてもわかりやすく楽しみながら読めました。

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    2024年10月24日
  • 人間にとって教養とはなにか

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    最低限必要な教養として、政治・経済・社会・歴史など、広く・浅くでも大切だと感じさせられました。

    学びたい・知りたいと思う気持ちから、本によって読解力を鍛えたり、ネット情報の真偽、自分で考える大切さなど、向き合い方が読みやすく書かれています。

    人生を豊かにする第一歩として、参考になる本だと思います。

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    2024年08月23日
  • おどろきのウクライナ

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    2023/01/16 読み終わった

    タイトルは「おどろきのウクライナ」だが、中身は「おどろきの中国」の話だった。中国は民主主義でないのになぜ経済が発展しているの?という。

    歴史の回答を待ちたい。

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    2024年06月07日
  • 世界史の分岐点 激変する新世界秩序の読み方

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    ネタバレ

    橋爪さんはアカデミックながら柔軟に思考を展開できる人。佐藤さんは時々ぎょっとすることを言うので、話は割り引くようにしているが、タブーのない思考実験をする人だと思う。そんな二人の対談集。橋爪さんがテーマをまとめ、佐藤さんが捕捉していく感じで、経済・科学技術・軍事・文明という4つの切り口から大きく変わろうとしている時代の局面をとらえている。

    経済ではアメリカ一強時代が終わり、中国が激しく追い上げている。脱炭素・量子コンピュータ・核融合といったテクノロジーの世界では激しいつばぜり合いや合従連衡が起こっているが、それはこれらの新技術を押さえることが次世代の覇権を握るのに大きく利するからだ。米中対立は

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    2024年05月20日
  • 死の講義―――死んだらどうなるか、自分で決めなさい

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     Podcast、Spotifyなどに「COTEN RADIO」という番組があり、この中の「老いと死の歴史」の参考文献として紹介されたものです。

     一神教、インド、中国、仏教、日本などの宗教観を元に、それぞれの死生観がどうなのかが描かれています。死後は、「復活する」、「輪廻する」、「そのまま何もない」、「黄泉の国に行く」など様々ですが、著者は、結局これらを参考に、「自分で決めなさい」と結論づけています。これを読んでも、自分としては、田坂広志氏の「死は存在しない」の考えに同意なのですが、決めることで「新しい自分になる」という著者の見解には少なからず賛同しました。

    仏教では「世俗の葬儀などに関

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    2024年05月20日
  • 正しい本の読み方

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    議論の前提は普通は隠れている。相手の論理を分析して前提を見つけること。自分の論理の前提に気付かないこともある。それも意識して見つけることが大事だとわかった。

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    2024年05月18日
  • 正しい本の読み方

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    本の選び方から難しい本の読み方まで、具体的に哲学書の一部を取り挙げて説明されていた。
    日垣隆著「つながる読書」との共通点は、本に書き込む、すなおに読む、ベストセラーより古典をすすめる、電子書籍肯定、読書会など。
    本は必ずしも買わなくてもよく、本当に大切な本だけを集めれば良いという点が異なる。
    著者の背景まで知った上で、本に書かれていない前提条件、思想、意図を読み取ることで、一冊の本をより深く読み込めることが分かった。

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    2024年05月05日
  • 死の講義―――死んだらどうなるか、自分で決めなさい

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    三大宗教、神道が死をどのように捉えているのか、網羅的に解説して、あなたならどの死がしっくりくるか選びなさい、と迫ってくる。
    死をどのように捉えているかは、それぞれの宗教の宗教観が滲み出ている。
    現代日本人の死生観も作られたもので、それを当たり前と受け入れているだけ。死は、もっと自由に考えて良いのだ。

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    2024年05月04日