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Posted by ブクログ
長いこと関西に住みながら、大塩平八郎の乱の詳細は知らずに過ごしてた。目的は崇高でもやはり周囲が諌めたことの方が正しかったのかもしれない。暴力革命は大衆の支持を得られない。勇気ある対話を続けるしかないと心得るべきだった。
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大塩平八郎の話。
大塩が言っていることも分かるし、思いも分かる。しかし、どうしようもならないこともある。どんどん尖って、追い詰め、追い詰められていく。
それでも、自分が出来ることを信じて、発信していくしかないのだな。
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小説としてはそこまで面白くなかったが、大塩平八郎について、学校の教科書レベルの知識しかなかったので大変勉強になった。時代背景は十分理解していたので、人となりと思考回路がわかっただけでも収穫。
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こういう真面目な人が思い詰めると危ないよなーと思いながら読んだ。主人公の真面目さ、行動力には学ぶところも有る。当時の環境や地理を知らなかったので勉強になった。この乱のことは教科書では一つの文章で書いていると思うけれど、沢山の人が死に、高潔な思いがあったと思うとやるせない。
Posted by ブクログ
大塩平八郎を描いた歴史小説。
前半の志のすばらしさに対して、後半の暴挙に至る心境の変化が急なように感じましたが、大塩平八郎及びその乱を主題にした小説は初めてだったので勉強になりました。
吉村昭さんだったら乱の後の逃亡生活も克明に描いて3部仕立てになっていたかも。