岡本裕一朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ哲学を難しくとらえるのではなく、日常に起こる出来事をどう考えどうとらえるかである事を改めて教えてくれた。
遺伝子組み換えやアンドロイド、AIのような科学技術が進む中、それらを社会にどう取り入れるか、どうとらえるかという事を考える事が哲学。
自動運転車が飛び出してきた子供を轢いてしまうのを避けるために運転者が傷つくのを許容できるか。子供を避けるために歩道の老人を轢いてしまう場面ではどうか。どちらかを選択しなくてはいけない中、自動運転システムをどのように構築するか。こんなことも哲学なんだなと改めて考える事の楽しさと奥深さを感じさせてくれた。 -
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Posted by ブクログ
## 感想
物事を多角的に捉えるための、一例の思考プロセスを学べた気がする。
豊富に文献を紹介してくれるため、単純に哲学書を読んでみたくなった。
## 残ったフレーズ
- コピーもオリジナルも巡る、絶対的なオリジナルなどない
- 現代人は個人というより分人
- 多様なキャラを持つのが本質
- 「ほんとうの自分」信仰
- 安易な共感は危険にもなりうる
- 良心は同調圧力とも取れる
- 愛はn通り 性別にも、人間かどうかにも囚われない
- 友敵は絶対的に決まるものではないし、「友達」で一括りにする必要もない
- スピノザ:自分の力を大きくするか否かで考える
- 頭にこびりついた「労働倫理」
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Posted by ブクログ
人工知能と哲学、なんてワクワクするタイトルだろう。読まなくても自分の中に妄想が膨らんでいくのがわかる、危険なフレーズである。人間とはなんなのかを悩み続ける主体が気付けば自分も人工知能だったなど星新一が何十作も書いてそうなありきたりな妄想に勤しみながら読むことを決意した。
大学で哲学を教えているという筆者が人工知能と哲学(ここでいう哲学は主に倫理面だ)について様々な面からあり方を考えるものだ。全ての章が巧妙に純粋な希哲学者の私の興味をせっせと引いてくる。万有引力を実感した。その中でも特に面白かったトピックは1章の「AIvs正義」や3章の「AIvs芸術家」や5章の「AIvs労働者」などである。ど -