伊東潤のレビュー一覧

  • 池田屋乱刃

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    幕末の志士は

    凛とした生き方
    志をつらぬく行き方
    潔い行き方

    カッコいいね〜
    生死をかけた、志しをつらぬく生き方

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    2025年09月08日
  • 鋼鉄の城塞 ヤマトブジシンスイス

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    戦艦大和の建造に関わる技術的な内容や問題を少しずつ解決しながら取り組む描写は、興味深く面白かった。当時は最高機密である大和建造に関わる登場人物の人生の変化もうまく構成していると感じた。
    ラストの悲劇は史実だから動かしようがないけれど、そこから終章に至るところが食い足りない感じが残った。

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    2025年08月29日
  • 茶聖【電子特典付】

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    信長との出会いからその死まで。利休と秀吉の関係が面白くない訳だはないが、民の静謐を求める思想や、あまりに直接的な言動、全ての背後に先を見通すような利休がいるのには違和感。紹安と宗二の存在は良。

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    2025年08月23日
  • 峠越え

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    伊賀越えまでの家康の胸中を軸とした歴史小説

    戦国時代は好きな時代背景なので、読む前から期待大
    歴史小説はある程度、登場人物のイメージが予めあるなかで、自分のイメージ通りか真逆のキャラで描かれるかで作品の印象も変わってくると思う。
    ここの家康は本書で何度も出てくるように凡庸
    そして忍耐の人
    古狸のイメージはなく、家康に同情してしまう場面も度々でした
    本能寺の変の解釈は、自分にとっては斬新なもので、なるほどね〜と思えました

    伊賀越えの緊張感、多くの人に守られ強運で凡庸な家康を楽しめた一冊でした

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    2025年07月23日
  • 英雄たちの経営力

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    史上で経営能力を持った人物を評価する書籍、ポイントは、勝敗については「負けないためにはどうしたら良いか」、どんな人材を採用、登用するかでは「数学に強い人材」「能力を優先」「専門家的知識と経験豊富な人材」とある。中でも「人間力」(人との関係をうまく取り持つ)というのが高い大隈重信と豊臣秀吉であり、「先見の明」としては平清盛、織田信長、徳川家康、「決断力・行動力」は源頼朝、徳川家康、大久保利通を選んでいる。史上であまり著名ではないが新井白石で隠れた実力を持っていた勘定奉行の萩原重秀においては「企画構想力」「先見の明」「決断力」があると評価している。

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    2025年07月18日
  • 天地震撼

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    ネタバレ

    三方原の戦いがびっくりするほどあっけない・・・
    題材がピンポイントだからしょうがないのかもしれないが、ちょっと退屈なシーンが続く、信玄の体調不良描写がしつこい。
    信玄と家康の対比を考慮しての、小説の構成にしたようであるがあまり効果がでていない気がした。

    信玄の最後に頼った人物は・・・
    ええっ!!!
    そうきますか。以外ではあったが本当ですか?
    ラストシーンは信玄が見た夢を描いたのかと思いました

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    2025年06月23日
  • 茶聖【電子特典付】

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    ネタバレ

     利休と丿貫の関係性が好きです。自分も友達とはこんな関係でずっといたいと思う。





     『史記』に曰く、吾今日老子に見ゆ、其れ猶ほ龍の如きか。老子は孔子をして龍と言わしめた。何かの本で、それでも孔子は老子に倣うのではなく、己の信じる道を行ったという風に描写されていた。
     此の老子と孔子の関係は、本作の丿貫と利休に一脈通じるものがある。利休は茶人として丿貫の生き方を尊敬し、憧れてもいた。然し丿貫とは敢えて違う道を選んだ。己の目指す道が修羅と知りながらである。
     孔子も利休も己一個の幸福や人生といったものは一顧だにしなかった。其れを追究しさえすれば、老子や丿貫のように生きて、彼らと肩を双べる事

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    2025年06月01日
  • 天地震撼

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    武田信玄最後の上洛戦、徳川家康との攻防、情報戦が三方原あたりを中心に描く。信玄の戦略や本多正信の読みなどかなり詳細に語られ面白い。

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    2025年05月26日
  • デウスの城

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    ネタバレ

    名作だな。
    関ケ原で敗北した小西家の若き武士3人が、それぞれの人生を歩む。そして30数年を経て、島原の乱で運命の再会を果たす。

    迷いながらも信仰を続ける者、逆に弾圧する側になる者、仏門として救う道を模索する者。三様の人生が、島原の乱で重なる。その壮大な人生ドラマ。ここまで圧倒される歴史小説は極めて稀だ。

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    2025年05月29日
  • 夢燈籠-野望の満州

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    坂田留吉が主人公(架空の人物だそうです)、江の島近くに住んでいたので冒頭の坂田一族のくだりは、懐かしく、物語にのめり込みながら読めた。が、ちょっと違和感を感じたのも事実。ほぼ作者の全作を読んでいるが何か違うような・・・。
    でも引き込まれます。
    満州国での長兄との再会のくだりで、「船戸与一の満州国演義だ!!」と思った。
    結局違和感の理由はわからないままでしたが、次巻が楽しみな小説でした。

