伊東潤のレビュー一覧

  • もっこすの城 熊本築城始末【電子特典付】

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    加藤清正の熊本城は有名だが、実際の現場で働く人物を生き生きと描く伊東潤の歴史ものは本当に惹きつけられる。
    数年前(平成28年)の熊本地震で被害を受けた熊本城。少しずつ復旧はしているのかな?
    阿蘇の雄大な風景とともに現場を訪れてみたくなった。

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    2024年02月27日
  • オフリミッツ 横浜外事警察

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    アメリカに住んだことのない人に"アメリカの方が本音と建前がはっきりしてる"と言うとすごくびっくりされる。
    久しぶりに、アメリカに居たときに100回に1回くらいで遭遇した違和感を思い出した。2000年代だったからそれくらいの割合だったけど、60年代なんて違和感どころかガッツリ差別だったんだろう。

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    2024年01月21日
  • 浪華燃ゆ

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    こういう真面目な人が思い詰めると危ないよなーと思いながら読んだ。主人公の真面目さ、行動力には学ぶところも有る。当時の環境や地理を知らなかったので勉強になった。この乱のことは教科書では一つの文章で書いていると思うけれど、沢山の人が死に、高潔な思いがあったと思うとやるせない。

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    2024年01月07日
  • 北条五代 下

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    北条早雲については、いろんな小説で描かれていて、それなりに知っていたけれど、その後の4代の当主のことは、ほとんど知らなかった。もし、北条家が天下を取っていたら、平民にとっては、住みやすい世の中になったのかもしれないけれど、やっぱり、永続きはしかっただろうな。

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    2023年10月19日
  • 覇王の神殿

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    僕が好きな「古代物」の中でも、蘇我氏については、特に興味がある題材だった。この作品は、いろんな意味で、ワクワクしながら読んだ。聖徳太子が、物凄いキレ者で、そのせいで天皇になれなかった、というのも、何となく解るような気もする。

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    2023年10月02日
  • 吹けよ風 呼べよ嵐<文庫版>

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    相変わらず、読みやすい文章と合戦の臨場感はものすごい。
    ただ、若干キャラの描き方が伊東潤らしくないかなと。
    主人公の須田弥一郎と甚八郎、上杉謙信一派等々・・・。
    登場人物に違いが見えず、ただ起こった史実を追いかけているように感じました。
    ただ、弥一郎と初乃の夫婦の会話は、いいアクセントになっています。

    武田信玄をあまり描かず、噂、行動のみで表現していたのが斬新でかつ効果的だなと思った。

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    2023年09月27日
  • 覇王の神殿

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    恥ずかしながらの初・伊東潤作品。歴史の学び直しをしている最中なので、登場人物はわかるのですが、漢字の読み方が難しい(笑)作品内容とは別のところで苦戦してしまった。(皆さんは、こうした場合にどう対処してるのだろうか。。。)
    自分が幼少期にほとんど本を読んでこなかったので、こうした時代小説、歴史小説に触れると、歴史を学びながら、小説も読んでいたらより身近に、人間関係などもイメージしやすくなって理解を深められてたかも?と思ったりします。
    また機会があれば伊東さんの作品を読んでみたいと思います。

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    2023年09月25日
  • 修羅の都<文庫版>

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    ネタバレ

    修羅の都(前作)を夜叉(の都=本作)が守る
    夜叉=政子の内面は揺れてブレて周囲の意見に
    流されていて「期待はずれの弱さ」だったけど

    作品は個々の事件(イベント)に到るまでの動
    機(知らんのもあった)や人間関係を丁寧に描
    くことで鎌倉初期のドロドロが理解をしやすい
    一つの解答として納得できるものになっている

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    2023年09月06日
  • 英雄たちの経営力

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    各偉人の事績等を軽く紹介した上で、その経営力を評価していくという一冊。
    知らない人物やこれまでの自分の中での評価とは違う評価もあってなかなか興味深かった。
    が、読み物としてはそれほど面白くはなかった。

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    2023年08月28日
  • 囚われの山

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    日露戦争直前の八甲田山雪中行軍演習における大遭難事故、その原因に対する定説の矛盾点を抉るミステリー小説である。
    部隊兵員の軽装と指揮官の服装の差、殉難者200人を当局が199人と発表したこと、ここに軍上層部による極寒状況下での兵員の耐寒人体実験への疑惑と消された一人が現地人に殺され隠された事実があったとする。この行軍演習の真の目的を上官から知らされ伝達の密命を帯びた当人がその消された本人であったとする。軍隊組織の統制の問題と現地住民との関係、真相解明のストーリー構成の錯綜で少し釈然としないものが残る。猛吹雪の中で方向を見失い彷徨う部隊の絶望感はリアルである。
    主人公が個人の問題を抱えながら雑誌

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    2023年08月19日
  • 修羅の都<文庫版>

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    大河ドラマのノベライゼーションっぽくもあり、頼朝の死因に新たな仮説を打ち立てた、とても読みやすくそれでいて非常におもしろい小説です。
    毎度ながら、さすが伊東潤!!

