伊東潤のレビュー一覧

  • 武田家滅亡

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    ネタバレ

    長篠の戦の後から武田家滅亡までの話
    北条から武田勝頼に嫁いだ桂を軸に武田家の終焉を描いた。
    長篠の戦いに負けたことが原因でなく、マネジメントの失敗が武田家滅亡の原因であった。

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    2013年04月21日
  • 武田家滅亡

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    長篠の戦の後から武田家滅亡までの話。偉大な先代を父に持つ勝頼の、出生から持ち続けた苦悩と、陣代として武田家をまとめきれない心痛が描かれている。

    おかげで戦バカ的な印象しかなかった勝頼像だったのが変わってきた。

    また、勝頼の周りにいる正室や重臣たちだけでなく、下級武士たちの武田家に対する想い・感情も描かれており、本作が武田勝頼一人を主人公としたものではなく、タイトルどおり武田家滅亡にからむ多くの人物の視点からとらえた大作といえる。

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    2012年07月17日
  • 武田家滅亡

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    すごい面白かった!武田詳しくないんですが、真田太平記を思い出したり、天地人を思い出したり(笑)しながら前後関係の把握してました。




    しかし桂の勝頼への気持ちは男女の恋愛じゃダメだったのかしら?
    そもそもその辺の桂の心の遷移が共感できなくてそこだけはイマイチかな〜…

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    2011年09月07日
  • 叛鬼<文庫版>

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    最初50ページくらいまで出来事の羅列が多く、また登場人物が同姓ばかりで頭の整理がなかなかできず、読むのが辛い。中後半はストーリー性もあってそれなりに楽しんで読めた。

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    2026年08月15日
  • 決戦!関ヶ原

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    怪僧恵瓊・安芸武田家を滅ぼした毛利家に復讐するために蜘蛛の巣の様に罠を張り巡らす。吉川広家は徳川家と内通し毛利家をなんとか戦闘に参加させない様に画策する。主君輝元は天下人の器も無いのに中途半端な欲に目が眩む

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    2026年08月13日
  • 琉球警察(文庫版)

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    時代的にちょっと描写も古臭いけど、ストーリーはわかりやすい。ただ、瀬長亀次郎を絶賛したい感が強い。最近続きが出たので読んでみよう。

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    2026年08月07日
  • 夢燈籠-野望の満州

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    伊東潤さんの『夢燈籠 野望の満州』を読んだ。終盤にかかってこの物語をどう終わらせるのかと思っていたら、まさかの続編を待てとのこと。実在の人物がたくさん登場するので主人公も自分が知らないだけで歴史上の人物なのかと調べたら、こちらは創作の模様。今後どんな人間模様が描かれるのか楽しみ!

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    2026年07月12日
  • 鋼鉄の城塞 ヤマトブジシンスイス

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    伊東潤さんの『鋼鉄の城塞』を読んだ。漫画『アルキメデスの大戦』とは別の視点の戦艦大和観。なぜ負けると分かっていて米英との開戦に踏み切ったのか。真珠湾を経てなぜ日本が勝てると勘違いしてしまったのか。苦々しい思いでページを繰った。げに恐ろしきは人の業。日本は負けるべくして負けたのだ…

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    2026年07月12日
  • 北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録

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    上杉景虎の物語。上杉景勝と直江兼続の物語には良く触れるが、景虎の側から見たのは新鮮だった。見方が変わると評価も全く違って勉強になる。憎っくき樋口与六であった。

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    2026年06月12日
  • 決戦!大坂城

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    冬、夏の大坂の陣をテーマにしたアンソロジーですが、主要人物の個性に独自の解釈を加えて史実の裏側を想像している幾つかの作品はそれなりに面白かったものの、それ以外はただ奇を衒った仕掛けを放り込んだだけで小説としての質は全く物足りず、前作と比べてかなり残念な一冊でした。

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    2026年05月22日
  • 天下を買った女 室町擾乱

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    文庫本巻末の解説を読んで、夜叉の都、一睡の夢 家康と淀殿、に続く日本三代悪女の著者作品を
    読んだのだと気づいた。

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    2026年05月19日
  • 城を攻める 城を守る

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    読んでいて面白くはあるのだけど、
    地図とかと文章がなかなか紐づかず、
    読むのに苦労した。

    行ったことのある城はある程度イメージがついたが、
    ない城はこの本だけで想像を膨らませるのは、少し辛いな。
    読んでいて、この著者もっと書きたいことあるんちゃうと思ってしまった。
    中途半端とも違うが、期待していた内容とは違ったな。

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    2026年04月08日
  • 浪華燃ゆ

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    「こうしたい。だがそれは今ではない」と思って無為に時を過ごしてしまう。そのうち若い頃の英気が失せてしまうのだ。
    それでは駄目だ。こうと思った時が立つべき時なのだ。
    この1文が心に響いた
    やらない後悔で悔やむのはもう止め
    挑戦の1年に決意した

