伊東潤のレビュー一覧

  • 修羅奔る夜

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    物語としては、ご都合主義的な展開が多くてうんざりしたが、ねぶた制作のドキュメンタリーとして読む分には非常に良く出来ていると思う。青森県出身の私でも知らない部分が多々あり面白かった。

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    2023年01月13日
  • 威風堂々(下)-明治佐賀風雲録

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    明治維新後、世界に近代国家としてデビューした日本ですが、多くの問題を抱えていました。
    西郷隆盛、大久保利通、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする薩長による藩閥政治の巨大な壁。
    テロに遭い片足を失っても、信念のために邁進する大隈重信。
    国会開設、政党政治への移行、内閣総理大臣就任、早稲田大学創設と、後の日本の礎を築いた大隈重信の生涯を描きます。
    感動しました!

    「社会に出るのは武士の初陣と同じで難しい。社会には伏兵も多くいるはずなので必ず失敗する。だが失敗に落胆はするな。失敗は糧となり、必ずや成功に結び付く。失敗こそが学びの機会であり、社会という大洋を航海するには、学問という羅針盤が必要だ」 ー

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    2022年12月29日
  • 威風堂々(上)-幕末佐賀風雲録

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    九州の佐賀城下に誕生した八太郎。後の大隈重信。
    佐賀藩主鍋島閑叟に才能を見いだされ、同じ志を持つ仲間たちと、激動の幕末へ乗り出します。
    西郷隆盛、大久保利通、坂本龍馬、岩崎弥太郎たちと巡り会い、佐賀と日本の未来のために奔走します。

    「分かりました。学びは死ぬまで終わりませんからね」
    「そうだ。人は死の瞬間まで学び続けねばならない」 ー 11ページ

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    2022年12月29日
  • 真実の航跡

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    実際にも このような事件があったこと 初めて知った
    戦争の恐ろしさ 闇深さを改めて突き付けられたように思う

    ただ読後感がどこかあっさりしていて もっと どっぷり がっつり 向き合いたかったな と少し残念

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    2022年12月12日
  • 修羅奔る夜

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    山本一力先生の作品を読むかのように、自分の
    命をナニかに掛ける者が描かれている(´・ω・`)
    途中で事件が起きないなと思ったのはミステリ
    好きの性なのでご勘弁をw
    主人公の兄が命を懸けて成し遂げる話と思わせ
    ておいて、途中からグダグダになる処は現実と
    して病の身にならないと分からない不甲斐なさ
    だろうが・・・ダメなやつだった
    登場人物が皆さんありがちに嫌で無神経な人物
    像だったのに最後には全員良い人になってら~

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    2022年12月10日
  • 天下大乱

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    秀吉の死から関ヶ原に至るまでを、「正史」を忠実にトレースしながら、その裏で交わされていただろう家康と本多昌信や、毛利輝元と安国寺恵瓊などの会話を通じてストーリーが進んでいく。
    「知っているお話」がなんでそうなったのかを、会話で追っていくので、つまんなくはないんだけど、途中かなりかったるい場面があったり、いやさすがにそういう話しにはならんだろうとツッコミたくなるシーンが積み重なっていき、だんだん読むのが億劫になってしまった。
    しかし、解説的な文章も多いため、戦国ものを読み始めたばかりの人には入門編としては、親切な内容と言えるのかもしれない。そもそもの物語自体は骨太だから、もちろん読み応えはあるの

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    2022年11月18日
  • 修羅奔る夜

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    病に倒れた兄を助けてねぶたを作る紗栄子。東京での意味を見つけられない生活が、青森に帰ってねぶた作りに真剣になる事で、変化をもたらす。
    ねぶた祭り、ねぶた制作がよくわかって良かった。

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    2022年11月06日
  • 威風堂々(下)-明治佐賀風雲録

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    大隈重信を描いた歴史小説の下巻。

    維新後から重信が亡くなるまでを描いている。
    士族の反乱に関しては直接関与もしていなかったこともあり、故郷の佐賀の乱については多少詳しく描かれていたが、西南戦争も含め冷めた感じがしました。
    また、次々に維新時の関係者が死んでゆくのですが、大隈と最後に会った後でその後の死までを解説するので、次の話の時間軸と異なってしまい時系列的に混乱させられました。
    しかしながら大隈一代記としては良くできていると思いました。
    良かった点としては、鍋島閑叟や五代友厚からの最後の諫言が素晴らしく、一般的にも通用すると思いました。
    あと、外国との対峙の考え方ではで寄らば切るぞ、武士は

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    2022年10月21日
  • 覇王の神殿 日本を造った男・蘇我馬子【電子特典付】

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    蘇我氏といえば乙巳の変で討たれた蝦夷・入鹿親子がまず浮かびますが、そもそも蘇我氏を大きくしたのは稲目・馬子親子なわけで、その辺りのお話は厩戸皇子目線のお話を以前に読んだけど、馬子目線のお話は初めてかもですね。時代の流れはよく分かったけども何だろう…何か物足りない感が残るなぁ(^^; この作家さんは3冊目ですが、最初に読んだ本はほんと面白かったのにな…うん。

