橋爪大三郎のレビュー一覧
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生きていく中で避けられないテーマの一つ。「死」をどう捉えるか?科学の発達による余命の延長。資本主義と合理主義による価値の一様化。自由な社会故の選択の必要性。やはりこのぽっかり空いた現代のエアポケット「死」、ひいては「生きる」のに必要なものとして宗教は選択肢にあがるかもしれない。そしてそれは自身で選択し、実践する事とセットだと思う。なんとなく待っていてもそれはやってこない。ただそれを無理やり迎えにいっても自分に馴染まないと思う。来るべき時や感じるべき時に湧き上がる考えと気持ちであるのかもしれない。
(ポジティブに)いつ死んでもいいと思いながら生きれたらそれは素晴らしい心持ちだ。でもなかなかそこま -
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教養を身につけるためには読書!
本の中にかけられている様々なバイアスを感じ取り、多様な価値観が存在することを知る。
文系理系で分け、自分の得意な分野だけの知識を深めるのではなく、広く興味を持ち手を伸ばす。
経済も政治も医療も、全ては繋がっているのだから。
教養を身につけるには・・・
同時代の大勢の人々に関心を持つこと。
理性と感情を切り離す。ネガティブな感情に自分の冷静な判断力を影響されないようにする。
教養とは、今まで生きてきた人間の考えてきた全てのこと。
それらが、社会に出て、答えのない問題に直面した時、最も役に立つ!
本がどんな切り口(視点から)で書かれているかを知ること!
他 -
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死、というものを考えるにあたって、死を捉えるために宗教にバウンドさせて、この宗教が気に入ったならば、この宗教では死をこんな風に考えてるよ。と、想像でしか捉えられない死を地続きのものとして捉えることができる。
葬式や死後の世界、が世界や状態を変えた自分の生、死んでいる状態で生きていく、と何だか矛盾する言葉だけど、形を変えて生きていく自分として創造することにより、死というものから目を逸らしている、という考え方にはとてもショックを受けた。
文章が、わざとなのか、ゲーム内の機械のような書き方で、受け入れるまでには何度か休憩を挟む必要があったけれど、読み終われば講義として血肉になっている。 -
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死んだらどうなるのか誰にもわからない。
だって、誰もまだ死んでいないから。
そのわからないことを、哲学や宗教というアプローチで考えていく。
最初に提示された哲学者伊佐敷隆弘さんの6つの考え方がとてもわかりやすい。
私自身の考えは、4·子孫の命の中に生き続けると5·自然に還るが近いかな。
ここから哲学的に展開されていくのかと思ったら、各国の宗教から考えていく方向に。特定の宗教を持たないこともあって、イマイチわかりにくいなぁと思っていたら、6章の「死んだらどうなるか、自分で考える」で、見事に哲学×宗教の考えが落とし込まれていて、なるほどと腑に落ちた。
時間がない人はこの6章だけでも価値があるかも。 -
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キリスト教を、それを基盤とする資本主義を根っこから学び直す。
・神との関係は安全保障
・人間中心か、神中心か。これが、一神教かどうかの決定的な分かれ目
・Godはメートル原器のようなもの。正しさの規準。コミュニケーションの不可能性。Godとの不断のコミュニケーションを祈りと言う
・一神教と多神教に対立軸があるのではなく、古代の神々の否定という点で仏教、儒教との類似性
・偶像崇拝がいけないのは、偶像だからではない。偶像をつくったのが人間だから
・神と人間、神と被造物の差別・差異が圧倒的・絶対的であるがために、ヤハウェという例外的な点との関係で、すべての人が平等化されるという仕組み
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世界三代宗教といえばキリスト教、イスラム教、仏教であり、更に二つ、ヒンドゥー教とユダヤ教を加えると五大宗教となる。これらは世界的に見て信者数が多い事からも世界に与える影響も大きく、世界で起きている戦争や各国の政策根拠を宗教に求めることも多くの場合に可能であるとも言える。厳密にいえば宗教以外の各国の思惑が様々あるのかも知れないが、その中に確実に宗教の影響力が及んでいると感じる事は多数あるだろう。トランプを支援した福音派しかり、イスラエルのガザ侵攻しかり、イスラム教過激派による活動しかり。宗教は世界を動かしている要因の一つである事は間違いない。
その様な宗教の中から、最大の勢力といえばキリスト教と -
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「権力」を歴史的・多角的に再考しつつ、著者の権力論で結ぶ形。
「歴史的・多角的な再考」の部分は、コンパクトに概要がまとめられていて、勉強になる。たいへんありがたい。
⚫︎ホッブスの社会契約論『リヴァイアサン』
⚫︎旧約聖書のストーリー
⚫︎マルクス主義
⚫︎マックス・ヴェーバー
⚫︎ミシェル・フーコー
⚫︎民主主義のなりたち
⚫︎民主主義の代替案
⚫︎人権(自然法)
⚫︎憲法と憲法制定権力
などなど、今後、他の本を読んでいる時に、復習として読み返したい。
現代社会の前提となっている「社会契約説」は、キリスト教ロジックの応用であり、「民主主義」は、人々の意思に合致するためでなく、神の意 -
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2022年刊行だから、少し前。
大きく、イスラムとアメリカのこと。
ウクライナとロシアのこと。
中国と西洋資本主義国のことが語られる。
対談を読んで考えたことなので、分かっていない部分も多いと思う。
一つは、ロシア(プーチン)のジレンマのこと。
どこからも歓迎されない大国の疎外感。
今尚、ウクライナとの戦争は続いていて、私を含めて世界中の人はそれを知っている。
けれど、終わらない。終わらせられないということ。
一つは、中国の成功のこと。
二人は、中国式の資本主義がある程度の成功を収めているのは、特異な事象だとして、それでも今後は中国とアメリカが中心になるという図を描く。
それは、中国