    理想の社会を描いて与力を辞めてまで
    私塾を開いたにも関わらず
    1番弱い庶民だけが泣きをみるという
    最も皮肉な結果に乱が終わってしまったという
    何とも皮肉な人生を描いた本

    内容的には1番の盛り上がりの
    大塩平八郎の乱の内容が1番盛り上がらず

    前半がとても素晴らしい作品だったのに
    非常に残念
    乱の首謀者ことごとく⭕️亡しているので
    内容自体が残っていない

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    2026年03月16日
  • 叛鬼<文庫版>

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    面白かったんだが、似てる名前が多すぎて、やはり登場人物の区別がつかなかった。主役の長尾景春と太田道灌、上杉定正、上杉顕定が区別できるのが物語の中盤じゃ…

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    2026年03月02日
  • 覇王の神殿 日本を造った男・蘇我馬子【電子特典付】

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    今までにない視点で面白く読み進めた。
    倉橋宮での崇峻天皇の描かれ方が斬新。
    厩戸皇子の死が日本書紀では唐突だと感じていたので、これもありかなと思うが、厩戸と馬子の関係性はしっくりこない。また、推古天皇の感情の描かれ方も雑だと感じた。
    誰にも本当のことがわからない歴史の解釈としては面白いが、一方、感情を持った人間関係の機微よりも、解説的でやや強引に物語を進めることを優先している感がある。

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    2026年03月01日
  • 鋼鉄の城塞 ヤマトブジシンスイス

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    ネタバレ

    戦艦大和の建造に係る若手技師の物語。

    単純な建造物語にしても面白かったと思いますが、読みやすさを考えると余計なエピソードがあるものの架空の若手技師でよかったです。
    ただ、本編の出だしで友鶴転覆事件や第四艦隊事件が出てくるのでもう少し技術的な話が中心になるかと思いましたが、特に後半はラブ&サスペンス中心でちょっと残念でした。
    実在の池田武邦がプロローグとエピローグを務めるのですが、TVドラマならこれでもいいと思うものの、小説なので他の実在の技師たち、牧野茂や西島亮二の戦後の話も欲しかったところです。

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    2026年02月21日
  • 鋼鉄の城塞 ヤマトブジシンスイス

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    プロジェクトX的なイメージかと
    思っていましたが少し異なりました
    技術士官目線からの物語は稀なので
    その部分は楽しめました

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    2026年02月01日
  • 一睡の夢 家康と淀殿

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    豊臣家は関ヶ原の戦い以後徳川家康によって公儀の場から徐々に遠ざけられる。淀君は秀頼を神格化するため公の場に姿を見せるのを極端に嫌がる。家康は豊臣家を残す事も考えるが秀忠は潰す事を考える。徳川幕府は天下の政を整え始めたが幕府内で本多父子と大久保忠隣との派閥争いがおこる。まだ豊臣家も健在な時いつ天下がひっくり返るとも限らない。家康はまだ世の中が安定してないので武辺者の忠隣ではなく謀略に長けた本多父子を残すことにして忠隣は改易とした。豊臣家を残す事を考える家康。滅ぼす事を考える将軍家。武家の誇りを遂げようとする茶々。大坂城と言う巨大な城を中心に三者の思惑が交錯する。

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    2026年02月14日
  • 叛鬼<文庫版>

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    これは関東での所領や権益を庇護してもらうべく山内・扇谷両上杉家の勢力圏での下剋上を潜り抜けた主人公の長尾景春と北条早雲の歴史小説だ。顕定への私恨から同盟同士だった太田道灌と敵味方に別れた。だが道灌もまた味方の騙し討ちから誅殺され、更なる私怨が芽生えた。息子もまた敵味方となり戦うが息子の親思いに生き様を敵として生き抜いた。「父上は己の信念を貫いたまで、何ら恥じることはありませぬ」と息子もまた顕定への怨念を剥き出して、のちに父子共に北条早雲と共に戦う。戦国下剋上では今日の味方が明日には敵に、更には私怨が叛旗する理由となる。現代でも騙し騙される相手への怨念は消え失せることがない、特に大国同士の立場か

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    2026年01月10日
  • 天下大乱

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    天下人豊臣秀吉が死に権力の空洞化を起こす中徳川家康は前田利家の死、石田三成の失脚、五大老毛利輝元との権力争いと着実に基盤を固めていく。豊臣家は朝鮮征伐に失敗し出兵した大名達に論功行賞をできないでいた。豊臣は徳川を潰す事で徳川は大老の4人に難癖をつける事で領地を接収し朝鮮出兵組に論功行賞を行おうとする。毛利輝元は西軍の総大将として大坂に入るが吉川広家に命じて徳川とも気脈を通じてどちらに転んでも毛利家の安泰を模索する。西軍は決着は長期化すると踏んで長期戦に備えていたが家康の采配で関ヶ原は1日で決着をみる。秀頼は俊才を垣間見せるが彼の登場前に事が決してしまう。

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    2026年01月26日