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桶狭間の戦いは信長の天才的用兵による「大勝利」だったのか。大坂の戦いにおいて、豊臣家の滅亡は必然だったのか。肥前国平戸藩主・松浦静山の名言「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」ははたして真実なのか――。
人気歴史作家が、戦国史の転機となった十二の野戦に着目、新史実を踏まえて勝因・敗因を徹底分析する。「優位に立つ者は奇道に走ってはならない」「実際の戦場は誤算と失点だらけ」「どんな戦いも勝負は紙一重」等、ビジネスにも人生にも役立つ教訓を導き出した、画期的な戦国合戦史。
Posted by ブクログ 2022年08月14日
「賢者は理屈で動き、愚者は感情で動く。」人気歴史作家が分析した戦国の合戦十二番勝負。
幅広い分野の歴史小説で名を馳せる筆者の一冊。小説を支える豊富な知識に基づいた、戦国時代の合戦を最新の知見から分析している。
本書は陸上自衛隊の隊内誌「修親」という何ともマニアックな雑誌の連載コラム。かなり専門的...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月13日
歴史作家が史実ベースで各種合戦を解説していく。取り上げられている合戦は桶狭間や長篠、川中島に大坂夏の陣など特段詳しくなくても覚えのある有名なものばかりなので、親しみやすく読める。
勝ちに不思議の勝ちありは本当か…。エンターテイメント的にはやはり天才的采配によって混戦から勝ち取った勝利からの快進撃とい...続きを読む
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