橋爪大三郎のレビュー一覧
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教養とはなんなのか?
について、優しく答えてくれる本。
若いビジネスパーソンが対象なのかもしれないが、「色々本を読んではいるが、教養が身についたのかどうかわからない」という私みたいな人には、おススメです。
印象に残った点は下記の通り
・本の学びを深めるために大事なのは、正解探しではなく、自分はどう読むか。また、他の人はどう読むかという、他の解釈に関心を持ち、突き合わせて、自分の読み方を発展させる。
・古書はいつ役立つかわからないから、読むときの動機は、読みたいから読む。
・古典の但し書きをしっかり読む。
・知識は人を介すことで、薄まったり歪曲されたりしやすいので、主張が成り立つための前提を押 -
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本書は、著者の『聖書』に関する連続講義を本にまとめたものである。比較的生徒とからの質問を講義途中で受ける形になっていてインタラクティブな感じで進められる。多くの書物からなる聖書の構成から出来上がった経緯、それぞれの内容と相互関係などをやさしく説明した本である。
【概要】
取上げられるのは、旧約聖書から『創世記』、『出エジプト記』、『申命記』新約聖書から『マルコ福音書』、『ローマ人への手紙』、『ヨハネ黙示録』 の六つの書物。これらの内容を生ととのやりとりの形で説明することで、聖書全体の構成や位置づけなどを解説していく。
まず、『創世記』は、「光あれ」から始まる世界創生の物語。原罪の概念のもと -
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祖父が亡くなり、葬儀に参列して「四十九日旅をして、故人は成仏する」という住職の話を聞いていたら、「死んだらどうなるのかな」という思いを抱き、手にとってみた一冊。
キリスト教、ヒンドゥー教、儒教など、世界の宗教の死に対する考え方が解説されている。その中で、日本で行われている仏式の葬儀や死に対する考え方は、本来の仏教の教えとは異なるということなども知る。一神教の考え方については、昔、クリスチャンの友人に「神を信じるってどういうことなの?」と尋ねた時に「神様がいるから大丈夫、っていう感じかな」と答えられた時のことが思い出された。
著者は、様々な宗教の考え方に触れたのち、自分が死について、どの考え方を -
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社会学者の橋爪大三郎とイスラム学者の中田考の対談。
共産党支配は実は科挙・官僚政治の相似形であるとか、共産党支配の正統性担保のために中華民族を作り出したら今度は非漢民族を中華民族化しなくてはいけなくなってチベット・東トルキスタン・内モンゴルなどなどで民族浄化せざるを得ないとか、なるほどと腑に落ちる分析であった。
著者はどちらも学術の泰斗であり世俗の嫌中・媚中などは超絶した方々と見受けたが、今の共産党の政策は中国的伝統に照らしてさえ異端ないしは畸形であり危ういと見ている。中国の良いところをたくさん知り愛する方々から見てさえ、である。
現代中国情勢に興味のある方なら読むべき本。 -
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上司が貸してくれた本。「認知症政界の歩き方」を貸したお返し?に、この本を貸してくれたんだけど、この本であることに深い意味はなさそうです。
言語のページ。脳みその裏っかわをこちょこちょされるような感じがした。名詞をつけることで、みなが同じものをイメージする。音楽でも似た現象があって、楽譜があることで、みなが同じ曲を演奏できる。だけど、楽譜も完璧じゃなくって、楽譜に記録できる表現には限りがある。同じ楽譜なら、みなが同じような曲になるけど完全に同じじゃない。楽譜では表せない部分がたくさんある。
言語にも同じことが言えそうだと感じました。
憲法。中学あたりの授業を思い出した。もう一回勉強しなおしたい気 -