岡本裕一朗のレビュー一覧

  • 世界を知るための哲学的思考実験

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    テーマは筆者の他の著作に被る部分が多い。
    トロッコ問題の深部については、外周だけをなんとなく触れるばかりであったため歴史的経緯など得るものも多かったが
    上記の議題が実験の優れた事例として喧伝されるべき科学的探究における秀逸さをもちえている稀有な例と考えるならば
    思考実験という枠組み自体に一端の取り組みやすさがあるのは間違いないにせよ、多様なテーマを語り通すには仰々しいフォーマットになっていないかとも感じた。

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    2022年09月26日
  • 哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで

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    表題からはお硬い内容を想像したが
    人類史の究明に関する昨今のベストセラーものの系譜の用な感じで
    議論の厳密な正確性をひとまずおいておけば、読みほどきやすく筆者の年齢が意外に思えたりもした。
    「技術、メディア、人類史」的な。

    メディアや技術の歴史が当然多岐に及ぶために、ややもすれば雑多な論証になりうるが、小気味よい筆致によって紙幅や装丁の印象よりも読破するに苦労はなかった。

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    2022年08月22日
  • 答えのない世界に立ち向かう哲学講座 AI・バイオサイエンス・資本主義の未来

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    ネタバレ

    哲学を難しくとらえるのではなく、日常に起こる出来事をどう考えどうとらえるかである事を改めて教えてくれた。
    遺伝子組み換えやアンドロイド、AIのような科学技術が進む中、それらを社会にどう取り入れるか、どうとらえるかという事を考える事が哲学。
    自動運転車が飛び出してきた子供を轢いてしまうのを避けるために運転者が傷つくのを許容できるか。子供を避けるために歩道の老人を轢いてしまう場面ではどうか。どちらかを選択しなくてはいけない中、自動運転システムをどのように構築するか。こんなことも哲学なんだなと改めて考える事の楽しさと奥深さを感じさせてくれた。

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    2022年08月16日
  • フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ

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    サルトル以降のフランス哲学の主要人物が紹介され、その思想のエッセンスが解説された本。難解な表現が「分からない」ことに悩み、なんとか「分からねば」と思っていたので、表現の分からなさこそに意味があるとしれました。

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    2022年07月29日
  • いま世界の哲学者が考えていること

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    IT革命、BT革命、資本主義、宗教、環境問題といったテーマに対する、現代の哲学の考え方をまとめている本。
    IT革命が人文主義を終わらせ、BT革命が人間主義を終わらせるなど、21世紀の大きな社会的な動きに対して哲学的な概念を適用していく流れは面白さを感じた。クローン人間や格差是正に関する倫理観・正義感には納得しやすい考え方もあった一方、実在的転回や宗教のの個人化などのテーマは難しさを感じた。

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    2022年06月14日
  • リーダーの教養書

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    ネタバレ

    何かで目にした教養書リスト。スコープをひろべるべく、良著に出会うべく読書

    メモ
    ・ヒットを生むための時代性✖️普遍性
    ・教養は奴隷にならないためのもの。選択肢を増やすためのもの。
    ・品があるとは欲望の速度を抑えられるということ。物事を抽象化し、汎用度高く捉えられるということ。実用的とは対をなす事も少なくない部分。それが教養。
    ・教養を深めることでパターン認識が豊富になる。
    ・コアがあるからこそ柔軟に動ける、いろんなことを仮置きできるようになる。

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    2022年02月13日
  • フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ

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    終盤飽きたけどおもしろかった

    時代時代の思想が、世界をみる"眼鏡"に例えられてて、だから個々への相性がもちろん存在する、みたいなこと言われててけっこうしっくりきた

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    2022年02月07日
  • 哲学の世界へようこそ。 答えのない時代を生きるための思考法

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    学生向けに書かれていて読みやすい。思考実験の例も興味深いものが多かった。また、考え方についても記載があり、ためになった。

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    2022年01月31日
  • 人工知能に哲学を教えたら

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    タイトルがまず面白い。

    自動運転など、問題がまだまだある。そう感じさせられた。
    AIはもうすでに知能を持っている。そう思う。

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    2022年01月22日
  • 哲学の世界へようこそ。 答えのない時代を生きるための思考法

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    哲学ってこーいうことかあってなれた。
    自分が身近なトピックであればあるほどこれ調べて根拠にしよう!とか思いつくけどそうでも無いやつはどれ調べればいいかすらピンと来なかった。

    筆者の意見とたまたま違くても読んじゃったらな「な、なるほど....」って納得しちゃうのでまだまだ子供です

    世の中そーいうもん、って納得しなきゃいけないのが現実だけど答えのない難しい問いにどうにか考えて答え出すのが哲学か!ムズ!

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    2022年01月04日
  • 教養として学んでおきたいニーチェ

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    ニーチェのスタンスなど解説されている本書を踏まえたうえで、今の自分には自己啓発的な読み方をするのが合っていると感じました。

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    2021年11月14日
  • ほんとうの「哲学」の話をしよう 哲学者と広告マンの対話

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    2021.10.03 かなり刺激的な本であった。特に最後の章は刺激的。AIに牛耳られてしまうなか!

