【感想・ネタバレ】浪華燃ゆのレビュー

あらすじ

わしは己に厳しくあらねばならぬ。

陽明学を究めた学者でもあり、大坂町奉行の敏腕与力でもあった大塩平八郎は、家族、門人たちをも巻き込んで、命を懸けた世直しに挑む。

立場にあぐらをかき、豪商と結託して私腹を肥やす上役ども。
立身出世に目がくらみ、悪事に立ち向かえない同僚、同輩。
世のため人のためにならぬ御託ばかりを並べる学者たち。

この男は、すべての不正を許さない!

江戸幕府の瓦解はここから始まった。
歴史時代小説の実力派・伊東潤が大塩平八郎の乱を描く!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大塩平八郎を描いた歴史小説。

前半の志のすばらしさに対して、後半の暴挙に至る心境の変化が急なように感じましたが、大塩平八郎及びその乱を主題にした小説は初めてだったので勉強になりました。
吉村昭さんだったら乱の後の逃亡生活も克明に描いて3部仕立てになっていたかも。

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2023年07月13日

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