    続編も楽しみです。

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    2023年07月19日
  • 浪華燃ゆ

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    ネタバレ

    大塩平八郎を描いた歴史小説。

    前半の志のすばらしさに対して、後半の暴挙に至る心境の変化が急なように感じましたが、大塩平八郎及びその乱を主題にした小説は初めてだったので勉強になりました。
    吉村昭さんだったら乱の後の逃亡生活も克明に描いて3部仕立てになっていたかも。

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    2023年07月13日
  • 浪華燃ゆ

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    大塩平八郎の物語として期待をして読み始めたが、大塩平八郎の人物像も、なぜ大塩平八郎の乱と呼ばれる行動に出なければならなかったのか?平八郎を指導、青鬼行動を共にした多くの人々の心理の描写など、読んでいて、物足りない、歯がゆい、もう少し彼らの心情に迫ることはできないのか?自分が物語をかけるわけではないのに、物足りない思いをしながら読み終えた。

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    2023年06月15日
  • 城をひとつ―戦国北条奇略伝―(新潮文庫)

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    北条家に仕えた謎多き軍師大藤家をベースに関東一円を統べた北条家の栄枯盛衰を連作短編の流れで描く作品。大藤家は「入込」と呼ばれる術(敵の内部に侵入しやり込め内部から瓦解させる手法)を武器に城をとっていく。その様はいわゆるスパイものの読み口でく読みやすい。この手のストーリーにありがちな誰が化けているか分からない、ということは無いがどのようにして大将を取り込んでいくかで読ませるので面白い。気になった所として相手方がコロッと騙されすぎでは?と感じる場面も。北条家の物語は詳しく知らなかったので中々に楽しかった。

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    2023年06月14日
  • 合戦で読む戦国史 歴史を変えた野戦十二番勝負

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    歴史作家が史実ベースで各種合戦を解説していく。取り上げられている合戦は桶狭間や長篠、川中島に大坂夏の陣など特段詳しくなくても覚えのある有名なものばかりなので、親しみやすく読める。
    勝ちに不思議の勝ちありは本当か…。エンターテイメント的にはやはり天才的采配によって混戦から勝ち取った勝利からの快進撃というものを期待するが、実際は情報収集や根回しの違いなど、戦術以前の戦略での差が効いてきているという分析が多い。
    まあ、やはり現実というものはそんなものであろう。あと、油断と慢心はよくない。

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    2023年06月13日
  • 歴史作家の城めぐり<増補改訂版>【電子特典付】

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    関東方面の歴史的な知識が浅すぎて、またaudibleだったせいもあり
    わからないままどんどん進んでしまって
    この本の良さの半分も味わえなかった気がする。
    もう少し下調べしてから読み直そうと思う。

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    2023年04月19日
  • ライトマイファイア<文庫版>

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    母から借りた本

    10人の死者がでた簡易宿泊所の放火事件
    そこで身元不明者の物らしい大学ノートが発見される
    ノートには暗号のような文字が記されていた
    それは何を意味するのか

    現代に起こった放火事件と45年前に起こった飛行機ハイジャック事件
    この二つの事件が交錯しながら進んでいく
    よど号ハイジャック事件がモデルになっている
    高度成長期が背景にあり、学生運動が盛んに行われていた時代
    史実は分からないが、まさかそんな行き当たりばったりで?
    ハイジャック成功しちゃうの?
    と思わないでもないけど、現代のようなハイテクな時代ではないからこそ成功したのかもしれないなと思う
    よど号の犯人達のことはこれま

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    2023年04月07日
  • 武士の碑

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    幕末ものは大好きで、よく読んでいるが、薩摩ものはあまり読んでいない。「翔ぶが如く」ぐらいか。
    これは面白かった。殺伐としそうな戦争シーンも途中に入る海外渡航エピソードが、全体柔らかくしている。

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    2023年04月05日
  • 走狗

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    どちら側の立場にも、それぞれの正義や思想、哲学があるので、どちらが正しいという事はない。
    特に明治維新から明治政府の黎明期には、特にそうだろう。
    たたそれぞれが命をかけて生きていた事がわかる。

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    2023年03月02日
  • 修羅の都<文庫版>

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    ネタバレ

    テンポが良かった。悪く言えばあっさり。前半は頼朝政子が大分賢く書かれていて正直鼻についたが後半は頼朝が認知症になっていく描かれ方だった。後半が書きたかったのかなあと思った。

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    2023年01月28日