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    2021年10月03日
  • いま世界の哲学者が考えていること

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    哲学から時代を考察する重要性を再確認。
    技術の発展も大事だけど、様々な学問の知見から
    多角的に考察することで、筋が見えてくるはず。

    哲学といえばお堅いイメージだったけど、
    この本は入りやすかった。

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    2021年09月09日
  • 哲学の世界へようこそ。 答えのない時代を生きるための思考法

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    ## 感想
    物事を多角的に捉えるための、一例の思考プロセスを学べた気がする。
    豊富に文献を紹介してくれるため、単純に哲学書を読んでみたくなった。

    ## 残ったフレーズ
    - コピーもオリジナルも巡る、絶対的なオリジナルなどない
    - 現代人は個人というより分人
    - 多様なキャラを持つのが本質
    - 「ほんとうの自分」信仰
    - 安易な共感は危険にもなりうる
    - 良心は同調圧力とも取れる
    - 愛はn通り 性別にも、人間かどうかにも囚われない
    - 友敵は絶対的に決まるものではないし、「友達」で一括りにする必要もない
    - スピノザ:自分の力を大きくするか否かで考える
    - 頭にこびりついた「労働倫理」
    - したいことを強く持っている方が、不幸な結果を生みうるような、やりたいことを求め続ける「ギャンブル」に入っていき、結果失敗する可能性が高い、とも言える
    - 考え抜く手法
    - 1. 直感をもとに立場を決める「その立場を選んだ根拠は?」
    - 2. 根拠に説得力を持たせる「その根拠はどれだけ妥当か?」
    - 3. 別の観点から問い直す「より納得のいく根拠はないか?」
    - 4. 使える結論を導き出す「感情ではなく理性に基づいた結論か?」

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    2021年08月10日
  • 思考実験

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    思考実験を集めた本を読みたくて、あれこれ調べた末に見つけたのがこの本。単に思考実験を羅列したのではなく、いくつかのテーマに分け、作者の思索がきちんと伝わってくる書き方がよかった。

    自分とは何か、他人とは何か、道徳とはどういうことか、生きることに価値はあるのか。そういった根本的な問いかけに対して、哲学書から文学、映画までも「思考実験」と捉え紹介してくれる。大変興味深かった。作者が引いてくれるわかりやすいガイドラインに沿って、自分も一緒に考えられる感じて、興味深く感じた。

    やや残念だとすれば、本の量に対して多くのテーマを盛り込みすぎたような感じで、ひとつひとつについての掘り下げが中途半端に感じたことだ。まあ、それはこの本が一種の入門書というか手引き書で、さらに突っ込んで考えたければ自分で進んでいけ、ということなのだと納得することにしよう。

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    2021年08月05日
  • 答えのない世界に立ち向かう哲学講座 AI・バイオサイエンス・資本主義の未来

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    あらゆる問題を哲学を交えて考える
    ・アリストテレスからの系譜 考え方
    ・色々な視点
    ・プラトンの思想

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    2021年06月14日
  • 人工知能に哲学を教えたら

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    人工知能と哲学、なんてワクワクするタイトルだろう。読まなくても自分の中に妄想が膨らんでいくのがわかる、危険なフレーズである。人間とはなんなのかを悩み続ける主体が気付けば自分も人工知能だったなど星新一が何十作も書いてそうなありきたりな妄想に勤しみながら読むことを決意した。

    大学で哲学を教えているという筆者が人工知能と哲学(ここでいう哲学は主に倫理面だ)について様々な面からあり方を考えるものだ。全ての章が巧妙に純粋な希哲学者の私の興味をせっせと引いてくる。万有引力を実感した。その中でも特に面白かったトピックは1章の「AIvs正義」や3章の「AIvs芸術家」や5章の「AIvs労働者」などである。どうだろう、これが面白そうに見える人とはとても気が合うと思う。

    本文はトピックに関連して過去に議論された思考実験や筆者の創造などが混ざり合って面白いものになっている。どこまで内容が有効なのかはわからないが、読みながら自分の妄想に取り込む材料としてはもってこいな内容だと思う。内容について細かく話したいがいかんせn興味深い内容なので本分量にも負けないほどの文量で書いてしまいそうなので遠慮しておく。

    1番印象的だったのは「人間主義の終わり」というフレーズだ。確かに人権や倫理観について人工知能にも当てはめると人間の範囲がどんどん広がると感じた。ただ変に拗らせてハルマゲドン信仰などに入れ込まないように注意したい。我々人類にとって最も大切にするのはなんなのか、全ての思考を人工知能に任せる世界になる前にもう一度考えるべきではないだろうか。

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    2021年05月03日
  • 哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで

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    メディアによって発展した人類の歴史をもとに、
    読者にテクノロジーが世界にどのような影響を及ぼしていくのかを考えさせる本。

    正直、あまりよく理解できなかった、、、。

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    2021年03月12日
  • ほんとうの「哲学」の話をしよう 哲学者と広告マンの対話

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    哲学と広告の共通点として『概念をつくり対象の行動を変える』ということ。

    近代からの『人間中心主義の終焉』から、哲学や広告の死、人間の死まで発展する対話がおもしろく読みやすい。

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    2021年03月04日
  • 教養として学んでおきたい哲学

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    別の哲学入門書と並行して読んでいたため、比較的さらっと読めました。
    現代哲学に近づくにつれて、理解が難しい箇所があるので、そこは飛ばし気味で、つまみ食いして読ませていただいたような感じです。

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    2021年03月01日