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    2025年05月21日
  • 黎明に起つ<文庫版>

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    三浦道寸を最後の武士として描かれているのはとても嬉しいが、伊東潤さんの小説は細かな史実を反映してその面で面白い一方、人物描写はやや蛋白で感情移入しにくいのはこれまでの感想と同じでした。
    2025-024

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    2025年05月15日
  • 天下大乱

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    関ヶ原の物語は数々読んできたが、毛利輝元からの視線は珍しく、また非常におもしろかった。
    関ヶ原は本当に半日で、あっと言う間に終わったのだと実感できる。
    とても長い小説ではあるが、読み応え十分。
    本当のところは誰にもわからないが、この天下大乱を読んでいると実はこれが本当じゃないかな、と思ってしまうほどのリアリティがある。
    大阪は、冬の陣の前から女子供たちの城と化し、滅びるべくして滅んだんだと感じた。

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    2025年05月14日
  • 悪左府の女

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    半分くらいまで心挫けそうになりながら読んだ。
    半分過ぎたら結構おもしろかった。
    特に最初は主人公が思ったより阿呆で女々しかったけど、それも良い味出てた。
    いつの時代も優しい男は…って考えると少し悲しくなる。

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    2025年05月12日
  • 威風堂々(下)-明治佐賀風雲録

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    大熊重信という人物は、いくつになっても熱い心と人を思いやる心を忘れない人だったようだ。

    面白かった。

    「本当の武士は戦わない」という言葉が印象深く残った。

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    2025年05月11日
  • 威風堂々(上)-幕末佐賀風雲録

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    歴史の本が好きで読み続けているが、坂本龍馬がいなくなった以降はあまり読んでこなかった。
    この作品にも坂本龍馬がちょっと、ほんのちょっとだけ登場します。それだけでうれしいです。

    「大隈重信」が主人公の小説は初めて読んだ。
    とにかく熱い人だな。そして確実に坂本龍馬以降(幕末ではなく明治新政府)に使命を持って天から遣わされた人だと思った。
    下巻は明治編なので、もっと活躍が期待できる。

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    2025年05月08日
  • 野望の憑依者(よりまし)

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    高師直を主人公とした小説。
    2013年の本なので、太平記の内容や、1965年の佐藤進一説を多く採用している。尊氏が躁鬱、って小説の中で文字として見るの初めて!
    愛や情を知らず「野望」のため生きる師直の生き様。半分までは、周囲を馬鹿にして、ともかく自分(足利家)のために策謀を巡らし、戦で功を立ててるけど、篠(太平記の塩谷の妻)に惚れてから、どんどん人らしさを持ってしまう師直。篠が出てから王道感な流れになって面白くなってきた。
    しかし師直も直義も絶対尊氏は守らないと!ってなるの良いね。
    歴史物語は史実が必ず基になるので、オリキャラが脇キャラが展開を動かすのが常道だけど、今回の野望の憑依者は、オリキ

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    2025年04月27日
  • 峠越え

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    読書家で有名なメジャーリーガーの菊池雄星選手お勧めの小説と言う事で、歴史好きの息子に読んでもらいたいなと思い購入。ついでに自分で読んでみました。新しい仮説と言うか、おっ!?と思う新説が面白かった。

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    2025年04月17日
  • 叛鬼<文庫版>

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    ネタバレ

    室町末期から戦国時代の黎明期の関東を舞台に、下剋上をいち早く行った男、長尾景春の物語。

    知っている人物はほぼ出てこない、太田道灌(江戸城を作った)、北条早雲(関東の戦国大名、鎌倉北条家とのつながりはほぼない)くらいか?早雲は旧名なのでほぼ知らないのと一緒。しかも関東の土地勘はないし、物語に入り込みにくかった。

    下剋上を成し遂げた主人公、とはいえ連戦連敗。民百姓を守ることを訴える割に、負け戦ばかりで半農の武士たちにとっては迷惑千万なだけだろうし。なんか魅力に欠ける主人公で、そこが通好みで渋みなんだろうけども。

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    2025年04月16日
  • 琉球警察【電子特典付】

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    昭和30年代、日本本土が復興を遂げる中、沖縄は米軍に蹂躙され続ける。沖縄の自立を目指す瀬長亀次郎と人民党。人民党を共産主義者と見るアメリカ軍。そんな中、沖縄人でありながらアメリカ軍の指令で人民党の内部を探る琉球警察公安の主人公は、次第に亀次郎に惹かれていく。

    ハードボイルド小説としてとても面白かったです。
    ただ、全てを沖縄に押しつけているようで、本土の人間としては罪悪感を感じる小説でもありました。

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    2025年03月11日
  • 一睡の夢 家康と淀殿

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    大坂の陣は、開戦に至る政略を舞台とするか、開戦後の戦略を舞台とするかの両方が描ける題材だと思うが、本作品は前者の物と思う。この大坂の陣を扱った作品で将軍となった秀忠を多めに登場させているのは特徴的だと思ったが、それ以外はこれまでの大坂の陣物語とさほど変わりはなく、良くも悪くもふつうといった感想だった。

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    2025年03月04日