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    2022年10月16日
  • 合戦で読む戦国史 歴史を変えた野戦十二番勝負

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    戦国史の転換点となった合戦を後世から分析。なるほど、歴史にifはなくても、なるべくしてそうなったのかな。勇将勝頼も信玄のカリスマが武田を滅ぼしたのか。設楽ヶ原や山崎の合戦当日の天気など。
    やはり、合戦はうまくいかない想定をどれだけ積んでいるかなんだろうなぁ。

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    2022年09月16日
  • 合戦で読む戦国史 歴史を変えた野戦十二番勝負

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    伊藤潤の著書はとても読みやすく、この本も一気に読むことができた。
    もう少し目新しい視点があるかと期待したけど、考察は普通だったかな。

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    2022年09月11日
  • 茶聖(下)

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    静かなる闘いが終わった。
    が、闘いは終わってないかのような読後の余韻。

    『利休にたずねよ』は美がテーマで新しい利休像をみた。
    今作も生き様を見せつけられた

    ※評価はすべて3にしています

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    2022年08月19日
  • 茶聖(上)

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    静かなる闘いがそこにある。下巻でどうなるのか。
    この静けさはものすごい緊張感。

    ※評価はすべて3にしています

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    2022年08月17日
  • 鯨分限(くじらぶげん)

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    太地での鯨漁を生業としていた人達の明治維新前後の話。特に史実を元にした大背美流れの話は迫力があった。

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    2022年08月14日
  • 横浜1963<文庫版>

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    米軍の基地があり、半ば占領下だった頃の横浜を舞台にしたポリス・ストーリー。一種のバディものとも言えるが、その片割れである日系三世のショーンが物語に登場するのは、頁も半ばを過ぎてからで、かなり変則的。で、ショーンのパートになると今度はソニーの影が薄くなる。よくある言い方をすると、主人公は横浜という街そのものと言うことだろう。ミステリとしてはロジックが付けたりのようで、ラストのツイストもありきたり。ポリス・ストーリーとしては、捜査の描写など淡泊すぎる。それでも当時の横浜の目に見えるような描写は魅力的で、やはり作者さんが書きたかったのはそのなのだなと思う。

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    2022年07月20日
  • 潮待ちの宿

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    時代のせいで前途多難な様子で終わったけれど、主人公のこれからの人生にたくさんの幸せが訪れますように、と祈らずにはいられませんでした。

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    2022年07月05日
  • 修羅の都

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    鎌倉時代ってあんまり興味がなくて小説なんかもほとんど読んでこなかったんですが、大河ドラマ進行中というのもあって読んでみました。日本史でさらりと習ったくらいの知識しかなかったので、大河ドラマを補完する意味でも面白かったです。ただ、政子のキャラクターが掴みづらいというか、賢い人ではあるんだろうけど意外と冷たくも見えるし…我が子を自分の手で育てるわけではない身分故か、親子関係は結構冷え冷えとしてますね。それと頼朝が認知症で自分を失っていく過程が生々しく、義時の切れ者っぷりが大河ドラマ以上であるのも見ものでした。

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    2022年06月25日
  • 茶聖【電子特典付】

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    以前読んだ有名な利休の某歴史小説が、なんかちょっと違うなぁ…と感じており(のっけから毒を吐いて失礼します)、他のを読んでみたかったのだ(本当は井上靖氏の「本覚坊遣文」が読みたいのだけれど…)さらに感じ悪くてすみません

    秀吉と利休は光と影だった
    だが光と影が互いの領域を侵そうとすれば、待っているのは破綻だけ…
    茶の湯によって天下を統べようとまず企んだのは織田信長
    土地には限りがある
    茶の湯を流行らせ道具の値打ちを高める
    皆の固定観念を変える
    そして茶によって武士たちの荒ぶる心を鎮める…
    それを引き継ぐ秀吉
    力によってこの世に静謐をもたらそうとする秀吉
    その力をうまく操り封じ込めようとする利休

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    2022年06月07日
  • 修羅の都

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    続けて鎌倉関連の作品。
    悪いイメージで描かれることが多い頼朝・政子夫妻視点ではどう描かれるのかと不安と期待で読んでみた。

    意外にも政子は大河ドラマのキャラクターに近い。
    義経排除の際は頼朝の冷徹さに付き合っていて、またダークサイドな政子か…とうんざりしていたが、その後は情に深い政子が強くなっていく。
    静御前が生んだ男児の助命嘆願したり(叶わなかったが)、大姫入内話の時には『佐殿は、どのようなものでも利用なさるのですね』と皮肉、頼朝が邪魔な勢力を次々排除していくのには『鎌倉府第一を掲げれば何をやってもよいとなれば、その大義の刃は己や妻子眷属に向けられる』と苦言と、読みながらハラハラするほど。

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    2022年06月01日
  • もっこすの城 熊本築城始末【電子特典付】

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    織田信長の安土城を建築した父、木村高重の息子木村藤九郎。父親が残した築城の秘伝書を懐にして、加藤清正のもとで、日本一の城を築くため、奮戦していく。

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    2022年05月10日