無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
特にキリスト教への理解が深まった。
①ヨーロッパ文明における『自然科学』は、理性(精霊)をもってして自然を理解することで、その創造主である神の意思・計画(=自然法則,普遍的で客観的な規則)を明らかにするという動機(理神論)で広がったこと、②労働・生産における『所有』の観念は、神の創造物は神の思いのままであること、③『個人主義』は終末、最後の審判において人間は個人として神に裁かれるということ、④神との契約(人間には神の意思に応える責任がある)がビジネスでの契約(相互関係、権利と義務)に現れていることに由来する。
すべて【God=神、主、父】と【sin=罪・悪】と【人間=最後の創造物】と【nature=創造物】の関係で世界観が描かれている。人間が他の生物と違って特別なのは、最後の審判を受ける資格があることに現れている。
救済予定説(最初からすべて運命が定められている。人間には変えられない現実。)始祖の巨人みたい。神の見えざる手による作用を意識した、市場メカニズムの自由とルール、政経分離。
生命倫理、中絶をめぐる議論(神の造った生命か、母の主権・選択か)、職業観念、死生観。【造る】ことと【生む】ことの意味のちがいや、【復活】と【輪廻】のしくみのちがい。聖書中心主義(神の)で保守的なプロテスタントと、カトリック。
以下メモ
●ユダヤ教
アブラハム→イサク→ヤコブ(イスラエル)→ユダ王国・イスラエル王国→アッシリアによる滅亡→受難(バビロン捕囚、ペルシア王クロス、アレキサンドロス、セレウコス、ローマ帝国)→メシア待望論と『ユダヤ人』としてのアイデンティティー=ユダヤ教)
●キリスト教
形式を重んじるユダヤ教(パリサイ派)の改革派、ナザレのイエスの登場。磔刑より3日目に復活。信者がイエスを「救い主=キリスト」と崇め原始キリスト教を形成。
●イスラム教
アッラーの啓示を預言者ムハンマドが伝える。
●神
ヤハウェ(el)=God=アッラー
神との契約、罪深き人間は苦しみ、赦しと救いを祈る。
●預言者
☪️モーセ→イエス→ムハンマド(最後)
●安息日
☪️(金)ユダヤ(土) ✝️(日)
Posted by ブクログ
年始に本屋を回って気になり購入
本書の前書きにリベラルアーツは、教養であり人を自由にする学問であるという記述があった。教養を広げることで、自分の持つ環世界が増え、いろんな環世界を行き来することで自由な発想、思考が生まれる。最近読んだ様々な本(塑する思考、暇と退屈の倫理学、バカの壁など)をコンパクトにまとめたような導入ですんなり納得できた。
全世界の思考の根本、源流、今日に至る流れを理解するのに適している。これまで宗教に関する基本知識はいくつか書籍を読んだが、文明まで遡ったり宗教ごとの共通点や今日への影響については、この本が最もわかりやすくて書かれていると感じた。
キリスト教とイスラム教を一神教世界として括ると理屈がより理解できるし、ヒンドゥー教も過去の奴隷制や仏教と比較するとその特色がよく分かる。そして、それら多数派を理解した上で日本を捉えると、「他文化理解」は推奨ではなく必須の姿勢であることが理屈として理解できるし、日本人として取るべき姿勢も理解できる。
Posted by ブクログ
色々な本で読んでいる内容もあると思うが改めてまとめてもらって読みやすいし、整理が出来ていい。日本のビジネスマンが海外の人と話しをする際にこのくらい整理して知っておいた方が良いよという内容。日本は文明ではなく文化。文明は多様性を持った人に対して普遍的なものだが、日本はその多様性がないムラ社会。ムラ社会の弊害があるということ。そんな中で日本の文化をどう説明し理解してもらい営業に活かせるかという知恵を授けてくれている。でも何回か読んでどう相手に伝えるかは研究しないと出来ないな。仏教のヒンドゥーに対するカーストに対するカウンターとしての性格などは腹に落ちた。やはり橋爪さんの本は面白い。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用